北区の歴史と文化財・飛鳥山博物館

詳細解説2 特徴

中里貝塚の貝層
 第1の特徴は、なんといっても貝塚の規模の大きさです。周辺地域の発掘調査、分布調査、江戸・明治時代の古文書や文献などによると長さ1km前後、幅70〜100mにわたると推定されます。厚さも最大で4.5mもあります。
中里貝塚の貝層
 第2の特徴は、専業的な性格にあります。中里貝塚からは、土器、石器などの道具類や骨類などはほとんど出土しませんでした。しかも出土する貝のほとんどが、カキとハマグリです。これは、一般の貝塚のように、動物・魚の骨や土器などを捨てるために使われた、日常生活のゴミ捨て場とは違うことを物語っています。
 また、貝類を加工するための遺構や遺物しか見られないことから、大規模な貝類加工専用の作業場であったと考えられます。
>>詳細解説1 想像図 >>詳細解説3 採取
>>詳細解説4 加工 >>詳細解説5 交易
>>Q&A1 >>Q&A2 >>Q&A3
>>中里貝塚 データページ

>>>このウィンドウを閉じる