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掲載開始日:2019年7月12日

最終更新日:2019年7月12日

<事前案内>浮間の伝統行事「マンゴリ」を開催

190712-2-17月20日(土曜日)、氷川神社(浮間2-19-6)で、浮間地区での水難防止を祈願する夏の伝統行事「マンゴリ(万垢離)*1」が開催される。
これは、荒川放水路ができる以前の浮間地区が、大きく蛇行した荒川に面しており、水害や子どもの水難事故の不安があったため、水難防止と家内安全を祈念して行われていたもの。江戸時代後期から続く伝統行事で、昭和初期まで行われていたという。
古くから行われていた伝統ある行事を後世に伝えていこうと、平成12年に約60年ぶりに復活。現在では、夏の恒例行事となっている。

(写真:昨年の様子)

北区浮間地区は、昭和5年に荒川放水路が完成する以前、荒川が大きく蛇行した所に位置しており、荒川改修後も荒川放水路と新河岸川に囲まれた地形をしていたため、水害や子どもたちの水難事故の不安が多い地区だった。「マンゴリ(万垢離)」は、こうした水による被害や事故にあわないよう、住民総出で行われていた禊(みそ)ぎ払いの行事で、江戸時代から続く地域の伝統行事であった。

地元住民によると、昭和初期まで続いていたものの、戦後になると荒川の治水が進んで水害にあうことが少なくなり、川の汚染などで泳ぐこともなくなったため、次第にこの行事は行われなくなったという。その後、地元住民の間でマンゴリを経験した人も少なくなってきているとの危機感から、平成12年に地元有志で当時の資料や聞き取りをして約60年ぶりに復活。現在では、30代~50代の若い世代の地元住民も多数参加し、着実に次の世代へ継承されている(平成29年から、より多くの方に行事を知ってもらうため、お清めは荒川ではなく、荒川近隣の都立浮間公園内のじゃぶじゃぶ池で実施)。

浮間氷川神社総代の黒田清嗣(きよつぐ)さんは「地域の伝統行事であるマンゴリで、皆さんが事故にあうことなく、安全にじゃぶじゃぶ池で楽しめるよう祈念したい」としている。

日時

7月20日(土曜日) 午前9時から

会場

氷川神社(浮間2-19-6) JR埼京線浮間舟渡駅 徒歩10分

内容

マンゴリは、「ボンテン(梵天)」に、近くを流れる荒川の水をかけて清める禊ぎ払いの行事。ボンテンとは、丸太(長さ約4m、直径約10cm)の先に麦わらで作った束を差し、その麦わらの束に、赤・青・白色の紙で作った約200本のヘイシン(幣束*2ともいう)を差したもの。ボンテンは、浮間地区の鎮守「氷川神社」の社前に立て、宮司によってお祓いをした後、担ぎ手6人と氏子や地元住民約30名に伴われ、約500m離れた荒川まで行き、川の中に立てられ水をかけて清められる(平成29年からは、より多くの方に行事を知ってもらうため、荒川近隣の都立浮間公園内のじゃぶじゃぶ池で実施している)。その後、使用されたヘイシンは、地元住民に一本ずつ配られ、水害や水難から守られるよう、各戸の玄関先に備え付けられるという。

1  マンゴリ(万垢離)

垢離(こり)(神仏に祈るとき、水を浴びて心身を清めること)の回数を多く行うことから万回のマンを付けて「マンゴリ」となったとも、よろず(万)のアカ(垢)や汚れをおとす(離)とも言われている。

2 幣束

裂いた麻や畳んで切った紙を細長い木に挟んで垂らしたもの。御幣。

 

(令和元年7月12日プレスリリース)

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