特色ある取組

遊びを通して学べる環境があります

幼児期に必要な学びが得られるように、「幼稚園教育要領」には、「遊びの中から学ぶ」ことの大切さが示されています。ふくろ幼稚園では、自分で決めた遊びににじっくりと取りめる環境を工夫し、園生活の中で無理なく幼児期に必要な学びが得られるように計画しています。ダイナミックに遊べる大型遊具が充実してあり、友達と一緒に思いを表しながら遊ぶことを大切にしています。

子どもたちは、遊びながらいろいろなことを学んでいます。遊びを通して育まれた力は、小学校以降の学習や生活の基盤になります。

ラーニングストーリー・学びの物語

遊びの中から何を学ぶ？

5歳児もり組5月「たんけんごっこ」

大きな地図を見ながら、自分だけの地図作り。できあがると、帽子を被って探検に出発！

園庭では、ポケット図鑑と虫眼鏡を手に、春の自然を探します。

浮間小学校への散歩や、浮間公園での遠足でも、春の自然に触れたり、探検のイメージで楽しんだりしました。

そこで、お話の世界のイメージを、幼稚園でも友達と一緒に形にできるようにしました。グループに分かれて、探検の場所を作り、それぞれの場所を回ったり、探検に必要な道具を作ったりして、みんなで探検ごっこをして遊びました。また、その場所でお弁当も食べ、探検を満喫した大満足の一日でした。

探検の場を作ることを通して、自分の考えを友達に分かるように伝えています。友達とやり取りをしていくうちに、相手の考えを受け入れながら、遊びを進めることを楽しむようになっていきました。また、他のグループの友達が作った場所も面白がって一緒に楽しむ姿も見られ、友達の良いところを見付けられたことが大きな学びでした。