掲載開始日:2024年8月29日
最終更新日:2024年8月29日
台風(風水害)への備え
~台風から身を守るために~
毎年、夏から秋にかけて襲来する台風ですが、予報によって事前に備えることができます。しかし、台風が接近してからでは間に合わない対策もあります。来る前に備えることができるもの、接近してからの備えをしっかりと確認しましょう。
1.テレビ、ラジオ、インターネット等で台風情報を収集する
2.トタン、物干しざお、鉢植え、ごみ箱など、風で飛ばされそうなものを固定または格納する
-
飛ばされてしまいそうなものは、風が強くなる前に屋内にしまうか、しっかりと固定して飛ばされないようにしましょう。
3.側溝や排水口、雨どいなどを掃除して水はけをよくしておく
-
これらのものが枯れ葉などで詰まってしまうと、水が流れずに溜まってしまいます。冠水の原因にもなりますので、台風が来る前に掃除をしておきましょう。
4.低い土地の住居や地下施設は、土のうなど浸水のせき止め対策をする
-
低い土地の住居や地下施設等は、大雨の際に、排水が間に合わず冠水してしまう恐れがあります。水が流れ込まないように、土のうなどで対応できるようにしましょう。
-
5.窓や雨戸の戸締りをする、飛来物対策をする
-
強風によって飛ばされてしまったものが窓にぶつかることがあります。雨戸を閉めるなどして、対策をしておきましょう。窓ガラスに飛散防止のテープを貼る、カーテンを閉める等の対策も有効です。
6.断水や停電に備えて、懐中電灯や飲料水、非常持ち出し品などを準備・確認しておく
-
飛来物で電線が切れてしまったり、停電によって断水してしまうことがありますので、懐中電灯を近くに置いておく、冷凍庫に氷を用意しておく、お風呂に水をためておく等の備えをしておきましょう。
-
日頃からご自宅に食料品や生活必需品を最低3日分(できれば1週間分)備えておくことが大切です。
自分の家族の性別、年齢、ペットなど、家族構成に応じて必要な備蓄を行いましょう。
ある程度多めに備蓄し、それを日常生活で使いながら、減った分を補充する、「ローリングストック」がおすすめです。
-
原則として、水害対応避難場所への事前の避難では、水・食料・その他必要なものは、避難者ご自身でご用意の上、避難してください。非常持ち出し品等の備えを日頃からお願いします。非常持ち出し品には下記のようなものが想定されます。この他にも必要なものはしっかりと備えておきましょう。
□食料(火を使わずに食べられるもの、栄養補助食品、飲料等)
□生活用品(携帯電話、携帯ラジオ、充電器・バッテリー、懐中電灯、乾電池、軍手、ロープ、タオル、衣類、下着類、マスク、救急セット等)
□貴重品(現金、保険証、身分証明書等)
□その他(眼鏡、コンタクト、常備薬、おくすり手帳、哺乳瓶、粉ミルク、紙おむつ、生理用品、アレルギー食、ペットフード、ペット用品等)
7.避難場所を確認しておく
-
北区では、台風接近等に伴う大雨が懸念される際に、状況に応じて水害種別ごとに対応した水害対応避難場所を開設します。あらかじめどこに避難すればよいか、確認しておきましょう。また、区が開設する避難場所だけでなく、水害リスクのない友人・知人宅や、ホテル等の宿泊施設への避難等も併せてご検討ください。
-
水害対応避難場所一覧
-
北区水害ハザードマップ
-
北区土砂災害ハザードマップ
- 区が開設する水害対応避難場所に避難する際には、事前にその水害対応避難場所の開設状況をご確認ください。開設状況は、北区防災ポータル(外部サイトへリンク)をご確認ください。
8.不要不急の外出を避け、危険な場所には近づかない
-
台風が近づいているときに用水路や河川の様子を見に行ったり、外での作業を行って命を落としたケースが少なくありません。用件は台風が来る前に済ませ、特に夜間はなるべく外出しないように心がけましょう。
9.台風接近時はエレベータはできるだけ使わず、また、地下駐車場は十分注意する
-
停電のおそれがあるため、できるだけエレベータの利用は避け、階段を利用しましょう。また、地下に水が流れ込む場合がありますので、駐車場がある場合は車を移動させる等の対策をしましょう。
10.区が発表する避難情報等に注意し、可能であれば地区や近隣の対策に協力する