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掲載開始日:2017年10月13日

最終更新日:2018年1月29日

石野枝里子さんスペシャルインタビュー

北区スポーツ大使として活躍する石野枝里子さんにインタビューしました!

 北区では、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて区内の大会開催気運を醸成しようと、北区と包括協定を結ぶ東京家政大学及び東洋大学の学生と平成29年度からオリンピック・パラリンピックに関する事業を一緒に企画・運営しています。(東京2020大会プロジェクトチーム「愛称名:#ときおぱ」)

 今回は、北区スポーツ大使の素顔を多くの区民の方に知ってもらおうと、学生のメンバーが石野枝里子さんに突撃インタビューしました!

石野枝里子5
石野枝里子さんは、2006年トリノオリンピックでスピードスケート女子チームパシュートに出場し、4位となりました。
スピードスケート女子5,000mの日本記録は、いまだに破られていません。

石野さんのパーソナルな部分について聞きました!

Q 好きな食べ物を教えてください。
A 焼肉が好きですね。高級なお肉よりも安いお肉のほうがもたれなくていいです(笑)。あとは柿の種が好きです。いろんな味が出てますでけど、普通の味が好きです。

Q 尊敬している人はだれですか?
A
 今は、スポーツに関わる仕事をしているので、頑張るアスリートを見ていると、みんな尊敬できますね。

Q 自分を動物に例えるとなんだと思いますか?
A
 願望だと猛獣系がいいです。特にクロヒョウになりたいです(笑)。

Q 座右の銘(言葉)を教えてください。
A 「挑戦」ですね。”自分で考えて、自分で行動する”ということを、常に頭に入れてやっています。

Q 北区でよく行くスポットはありますか?
A
 赤羽の飲み屋さんには、よく行きます!

 本格的にスケートを始めたのは、小学生のとき

Q スピードスケートを始めたきっかけを教えてください。
A 私は北海道の帯広市の出身なんですが、そこはスケートが盛んで、幼稚園、小学校、中学校の体育の授業でスケートがあるんです。冬に…。兄もいて、体育には親も見に行くのでそれについていって、暇だから滑り始めたのがきっかけです。
ーそのときから滑れたんですか?
 そうですね。滑れなかったという記憶がないですね。だから指導者は、向いていないですよね。滑れないっていう感覚がわからないので…。ただ、選手としてやり始めたのは、小学生のときに友達に誘われて、少年団に入ったという感じですね。これはあまり外に言っていないかもしれないです。いつも3歳のときに始めたとしか言っていないので。

Q スケートの魅力、面白さはなんですか?
A
 個人競技に関しては、ひたすら滑っているので、滑っている人の表情とか…。あと、私は長距離だったのですが、1週400mのコースを滑っていると、1週のラップタイムが上がり下がりするので、それを見比べるのが楽しいですね。でも、基本楽しくないと思います。見ているだけだと飽きちゃうので(笑)。
ーやっている側だとどんなところが面白いですか?
 スピードが出るのが楽しいですね。団体競技のチームパシュートは、見ていて楽しいと思います。相手チームと同時に滑って、3人で滑って、交代して連携も大事、1番最後の人のタイムで順位が決まるんです。

Q スピードスケートの最高時速は何kmくらい出るんですか?
A
 男子の世界トップだと瞬間時速で60kmくらい出ています。女性でも55kmくらい出ますね。長距離は時速45kmでぐるぐる周るって感じです。なので、コーナーでは重力を感じて楽しいです。

Q スピードスケートをやっていて、よかったことはありますか?
A
 いろいろ学べたことですね。社会に出ても通用することをスケートから学べました。たとえば、挨拶、礼儀、態度などをスケートから学べたのはよかったです。あとは…海外に行けることですかね(笑)。いろんな国の人と交流できて、視野が広がったかなと思います。

Q 逆につらかったことはありますか?
A 
たくさんありますよね(笑)。でも、そのときはつらいとは思わなかったんですよね。スピードスケートをやめて、よく考えてみると「つらかったなー」と感じるくらいですね。周りに「きつい競技だよね」などと言われて、”きつい競技なんだな”と感じましたね。ただ練習は、やっぱりハードで「なんでこんな練習しているんだろう」とか思ったりしましたけど、それはやっぱり、勝つため、夢を叶えるために頑張れました。
-長時間練習するんですか?
 そうですね。主な練習が2~3時間。その前後では、自分たちで練習していました。始まる1,2時間前にウォーミングアップをするので、それが午前、午後。合宿になるとみんなで朝練もやりますね。ただ合宿じゃなくても朝練する人もいるので、朝、午前、午後の3回は当たり前って感じですね。やる人は夜も練習する人もいます。

石野枝里子インタビュー2
平成26年度から平成28年度までは、北区スポーツコンダクターとして、北区の非常勤職員として働いていました。現役時代のお話も伺いました。

トリノオリンピックでの思い出

Q トリノオリンピックでの思い出を教えてください。
A
 メダルをとれなかったという悔しい思い出しかないですね。3位と4位ってこんなに違うんだなって現実を突き付けられて本当に悔しい思い出しかないんですけど…。いい思い出としては、現地の大学生くらいのボランティアの子とそのとき自分も同じくらいの年齢で、日本語もしゃべれたので、一緒に話したり、最終日には、飲みに行ったりもしました(笑)。イタリア式の飲み方も教わったりして、すごく楽しかったですね。

Q ほかの国の選手と交流はあるんですか?
A 全然あります。交流はあるんですけど、一応オリンピックなので…(笑)。みんなある程度の線は引いて、交流していましたね。たとえばレース直前とか前の日とかは、静かにしていました(笑)。冬って夏と違って、選手村が2つあるんですよ。山の競技と平地の競技で…夏は1つなので、そこが夏と冬の違いですかね。今回の平昌(ピョンチャン)に関しては、選手村が3つくらいあるんじゃないですかね。会場が離れているために、2つ3つあるって聞きました。

Q 選手村の施設ってどういうイメージなんですか?
A
 その大会によって違うんですけど、たとえばソルトレークのときは、ネイルサロンや美容室があったらしいんですけど、トリノは、郵便局とかお土産屋さん、食堂、スポンサーのオフィス、トレーニングルーム、会議室、ランドリールームとかもありました。
ー洗濯は自分でやるんですか?
 自分でやります。練習、試合が終わったあとでもやります。みんなランドリールーム使って、混むので、手洗いしたりします。

試合前はいつも通りで

Q 試合前のゲン担ぎだったり、集中力を高めるためにやっていたことはありますか?
A
 ないんですよね。ゲン担ぎしなかったからダメだったと言いたくなかったので…。いつもどおりのことをやっていました。

Q 試合のときは、緊張しますか?
A しますね。さすがにメダルがかかったレースは緊張します。でも、メダルを争うことに関われているのがすごく楽しかったので、「よし行くぞ」って気持ちが強かったですね。

オリンピックは、”戦いの場”だった

Q 石野さんにとって、オリンピックとはなんですか?
A 現役のときは人生がかかっているので、”戦いの場”っていうイメージしかないですね。今では、仕事の都合上、いろんな知識が入ってきちゃって…本来の目的である平和とか(笑)。
ー4年に1回のサイクルに合わせるのは、難しいですか?
 その日のその時間に1番のピークを持っていくのは、難しいですね。なので、1年1年でその大会に合わせる練習をして、オリンピックのその日にチカラが出せるように練習していました。でもオリンピックの前に日本代表の選考でチカラを発揮できるように調整していました。
ー日本代表の選考でも緊張しますか?
 日本代表の選考の方が緊張しますね。でも、緊張することはいいことだと思いますね。ある程度の緊張感がないと、いいパフォーマンスができないと思います。

Q 世界大会とオリンピックでは全然違いますか?
A たぶん、名前だけだと思うんですけど、違うんですよね。4年に1度って言葉に惑わされているんだと思います。

Q 平昌(ピョンチャン)大会で注目している選手はいますか?
A ジュニア時代から仲良くしていた外国の選手が連覇かかっているので、応援しちゃいますよね。もちろん日本は応援しているんですけど(笑)。あとは、この間仕事で一緒になったカーリング選手も応援しています。
-大会を見に行く予定はありますか?
 ないですね。値段も高いですし、日本で観る方が解説もしてくれるので、観やすいですよね(笑)。

スピードスケートならではのこととは?

Q スピードスケートのユニホームの素材が気になっているんですけど、何でできているんですか?
A 基本、伸びる布なんですけど、要所要所でゴム素材も使われていて、姿勢をとったときにうまく補助するようにできています。水着よりもちょっと厚い部分があるって感じですね。昔は薄いヒートテックみたいな素材だったんですけど、今はゴム素材が入って、”ぐっ”とチカラを入れられるんです。
ー素材によってタイムも変わりますか?
 どうなんですかね。日本だったらミズノさんが研究して、たとえばサメのウロコをイメージして作ると聞いたことがあります。結構生地が薄いので、スピードが出ているときに転ぶと破けることもあります。

Q スピードスケートならではの職業病ってありますか?
A
 鏡の前だと横のステップを踏んじゃいます。スケートの練習で横のステップをすることがあるんですよ。知り合いに言われて、やってしまっていることに気がついて、やらないようにしているんですけど、スケートの話をしているとやっちゃいます。

石野枝里子インタビュー3
普段はあまり語らない、プライベートな面も聞いてみました。

 スポーツはなんでも好き!

Q スピードスケート以外で好きなスポーツはありますか?
A 結構なんでも好きです。でも、サッカーとバスケが好きです。自分がやるのも観るのも楽しいです。最近、現地で観たサッカーは、富士ゼロックススーパーカップとスペインに行ってバルセロナ戦を観てきました。やっぱり現地で観るのは楽しいですね。現地の応援の仕方なんかもわかるので面白いですね。 

Q 最近も運動していますか?
A
 レスリングの中高生と一緒に、朝練に参加しましたけど、全然ついていけなくて悔しい思いをしたので、今度リベンジするために練習を再開しました。このあいだは、バスケの人たちと体幹練習を一緒にやって、腹筋が筋肉痛になりました。春には、フルマラソンを走ったんですけど、全然練習しないで走ったら、つらすぎて、練習の大切さを知りました。改めて、日々の積み重ねが大事だなと感じました。

石野さんのプライベートは?

Q 好きなお酒はなんですか?
A
 今はなんでも飲みますね。基本ビールから入って、一緒に飲む人に合わせることが多いですが、焼酎、日本酒、ワインなど飲みます。
-お酒強いんですか?
 普通ですよ(笑)。

Q 好きなアーティストはだれですか?
A
 海外のアーティストが好きなので、海外の曲ばっかり聞いてますね。現役のときは、洋楽しか聞いてなかったです。日本語だと歌詞を聞いちゃうのが嫌だったんですよね。

Q 好きな男性のタイプを教えてください。
A ちゃんと働いていて、家族を養える人がいいです。

Q 好きな芸能人はだれですか?
A みんな好きなんですけど…(笑)。渋い俳優さんが好きです。

みなさんにメッセージ

Q トップアスリートを目指す子どもたちに、メッセージをお願いします。
A 競技を楽しんでほしいなと思います。楽しくないと頑張ればないし、努力だってできない。楽しいから苦しいときも乗り越えることができると思うので。とにかく競技を楽しんで好きになって頑張ってほしいと思います。

Q 北区スポーツ大使として意気込みをお願いします。
A より北区がトップアスリートのまち・北区として大々的にいろんな区、日本に広がりをみせて知ってもらえるように頑張ります!一緒に頑張りましょう!

石野枝里子インタビュー4
いろんなお話を聞けて、笑いも絶えないインタビューでした。
ありがとうございました!

インタビュアー:平成29年度”#ときおぱ” 大河原はる香・光田直生

※インタビューは、平成29年8月中旬に行いました。

お問い合わせ

所属課室:地域振興部東京オリンピック・パラリンピック担当課 

東京都北区王子1-11-1(北とぴあ10階)

電話番号:03-5390-1136