ここから本文です。

最終更新日:2016年3月21日

赤羽飛行機工場

akabanehikoukikoujou

 大正6年10月、北町から稲付(いなつけ)の柳田(やなぎだ)にかけての広大な畑地が原になって赤羽飛行機工場ができました。川による船運の便と、鉄道による運搬(うんぱん)と両方に便利な真ん中の土地を占(し)めたわけで、欧州大戦(おうしゅうたいせん)という時代であったため、大正7年から8年にかけて、毎日ブンブン飛行機が赤羽の上空(じょうくう)を飛び、時おり宙返(ちゅうがえ)りなども見せて、町では大変な評判(ひょうばん)でした。製品(せいひん)は飛行機自動車などとなっていましたが、どれだけ造られ、どこへ売ったのか不明です。しかし、欧州大戦の終了(しゅうりょう)、不景気(ふけいき)の襲来(しゅうらい)と共に会社も打撃(だげき)を受け、赤羽から姿を消してしまいました。

お問い合わせ

東京都北区立 赤羽小学校

〒115-0045 北区赤羽1-24-6

電話番号:03-3901-8510

ページの先頭へ戻る