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最終更新日:2023年4月3日

4月11日 全校朝会

今日は先日あったエピソードを短くお話しします。
中休みに校長先生も校庭に出ていました。放送が入って皆さんが昇降口に向かって帰って行った時のことです。私が昇降口に入ろうとしたときに、入り口でばったり鉢合わせした子がいました。その子は「どうぞ」と私に先をゆずる仕草をしてくれました。私も「どうぞ」と言ってゆずりました。私はなんて素敵な子だろうと感激しました。お互いがお互いを思い合うことは学校目標でいう「やさしく」に当たるのではないでしょうか。とても温かい気持ちになりました。こうした一人ひとりの思いやりが大切ですね。これからも優しい「うめのキッズ」でいてほしいと思います。

 

4月25日 全校朝会

1年生にお話しします。先週のなかよし班の活動は全校で楽しみましたね。あの会が楽しくできるように、計画委員会のお兄さんやお姉さんが前から準備をしてくれていました。だから楽しい会が開けたのですよ。他にも実は、入学式では6年生のお兄さん、お姉さんが前の日に学校に来て教室を飾ったり、1年生の教科書などを用意してくれたりしていました。また、2年生が歌や声かけの出し物をしてくれました。覚えていますか。あれは急に出来ると思いますか。あれも君たちが入学することを楽しみにして、3月から練習をしていたのです。このように、見えているところだけでなく、見えないところでも1年生の皆さんのために頑張っていたことを伝えておきますね。
さて、ここからは全校の皆さんにお話しします。実は先生方も君たちのために見えないところで準備を頑張っているのです。どんなプリントにしようか、こうしたら喜ぶかなと打ち合わせをしたり、遅くまで作ったりしています。先生たちは自分のことだから、こういうことはお話ししないと思います。私は校長先生だから先生方のことも皆さんに伝えますね。ぜひ、見えることだけでなく、見えないところにも人の心が働いていることをしってください。

5月2日 全校朝会

来週から運動会の練習が始まります。私は皆さんを応援したいと思っています。そのために私は皆さんに「めあて」をもって運動会を迎えてほしいと思います。学校行事があるから「やる」ではなく、「先生が言うから」言うとおりにやるのではありません。自分で目標を立てて、自分の目標に向かって頑張ってほしいのです。ぜひ、自分の「めあて」を立ててください。今日お話ししたばかりなので、来週あたりからどんなめあてを立てたのか聞きますね。ぜひ見通しをもって運動会を迎えてください。応援しています。

 

5月9日 全校朝会

先週は運動会にむけて「めあて」をもって運動会練習をしていきましょうとお話ししました。皆さんはもう、めあてを立てましたか。先週もお話ししたとおり、私は皆さんを応援しています。ただ運動会の練習をするよりも、自分のめあてに向かって頑張れた方が力が入りますね。今週からどんなめあてを立てたのか私が聞いて回ると思いますので、よろしくお願いしますね。もし、まだ、めあてを立てられていなくても心配しなくていいです。みんなでよい運動会にしていきましょう。

5月16日 全校朝会

 

先週お話しした通り運動会の「めあて」を何人かの皆さんに聞きました。「徒競走で1位になりたい」や「ダンスを上手に踊りたい」などのめあてを話してくれる子がいました。自分のめあてに向けて頑張っていることは素晴らしいことですね。また、高学年になると「係活動を頑張りたい」や「高学年としてお手本になりたい」などのめあてを立てている子もいました。誰かのために頑張るめあても素晴らしいですね。どうか、自分らしいめあてをもって、あと2週間頑張ってください。応援しています。

5月23日 全校朝会

さあ、いよいよ今週は運動会ですね。準備はよいですか。全体練習では応援団が頑張っていましたね。とても恰好よかったです。特にエールの交換では、お互いに相手の組を応援しましたね。運動会ですから勝ち負けはありますが、勝っても負けてもお互いの頑張りをほめ合うことは大切ですね。すがすがしい運動会にしていきましょう。

 

5月30日 運動会閉会式

運動会は皆さんの素晴らしい演技で感動しました。今回は赤組が勝ちました。おめでとう。白組もよく頑張りました。立派でした。応援団は格好良かったですね。応援ありがとう。各学年のダンスは素晴らしい演技でしたね。皆さんが一生懸命踊っている姿を保護者の皆さんもとても喜んでいました。また、徒競走も一人ひとりよく頑張って走りましたね。リレーも練習の成果を出して白熱でした。幼稚園の演技もかわいらしかったですね。また、圧巻だったのは6年生の鼓笛隊です。ドリルも演奏もさすがは6年生と憧れるような演技でした。勝ち負けはありますが、めあてをもって努力をしたこと自体がすでに立派なのです。みなさんは偉かったですね。運動会で学んだことをこれからの学校生活に生かしていってください。

 

6月7日 全校朝会

 いじめは絶対に許しません。人を傷つけてはいけないことは皆さんも分かりきっていますね。私が小学校の高学年の時にクラスに転入生がきました。私はとても仲良くしていたのですが、その友達は転入生というだけでクラスの何人かにいじめられるようになりました。私は友達がいじめを受けていることが嫌で仕方ありませんでした。ある日の学校の帰り道に、今度いじめられたら許さないからと約束して別れました。次の日、その友達がいつものようにいじめを受けたのを見て、私は「やめろよ。」といじめっ子たちに言いました。その後は大喧嘩になりました。私も顔を殴られました。しかし、次の日から友達へのいじめは無くなりました。たった一言「やめろよ。」と言ったことでいじめは無くなったのです。勇気を出して良かったと思いました。みなさんも、たった一言でいじめを無くすことができます。いじめのない学校にしていきましょう。

 

6月13日 全校朝会

皆さんがいじめなどを受けて困ったときには、近くにいる先生や大人の人にSOSを出してください。いつでも先生方は君の話を聞きます。担任の先生ばかりではありません。専科の先生や保健室の先生、学力パワーアップや学級経営支援員の先生、スクールカウンセラーの先生や主事さんなど、たくさんの大人が見守っています。もし、あなたが一人で相談する勇気が出せなかったら、近くにいる友達に相談して一緒に大人の人に相談に行くこともできます。あなたがもし友達からどうしようかと悩みを打ち明けられたら、一緒に大人の人に相談に行こうと声をかけてください。一人ひとりの命が大切です。ぜひ悩まずに相談してくださいね。もちろん校長先生でもいいですよ。

 

6月20日 全校朝会

今日は朝からとても暑いですね。昨日も暑い一日でした。このような暑い日の学校の登校や下校の時には、熱中症対策としてマスクを外して大丈夫です。外では人との距離を保ったり、会話を控えたりすることでマスクを外しても心配いりません。休み時間に外で鬼ごっこをするときなどもマスクを外して遊びましょう。もちろん、このような時にはマスクを外していないことで誰かに嫌なことを言ったり、逆にマスクを外すことで誰かに嫌なことを言ったりしてはいけません。熱中症にならないように「かしこく」生活していきましょう。

 

6月27日 全校朝会

みなさん、心にカタチはありませんね。だから見ることはできません。しかし、その人の行動や振る舞いで、その人の心が分かることがあります。例えば、廊下に落ちていたごみをさっと拾ってごみ箱に捨てたり、友達が落とした持ち物をさっと拾って渡してあげたりするときです。誰かに褒められることをねらってやったわけではありません。でも、その人の心の優しさが見えますね。一方で逆もあります。そうじのときなど、ある特定の友達の机などを運ばなかったり、ちょっと友達とぶつかったときに触れたところを汚いかのように払ったりするときなどです。差別や偏見になってしまいます。こうしたことは、誰が見ていなくてもやってはいけませんね。また、自分が何をしたのかを自分自身はよく知っています。今日は心は見えないけれど、その人の行動や振る舞いで心が見える話をしました。正しく生活してよりよい学校にしていきましょうね。

 

7月4日 全校朝会

先週の土曜日に東京オリンピックで金メダルを取った宇山 賢先生が梅木小学校に来ました。今回は大人の人が対象だったので、皆さんはお会いできませんでしたが、そこでのお話を伝えます。宇山 賢先生はフェンシング団体エペという競技で金メダルを取ったのですが、子どもの頃は運動が苦手だったそうです。しかし、お兄さんの勧めでフェンシングを習い始め、最初はお兄さんに勝ちたいという気持ちで頑張っていたそうですが、少しずつ大会で勝ち続け、最後の目標は東京オリンピックに出場するまでになりました。ところが、東京オリンピック開催の半年前に手術をして、リハビリに励み、オリンピックに間に合うかも分からないような状況だったそうです。さらに、もともとこの協議で守備が強く、攻撃は苦手だったそうなんですが、その攻撃を得意に変えて代表選手にまでなっていったそうです。みなさんも苦手な勉強や相手がいるかもしれませんね。ですが、宇山選手のように粘り強く苦手に挑戦して、あと5分勉強を頑張ってみようとか、苦手な人にも自分から声をかけてみようとかしてみませんか。そうすることで、苦手なことが得意なことになっていくかもしれません。

 

9月1日 全校朝会

 あなたには人を励ます力があることを知っていますか。励ますとは、人を元気にしたり、勇気付けたりする力です。では、どうすることが励ます力なのでしょう。実はあなたがそばにいて、にっこりしてくれるだけで、隣にいる人は嬉しかったり、安心できたりするのです。にこにことほほ笑んでくれているだけで人を励ますことになります。ですから、ぜひお友達や家族ににこにこと、ほほ笑んであげてください。

 

9月5日 全校朝会

 今日は、みなさんの大切な体と心を守るための話をします。皆さんの体や心は、自分だけのもので、一番大切なものです。皆さんの体の中で、プールに入るときに、水着で隠れる部分がありますよね。水着で隠れる部分は、特に自分だけの大切なところなので、ぜったいに、ほかの人に見せたり、さわらせたりしないようにしましょう。自分の体の大切なところを触られたり、じろじろ見られたら、誰だって、嫌な気持ちがしますよね。そんな嫌なことをされたら、はっきりと相手に「嫌です」と言ってください。また、友だちの体も自分の体と同じように大切なんだということも知ってください。

 でも、時には、悪い大人の人が近づいてきて、みなさんの体の大事な部分に触ろうとしたり、服で隠れている部分をのぞこうとして、みなさんが、嫌だなぁ、怖いなぁという思いをすることがあるかもしれません。または、メールとかで、あなたの体の大事なところを見たいなと言ってきたりして、気持ち悪いなという思いをすることもあるかもしれません。そんなときは、どうしたらよいでしょうか。そんなときは、はっきりと「いやだ」と言って、その人から逃げてください。メールとかラインだったら、その人とのやり取りは、止めてください。そして、すぐに、おうちのかた、先生たちなど、皆さんが安心できる大人の人に相談してください。皆さんの体と気持ちを守るためには、嫌なことをされたら、すぐに逃げることと、隠したりしないで、すぐにおうちの方や、先生たちに話すことが大切です。

 体の大切なところを触ったり、見たりして、嫌な思いをさせることは、どんな大人の人がやってもいけないし、友達同士でやってもいけないし、誰が、誰に対してやってもいけないことです。自分の体の大切な部分は、どんな人にも見せたり、触らせたりしてはいけません。もちろん、この学校の先生たちであっても、見せたり、触らせたりすることはいけません。もし、学校の中で誰か大人に体の大切なところを触られそうになったり、見られたりということがあったとき、知っている人には相談しにくいな、誰に相談したらよいのだろうと迷うことがあるかもしれません。今年の4月から、学校の中で、大切なところを触られたり、見られたりして嫌な思いをしたけど、誰にも相談できないと思っている人のために、秘密で相談を聞いてくれるところができました。

 今週学級ごとに、この相談シートを配ります。また、この用紙と一緒に手紙を配ります。知っている人に相談したくないときは、手紙にかいてある電話番号、メールアドレスに連絡してください。電話やメールを使わない場合は、この用紙に相談したいことを書いて、切手なしで郵便で送ることもできます。校長先生も先生たちも、皆さんのことを大事に思っています。ぜひ一人で悩まないで、相談してください。

 

9月12日 全校朝会

 先週の土曜日は学校公開でした。5年生が社会科の米作りについて発表会を開いていました。私も何回か発表までの授業の様子を見ていましたが、グループに分かれて一生懸命準備をしているところを見てきました。発表はそれぞれクイズにしたり、大きな紙にまとめたりして友達だけではなく、来ていた保護者の方にも説明していました。とても上手にできていて感心しました。学んで知識として知ることはもちろん大切ですが、調べたり、話し合ったり、まとめたりすること自体が大事ですね。自分でやってみる、確かめてみるような体験をしていくことは大切な学びです。また、5年生は実際に稲を育てる活動もしています。夏休み中に水やりに来ている子もいました。これからも実際に体験する学びをたくさんしてくださいね。今日は5年生のよい学びについてお話ししました。

 

9月26日 全校朝会

 来週から読書月間が始まります。私からもいくつか本を紹介します。

 1冊目は、あまんきみこさんが書いた「ちいちゃんのかげおくり」です。3年生は教科書でもうすぐ勉強します。実は私はあまんきみこさんに会ったことがあります。講演会に行って質問したことで、直接あまんさんから「ちいちゃんのかげおくり」の本をいただきました。

 2冊目は、PTA広報誌でも紹介して載ってますが、レ・ミゼラブルという本です。フランスのお話です。このお話の中では「コゼット」という少女が有名で、ミュージカルなどのポスターにもなっています。実はこのコゼットの絵(版画)の原本となった本を持っています。今から100年以上前のとても数の少ない本です。フランス語ですから私も読めませんが、絵を見ているだけでも楽しいものです。これらの本は校長室にしばらく置きますので、興味のある人は見に来てください。読書月間、本を手に取ってたくさん読んでくださいね。

10月7日 1学期終業式

 みなさん、1学期はたくさん努力をして学びましたね。とても立派でした。努力したことは自分の力になります。例えば、自分が努力したことは誰かにあげたり、譲ったりできますか。それはできませんね。逆にお友達の努力したことを自分のものにすることもできません。物やお金と違って、努力したことは自分だけのものです。ですから、これからもたくさん努力して自分だけの確かなものを増やしてください。さらに、きっと努力したときは失敗や間違いがあったから努力を重ねたのだと思います。失敗したり間違えたりすることも大切なことです。1学期ご苦労様でした。これからも努力をしていきましょう。

 

10月11日 2学期始業式

 太陽は東から昇って西に沈みます。これは自然のことわりです。どこかに書いていなくても決まっていることがあります。他にも文字に書いていなくても決まっていることが私たちの身の回りにはたくさんあります。例えば、信号機はなぜあるのでしょう。もし、あなたが信号機を守らなければどうなってしまいますか。そうです。きっと交通事故にあってケガをしてしまうでしょう。いちいち説明書きはありませんが、信号を守らないとみなさんは困ってしまいます。このように目には見えなくても決まっていることをルールや法、法律と言います。

 さて、学校にも決まり事やルールがありますね。時間割や学習内容は、実は法律で決まっているのです。ではなぜ学校があるのだと思いますか。実は昔は学校も無い時代がありました。そのときに子供たちは何をしていたと思いますか。家の手伝いをして働いている時代もあったのです。学ぶことができず、仕事も選べず、とっても不自由で不公平だと思うかもしれません。そのようなことをさせたくないと昔の人は協力して学校を作り、誰もが学べて、自由に仕事も選べるように決まり事を作ったのです。ですから、もし皆さんがルールを守らなかった時には、先生たちはみなさんを注意することがあります。しかし、これはみなさんを将来危険な目にあわせてはいけないと思って言っているのです。思いやりや優しさからのことです。このようにしてみなさんは守られているのです。2学期が始まりました。先生たちはみなさんを応援しています。決まりを守って楽しい学校生活を送っていきましょう。

 

10月17日 全校朝会

 私の小学生時代の実話です。

 時は小学校5・6年生ごろです。団地に住んでいて、同じ団地に住んでいる友達の家でプラモデルを作って遊んでいました。友達の家は1階にありました。その部屋は畳で、テーブルがあり、私たちはあぐらや正座で座っていました。また、友達とは並んで座っていました。間取りはその部屋の向こうにキッチンがあって、ふすまで仕切られていました。またキッチンの横には玄関がありました。その日は友達のお母さんが買い物に行ってくるねと言って出かけて行ったので、友達と二人きりでした。友達のお母さんが買い物に行って2~30分経ったころでしょうか。玄関の扉がガチャンと開く音がしました。私たちはお母さんが買い物から帰ってきたのだろうと、気にも留めていませんでした。二人で仲良くプラモデルを作りながら会話をしていた時です。ふすまがスーっと開いて、そこに見知らぬおじさんが立っていました。もちろん、この家の人ではありません。そして、こう言うのです。「お前たちは誰だ」と。急に不審者が入ってきて、この後二人はどうしたと思いますか。この話の続きは長くなるのでまたの機会に話します。ぜひ、あなたならどうのように行動するか考えてみてください。

(この話の続きは次の日の避難訓練(不審者対応訓練)での講話でお話ししました。)

 

10月31日 全校朝会

 1学期にも話しましたが、私が校門であいさつに立っていると、いつも気持ちの良い返事を返してくれますね。朝から気持ちがいいです。いつもありがとう。

 さて、今日は私の失敗談をお話します。どこが失敗だったのかよく聞いてください。

 私が高校生の頃にスーパーマーケットでアルバイトをしたときの話です。私の仕事はお肉の入ったトレーを機械に乗せてラッピングをすることでした。その職場には近所の知っているおばさんも働きに来ていました。まだ仕事に慣れずやり方をいろいろと思い出しながら仕事をし始めたばっかりの頃です。お昼休みになって、お弁当を食べていた時のことです。そのおばさんが自分のおかずをおすそ分けしてくれました。わたしは「ありがとうございます。」とお礼を言って食べていたのですが、頭の中は仕事の手順のことでいっぱいだったのです。しばらく食べながら考え事をしていて、私は仕事の間違いに気づきました。そのとき独り言で「あ、まずい。」と言ってしまったのです。もちろん仕事のことで間違えたという意味です。しかし、そばでそのおばさんは私の言葉を聞いていました。いただいたおかずのことをまずいなどと言うわけはないのですが、場面とは合わない言葉だったので、相手に失礼なことになってしまいました。私は深く反省しましたが、若かったので何と言ってお詫びしていいかわからず、そのままで終わってしましました。

 みなさんも場面や状況に合わせた言葉や態度、行動を取らないと、相手に誤解を与えたり、不快な思いをさせてしまうかもしれません。ぜひ、状況をよく考えて行動してください。

 

11月14日 全校朝会

 今週は展覧会が始まりますね。今年の展覧会のテーマは「世界に一つの 個性の花を 咲かせよう」です。皆さん、自分の個性を大事にしながら作品を作ってきたと思います。そして、もう皆さんは作品を体育館に運び始めていると思います。体育館に皆さんが作品を置けるように、実は6年生がマットを片づけたり机を運んでくれたりして働いてくれていました。皆さんの目には見えないところで、一生懸命に働いている人がいることを忘れないでください。6年生はみんなのためによく働いてくれました。ありがとう。

 

11月22日 全校朝会

 先週は展覧会が無事に終わりましたね。展覧会のテーマ通りに一人一人が個性の花を咲かせて素敵な展覧会でした。今日から作品を家に持ち帰ると思いますが、作品は大事に家に持ち帰ってくださいね。そして、お家でもまた家族とお話をしてください。今日は5年生が体育館の片づけをしてくれるそうです。5年生よろしくお願いしますね。

 

11月28日 全校朝会

 先週1年生が校長室に来てこのお手紙をくれました。(全校児童に見せる)それは感謝状でした。何で感謝状をくれたかというと、先週は勤労感謝の日があったからです。1年生は学習で働く人へ感謝することの大切さを学んだのですね。その学びを元にこの感謝状を書いて渡しに来てくれたというわけです。他にも交通指導員さんや主事さんにも渡したそうですよ。学んだことを知識と言います。1年生はそこで終わらずに感謝状を作って渡すことまでしました。これは活用すること、あるいは知恵をはたらかせることと言えるでしょう。例えば、どんなにお金のことを学んでコインや紙のことを知っても、実際に使わなければ価値がありませんね。また、九九をどんなに覚えても、その知識を使って活用しなければ意味がありません。きっと皆さんもお買い物をした時などに九九を使って計算したことがあるでしょう。学んだ知識を知恵に変えて、これからもよりよい生活にしていきましょう。

 

12月5日 全校朝会

 ワールドカップで日本の代表選手が活躍していますね。とても盛り上がっています。選手は活躍するまでにたくさんの努力をしてきたことと思います。今日は努力貯金というお話をします。お金は貯めれば貯金箱や銀行の通帳に目に見える形で分かります。では、努力はどうでしょうか。そうですね。努力は見て分かりづらいものです。しかし、毎日コツコツ努力を積み重ねれば、いつか花が開くように成果を出せる時がきます。私たちが毎日学校で勉強していることも、この努力貯金をしていることになります。毎日少しずつ努力を重ねて立派な大人になっていってくださいね。

 

12月12日 全校朝会

 今日は、みなさんが楽しく学校生活をおくることができるようにするための話をします。 皆さんの体や心は、自分だけのもので、一番大切なものです。 また、友だちの体も自分の体と同じように大切なんだということも知ってください。

 誰かを叩いたり、蹴ったりして、その相手に痛い思いや怪我をさせたりすることを暴力といいます。 悪口を言ったり、相手が嫌がるようなことを言って、相手の心を傷つけることも、言葉の暴力になります。 人を叩いたり、嫌な事を言ったりして、誰かの身体や心を傷つけたりすることは、どんな大人の人がやってもいけないし、友達同士でやってもいけないし、誰が、誰に対してやってもいけないことです。 もちろん、この学校の先生たちも、注意する時に、叩いたり、人を傷つけるような嫌なことばを言ったりすることはいけません。

 もし、学校の中で、先生や他の大人の人から、叩かれたり、嫌なことを言われたりということがあったときは、校長先生や話しても良いと思う他の先生に相談してください。(質問紙を見せながら)今週みなさんに、この用紙を配ります。もし、学校で先生から、注意されるときに、叩かれたり、心が傷つくような嫌なことを言われたりすることがあったら、この用紙に書いてください。 この用紙に記入したら、用紙を糊ではりつけて、出してください。質問紙は担任の先生以外の先生が集めますので、安心して書いてください。 学校で書きたくない場合は、お家にもちかえって、書いても構いません。

 この用紙に書きたくないことは、お家の人に相談したり、この用紙と一緒に配る手紙(「一人で悩まず、相談しよう」)にかいてある電話番号に連絡したりしてください。 また、この用紙を書いた後でも、傷つくようなことをされることがあったら、いつでも校長先生や話せる先生、お家の人に相談してください。スクールカウンセラーの先生などもいますね。 校長先生も先生たちも、皆さんのことを大事に思っています。ぜひ一人で悩まずに、いつでも相談してください。

 

12月19日 全校朝会

 先週の土曜日は楽しくうめのキッズフェスティバルができましたね。私も皆さんが楽しんでいる様子を見て嬉しく思いました。さて、このように楽しくできた根本にあったことは何だったのでしょうか。それは準備から当日までお客さんとして来るお友達に楽しんでもらおうという気持ちがあったからではないでしょうか。人に喜んでもらおうと一生懸命になることは清々しいですし、とても大切ですね。今年もあと一週間で学校は終わります。引き続き、この気持ちを大切にして過ごしてくださいね。

 

1月10日 全校朝会

 先週のことですが、私が学校にいたときに学童で来ていた子でしょうか、あいさつをしました。「おはようございます。」と言ってすれ違ったのですが、その子は後姿の私に向かって、「今年もよろしくお願いします。」と言ってくれたのです。私もこちらこそ「よろしくお願いします。」と返しました。私はこの子は人として偉いなと思いました。きちんと人に対して礼儀があって立派だなと感じました。大変うれしいことです。今朝も校門であいさつに立っていると皆さんが「今年もよろしくお願いします。」と返してくれました。これが梅木小学校の子の姿ですね。

 

1月16日 全校朝会

 人との人間関係はよく鏡に例えられます。例えば、鏡に向かって自分が笑えば、映った顔も笑っていますし、プンプン怒った顔をすれば、当然鏡の自分も怒っているわけです。このように、自分の振る舞いで相手も態度が変わってしまいます。ですから、自分から笑顔であれば相手もうれしくなって笑顔を返してくれます。同じようにクラスも学校も、まず自分から良くしていこうとすることが大切です。ぜひ、まずは自分から人にやさしくあってくださいね。 

 

1月23日 全校朝会

 先週うれしいことがありました。私が毎日クラスを回っていることは皆さん知っていますね。私がいろいろな教室を回っていた時に、放送室の床にゴミなどが落ちていて少し汚いなと気付きました。私が掃除をしようかとも思ったのですが、やはり使っている人がきちんと掃除したほうが良いと思ったので、放送委員会の担当の先生に「子どもたちと片付けてください。」とお話をしました。さっそく担当の先生が動こうとしてくれたのですが、実は当日の放送委員会担当の子どもたちが自分たちで気付いて掃除をやってくれたと報告が入りました。人から言われる前に、誰に褒めてもらおうとかいうのではなく、自分たちから掃除をしてくれていました。これを聞いたときにとてもうれしく思いました。見えないところでそのようにできることは立派ですね。ぜひ、みなさんも自分から動いてよりよい学校にしていきましょう。

 

2月20日 全校朝会

 「水になったお酒」というお話をします。ある貧しい村で長年働いていた教師が故郷に帰ることになりました。そこでお世話になったお礼にお別れの会を開くことになったのですが、村の一軒一軒の家から一杯のワインを樽に集めてお別れ会で飲むことにしました。そうして別れる日が来て、お別れ会の日に樽からワインを汲んで飲もうとしたのですが、なぜかワインではなく水になっていたそうです。 

 ここまでで、みなさんはなぜワインが水になったのだと思いますか。実は、村人たちはみんなでワインを集めるから、自分の家はワインを入れなくても分からないだろうとワインの代わりに水を入れていたのです。そうした人ばかりだったので、実際にはお酒ではなく水ばかりが集まったということです。自分くらいいいだろうと手を抜いたばかりに、うまくいかなかったというお話です。皆さんも自分の役割や決められたルールがあると思います。人が見ていないからと手を抜いたりせずにきちんと自分のやるべきことをやっていくことが大切ですね。

 

2月27日 全校朝会

 私は4月に梅木小学校に来て、カエルがいることを聞いていたのですが、オタマジャクシは見てもカエルにあうことはありませんでした。うめぴょんというマスコットキャラクターにもなっていて、親しみがあるのですが、どこにいるのかと不思議に思っていました。すると2月になってビオトープにたくさんのカエルがやってきて、卵もたくさん産んでいました。

 実は今から15年前に梅木小学校の児童がカエルのことを調べて文部科学大臣賞を取ったそうです。その当時のことが新聞に載っていたので紹介しますね。(ここで記事の紹介)このようにどうやらザリガニからカエルを守るために池の水を全部抜いてザリガニを別の池に引っ越ししたり、どこからカエルが来るのか地図にしたりしたそうですよ。確かに普段は池にいないのでどこにすんでいるのか不思議ですね。もしかしたら、みなさんがその謎に迫って、新カエルプロジェクトを立ち上げてもいいかもしれませんね。今日はカエルの話をしました。

 

3月6日 全校朝会

 最近話題になっているのはWBCという野球の試合でメジャーリーグの大谷翔平選手やダルビッシュ有選手が日本に来ていることですね。また、車椅子テニスプレーヤーの国枝慎吾さんが引退しましたが、国民栄誉賞を受賞することになったことも話題になりました。みなさんが憧れる人はスポーツばかりでなく、将棋の藤井聡太さんやアイドルやダンサーなどにいるかもしれません。自分の憧れる人を少し思い浮かべてみてください。

 そうした方達の見方を変えると、この方達は仕事をしているということです。遊んでいるわけではないのですね。私たちに見える場面では華々しく感じますが、実際には見えないところでトレーニングを重ねるなど、毎日同じことを繰り返し努力し続けているわけです。

 「働く」という字は人偏に動くと書きます。人が動いて活動する様子が分かります。また、ある説では「はた」は周りのことであり、「らく」は楽にさせること。つなげると周りの人を助けて楽にさせてあげることが「はたらく」ということだと言われています。私たちも普段から働いていますね。誰かのためになることをやることは大切なことです。目には見えないところで努力し働いている人は偉いですね。

 

3月13日 全校朝会

 先日、4年生の国語の授業を観ました。そこでは、自分たちの日常生活についてアンケートをとり、その集計結果から分かったことを発表し合っていました。例えば、放課後にどう過ごしているかや給食で好きなメニューは何かなどです。特に良かったのは数値からどういうことが分かるのかという考察です。なかなか鋭い考察がありました。その4年生を見習って、私も皆さんの特徴を考察しました。今年度授業について2回アンケートを皆さんからとっています。そこから分かるのは、6年生は難しい問題にチャレンジする傾向にあります。5年生は友達と一緒に調べ学習をすることが好きなようです。4年生も難しい問題にチェレンジすることが好きなようです。3年生は実験や観察をするのがすきです。2年生は友達との調べ学習や話し合いが好きなようです。1年生はどの学習にも意欲的に学んでいることが分かりました。みなさんいい学びをしてきましたね。これからも意欲的に学んでいってください。

 

3月20日 全校朝会

 もうすぐ今年度も終わりますね。みなさんは「立つ鳥跡を濁さず」という言葉を知っていますか。水鳥が飛び立つときに水面を乱さずきれいに飛ぶことから、後始末をきちんとして潔いことを表しています。みなさんも今まで使った教室やロッカーなどきれいにして、後の人が気持ちよく使えるようにしていってください。現状に戻し、気持ちの良いスタートの準備をしてきましょう。

 

3月23日 終業式

 みなさんは今日までよく学びました。最後に人として大事なことは「感謝する」ということです。自分の成長を支えてくれた人がいます。友達や先生方、家族や近所の方など、多くの方がいます。その方たちに「ありがとうございました。」と感謝の言葉を言えるといいですね。それが人として立派なことです。ぜひ、言葉にしていきましょう。

 

 

 

 
 

お問い合わせ

東京都北区立 梅木小学校

〒115-0056 北区西が丘2-21-15

電話番号:03-3900-3393

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