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最終更新日:2021年4月1日

3月24日 修了式

今日は、1年間の学習や生活のまとめの日です。皆さん、毎日よく頑張って学校に来ましたね。
今は「with コロナ」の時代と言われ、感染症予防を第一にした生活様式に大きく変化しています。マスクを必ず付けたり、手洗いを何度もしたり、友だちとの話合いでは少し離れたり、給食を無言で食べたりして、大変だったと思います。そんな中、うめのキッズの皆さんは、優しさを分け合い、できることを最大限頑張ろうとする、すばらしい姿を見せてくれました。今から、自分の1年をふり返ってみましょう。みなさん、目を閉じて、校長先生の問いかけを心で聞いて、考えてください。手は挙げないでいいです。始めますので、静かに目を閉じましょう。

この1年を、心の中で思い出し、
一日ひとつ、人のためになることをして、自分が「やさしく」なれたと感じたことがありますか?
この1年を、心の中で思い出し、
一日ひとつ、学習や活動をがんばって、自分が「かしこく」なれたと感じたことがありますか?
この1年を、心の中で思い出し、
一日ひとつ、運動やリフレッシュをして、自分が「たくましく」なれたと感じたことがありますか?

目をあけてください。さあ、いかがでしたか?
まず、自分はできていたと思えたことを大切にしてください。それは、皆さんの努力の成果です。
次に、自分はできていなかったと思ったことを確かめてください。それは、4月からの課題です。
今日、皆さんがもらう通知表を、校長先生は全員分読みました。皆さんがよく頑張ったことが書かれています。担任の先生からの今年度最後のお話だと思って、しっかりと読んで確かめてください。

今日のお話の最後に、先生が大好きな推理小説に出てくる探偵の台詞から、しびれるほどかっこいい言葉を、皆さんに贈ります。この言葉です。
「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」
この言葉は、人が生きるのにたくましさやかしこさは必要だけれど、生きていくうえで一番大切にしなければならないのは「優しさ」である、という意味です。
「優しさ」というのは、もって生まれた能力に依るものではなく、その人がそうしたいと思うことから生まれる行為です。優しい人であろう、優しい人でありたいと思うことで、誰でも、優しい人になれるということです。校長先生は、うめのキッズの皆さん全員が、人に優しくでき、誰からも好かれる人になって欲しいと心から思っています。そして、皆さんのこれからの幸せを、心から願っています。

1年間、よく頑張りました。4月からも、ステキな皆さんでいてください。

 

3月22日 朝礼㊱

いよいよ、今年度最後の週、最後の全校朝会です。残り、1~4年生は今日を入れて3日間、5・6年生は4日間の学校生活です。今年度、皆さんが頑張ったことへの励ましの言葉は、修了式や卒業式にとっておきますので、今日は「人と人のよい関係づくり」についてお話しします。

校長先生は、お家でワンコを飼っています。おとといの土曜日、ワンコと一緒に近くの川に行き、桜並木をお散歩しました。うちのワンコは人が大好きなので、すれ違う人に尻尾を振って近付きます。すると皆、「かわいいね」と笑顔で言ってくれます。校長先生もうちのワンコがかわいくてたまりません。
さて、ここで考えてみましょう。犬はもともと、人間を助けてくれる、生活になくてはならない存在でした。古くは、狩りの手伝いをしたり、夜の番をしたりしてくれていました。人間が安心してゆっくり眠り、知能を大きく発達させることができたのは、犬のおかげとも言われています。近年では、災害時の被害者や山で遭難した人を助けたり、目や耳の不自由な人のために働いたり、警察や空港で鼻のよさを生かした仕事をしたりしてくれる犬もいますね。でも、うちのワンコを含め、ほとんどの犬は特に何もお仕事をしていません。それなのに、皆から愛されています。なぜでしょう?
それは犬が、尻尾を振ったり、飛びついたりして、「私はあなたが大好きです」「あなたといると私は楽しいです」「あなたと仲良くなりたいです」という気持ちを全身で表現してくれる生き物だからです。このことは実は、人間どうしのコミュニケーションでも同じです。自分のことを好きな人に、いじわるをする人はいません。

4月から皆さんは、新しい環境での生活が始まります。そして、新しい人と関わることがたくさんあります。そのときに、「私はあなたと仲良くなりたいです」「お友だちになりたいです」と思いながら、笑顔で話しかけてみてください。心は態度に表れます。きっと、効果てきめん、よい関係ができることでしょう。
皆さんが4月からの新生活を気持ちよくスタートできるよう、友だちや先生とのよい関係づくりを心がけてみてください。今日は、「人と人のよい関係づくり」について、お話ししました。

 

3月15日 朝礼㉟

3月3週目です。学校周辺や校庭の自然の様子が、どんどん春めいてきました。
さてみなさん、春という言葉を聞いてイメージする「色」は何ですか?校長先生は春と聞くと、やわらかいピンク色が浮かんできます。同じく、ピンク色を連想した人は多いのではないでしょうか。
やわらかいピンク色と言えば桜、桜と言えばソメイヨシノ、ソメイヨシノは東京都の花です。江戸時代、今の豊島区にあった染井村の植木屋さんが「吉野桜」という名前で売り出したのが、その名前の由来とされています。校長先生のお家では、桜が咲くと、お弁当を持って近くの河川敷に行き、大きな桜の木の下でお花見をします。うすピンク色の花が咲き、そしてサッと散っていく、日本的なイメージのとても強い樹木です。

ところでみなさんは、「桜染め」という染め物を知っていますか?桜からとった液に白い布を浸すと、布がとても柔らかなピンク色に染まります。昔からの伝統的な染め物です。
この桜染めは、ピンク色の桜の花びらを使うと思っている人が多いのですが、実は違います。桜染めに使う原料は、桜の茶色く見える「枝」や「木の皮」を何度も煮て作るんです。桜の木は、花だけでなくその枝や皮まで美しいピンク色を持っていて、全身で春の訪れを表現している、ということです。桜って、不思議ですね。
桜は昔から人々に愛され、江戸時代、厳しい身分制度があったにも関わらず、武士、農民、町人などの身分に関係なく、みんな一緒で平等にお花見をしたと言われています。桜は平等、平和の象徴でもあったんです。
そんな桜の今年の開花予想は今日15日、今年から出されている満開予想は22日とされています。来週25日の卒業式には、美しく咲き誇る桜が、6年生の門出をお祝いしてくれることでしょう。うめのキッズの全員が平等や平和の心をもち続けられるよう、日々を大切に過ごし、桜がたくさん咲くのを楽しみに待ちましょう。

今日は、春の訪れと桜についてお話ししました。

 

3月8日 朝礼㉞

今日は、「東日本大震災と共助の精神」についてお話しします。
最近ニュースなどで、震災後ちょうど10年ということで、東日本大震災についての報道が多くされています。2011年3月11日、午後2時46分、宮城県牡鹿半島の東南東沖で、観測史上最大、マグニチュード9.0の地震が起きました。宮城県内で震度7、東京都のこの辺りでは震度5強~5弱の大きな揺れが記録され、東北、関東地方で大きな被害が出ました。

最高学年の6年生のみなさんでさえ、その頃2歳です。ほとんど記憶はないかもしれませんが、お家の方は小さい皆さんを抱えて、大変な思いをしたことと思います。大震災の被害に遭った日本ですが、世界中に驚きと感動を与えた、そのときの人々の行動を、みっつ紹介します。
ひとつ 大騒ぎして不平不満を言う人や、お店から食べ物などを勝手に持って行ってしまう人がいなかったこと ※誰もいないレジにお米の代金を置いていく人や、お金を受け取ることなく商品を配るお店の人もいたそうです
ふたつ みんなが疲れている暗い避難所でも、互いに譲り合い、食べ物や毛布を順序よく受け取っていたこと ※助けてもらって当然、ではなく、みんなが「お先にどうぞ」「ありがとう」と言っていたそうです
みっつ 電車、バス、公衆電話などの列に割り込まず、我慢強く順番を待っていたこと ※それでも、具合が悪い人や家族にケガ人が出た人を先にしてあげるよう、声をかけ合っていたそうです

海外の新聞で、震災時の東京の様子を伝えた記事には、「強い揺れの後、公園の広場に数百人が避難していたが、秩序正しく、男性は女性を助け、周りにはゴミひとつ落ちていなかった」と書かれていました。また後日、海外の新聞に、「地震による津波は多くの人々や建物を飲み込んだが、日本の人々の美徳を壊すことはできなかった」と、日本の人々が、互いに助け合うことで震災を乗り越えようとしているという内容の記事が紹介されたそうです。

震災当時のことは、ぜひお家の方に詳しく聞いてみてください。みんなが忘れずに覚えていることが一番大切です。そして、大変なときこそ、互いに声をかけ、優しく助け合う。10年前、外国の人々を驚かせ、感動させた日本の人々のように、うめのキッズのみなさんには、共に助け合う、「共助」の心をもち続けて欲しいと思います。
今日は、「東日本大震災と共助の精神」についてお話ししました。

 

3月1日 朝礼㉝

みなさん、おはようございます。今日から3月が始まりました。
今年度の学校での生活は、あと20日ほどです。学校の行事としては、今週5日金曜日に「6年生を送る会」、来週12日金曜日に「卒業を祝う会」、そして25日木曜日には『卒業式』が予定されています。そう、もうすぐ90人の優しい6年生は、この梅木小学校を卒業し、4月からは中学生になるんです。1年生は、6年生にたくさんお世話してもらいましたね。運動会や音楽会などの行事、クラブや委員会活動で、とても頼りになる存在だったと思います。でも、その6年生の、お別れのときが近付いています。

今日は校長先生が、いつも心に刻んでいる大切な言葉をみなさんに教えます。それは、「さよならだけが 人生だ」という言葉です。
世界は広く、人間には寿命がありますので、どんなに好きで大切な人でも、いつかはお別れをするときが必ずきます。人間の一生は、さよならだらけです。だからこそ、今、一緒にいられる人たちとお話しできること、触れ合えることに幸せを感じ、この一瞬を大切に生きようという、前向きな気持ちをもって日々を過ごして欲しいと、先生は思っています。この、「さよならだけが 人生だ」という言葉が、先生が大切にしている言葉です。

卒業に向けての取組は、チャンスが一度しかありません。「これくらいでいいや」は通用しません。これからの日々、6年生は自分たちの卒業に向けて、全力で頑張って下さい。自分たちの卒業の日を、最高の笑顔で迎えられるよう、懸命に努力する姿を見せてください。
そして、1年生から5年生のみなさんは、6年生の卒業を全力でお祝いしてください。行事のときだけでなく、毎日のお掃除などで学校をきれいに保つことなども、立派なお祝いだと思ってください。学校全体で、6年生の素晴らしい卒業のために頑張りましょう。

今日は「さよならだけが 人生だ」という言葉と、6年生の卒業についてお話ししました。

 

2月22日 朝礼㉜

みなさん、おはようございます。2月最後の一週間の始まりです。
先週の月曜日、雨がたくさん降りましたね。その頃から、ある生き物が、この梅木小の校庭の周りに、よく姿を見せるようになりました。何だか分かりますか?そう、カエルです。
このカエルのことは、1年生の先生がとってもよく知っているので、校長先生は詳しく教えてもらいました。

梅木小にいるカエルの名前は、アズマヒキガエルです。東日本を中心に、広く島根県まで生息しています。ちなみに、西日本に多くいるのは、ニホンヒキガエルです。見た目はほとんど変わりません。
アズマヒキガエルは2月の中頃から、卵を産むために池に集まります。卵を産むときには何匹も入り乱れて大騒ぎになるので、その様子は「蛙合戦(かわずがっせん)」とも言われています。合戦のあとは、ヘトヘトで逃げることもできないオスガエルの姿が見られます。そして池には、ゼリーのような紐の中に、黒いつぶつぶが1500個以上詰まった卵が残されます。この卵は、通常、7日から10日ほどでオタマジャクシになるそうです。楽しみですね。

もともとヒキガエルは、日本ではとても身近な生き物です。地上のどこにでも生息しているので、『古事記』というとても古い本の中にも、「国土の隅々まで知り尽くした存在」とされる物知りの神様、多邇具久(たにぐく)として登場しているほどです。神様と言われれば、確かに、何かを考えているようなステキなお顔をしていますね。
ヒキガエルがいるということは、その場所には食料になる昆虫などの小動物がいて、そうした生きものたちが過ごせる豊かな自然があるということです。ヒキガエルを見かけたら、その場所の自然環境を大切にするようにしてください。

今、環境委員会のみなさんが池の掃除をしたり、カエルについてのクイズをつくって校内に貼ったりしてくれています。ぜひ見付けて、クイズに挑戦してみてください。それから、カエルにあまり触りすぎないなどの注意点は、担任の先生からよく聞いておいてください。
今日は「カエルや自然を大切にしよう」というお話でした。

 

2月15日 朝礼㉛

今日は、あいにくの雨模様ですので、放送による朝礼となりました。
今日は、「算数の歴史」について、お話しします。

校長先生は算数が大好きです。算数の図形の問題やパズルを見ると、ウズウズして解きたくなってきます。実は、日本では昔から、算数はお勉強ではなく、遊びでした。今から400年ほど前の江戸時代の人々も、算数が大好きだったんです。
まず、江戸時代のはじめに、吉田 光由(よしだ みつよし)さんが出版した『塵劫記(じんこうき)』という、算数の考え方や問題が書かれた、今で言う教科書のような本がありました。この本は大人気で、『塵劫記』と同じような本が400種類以上も出版されたほど、江戸時代の人々は算数の問題が大好きで、大喜びで解いていたそうです。すごいのは、大人だけが算数を喜んでいたのではなく、子どもから老人まで幅広く、いつでもどこでもできる娯楽として算数を楽しんでいたということです。ねずみ算や旅人算、油分け算なども紹介されているこの『塵劫記』という本は、今でいうと、みんなで一緒に遊べるゲーム機のような存在だったのでしょうね。
そして、問題を作ることもまた、人々にとっての喜びでした。とてもよい算数の問題ができると、これは神様からの贈り物だということで、その問題を木の額にかいて神社に納め、他の人に解いてもらった、ということです。これを「算額奉納」といいます。東京都内でもたくさんの神社に算数の問題がかかれた額が残っています。今でも解くのが難しい問題もあるんですよ。
そのように、日本のみんなが算数大好きだったので、江戸時代の日本で発展した算数、「和算」は、当時、世界一レベルが高かったと言われています。日本人の中から理数系のノーベル賞受賞者がたくさん出ているのは、楽しんで算数を学習する国民性が未だに残っているからなのかもしれません。

算数は、なんで?という不思議感、解き方を探すときのワクワク感、分かったときのスッキリ感を味わえる、とても楽しい学習です。そして、算数を学習すると、物事を順序よく考える力が付いて、とても生活が便利になります。みなさんにも、ぜひ、算数を楽しむ心をもって欲しいと思います。

今日は「算数の歴史」について、お話ししました。

 

2月8日 朝礼㉚

先週の3日は立春でした。暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒いです。例年、インフルエンザが流行る時期ですが、今年は、皆さんがマスクや手洗いをしているおかげで、流行にはなっていないようです。すばらしいことですね。マスクをつけ、寒くても活動の合間には必ず手を洗い、健康を保つよう頑張ってください。

さて、校長先生は先週までに、ほぼ全部のクラスの授業をじっくりと見させてもらいました。皆さんの授業態度、とてもすばらしかったです。なによりも、自分で考え、伝えようとする子がたくさんいて、とても嬉しかったです。学習は、自分から積極的に調べたり練習したり考えたりすると、より楽しくなります。これからも自分から取り組む姿勢を忘れないでください。
皆さんの授業を見ている中で、あるクラスの学級活動の時間、「自分がしたことで他の人が喜んでくれると、自分も気持ちよくなる」という内容の発言がありました。なんてステキなことだろうと思いました。日頃の当番の活動などで、自分の仕事、自分の役割をきちんとすれば、周りの人が嬉しく幸せになります。その幸せな姿を見て嬉しいと思えることは、大きな気持ちよさと、「次も頑張ろう」という意欲につながります。
今週はうめのキッズフェスティバルがあります。自分のお仕事に責任をもち、人が喜ぶ姿を見て気持ちよくなれるよう、クラスみんなの心をひとつにして、頑張ってください。校長先生も、とても楽しみにしています。

今日は「お仕事の気持ちよさ」について、お話ししました。

 

2月1日 朝礼㉙

毎年みなさんが豆まきをする節分、例年2月3日なのですが、今年は明日、2月2日です。節分が2月3日でなかったのは1984年、今から37年前で、そのときは2月4日でした。今年のように、節分が2月2日になるのは、実に124年ぶりだそうです。

なぜこのように、年によって日付が変わるのでしょうか。それは、季節と暦の関係です。
日本では、昔から月(つき)の動きをもととした暦(こよみ)、今でいうカレンダーを作って生活していましたが、明治時代の最初に、太陽の動きをもととした暦に変えました。そのとき、季節が変わる境目となる立春、立夏、立秋、立冬の日付が、年によって微妙に変わるようになりました。季節の変わり目の前の日にあたる節分の日がずれるようになったのは、そのためです。
ここからしばらくは、4年ごとに2月2日が節分となるそうです。太陽や星の動きを観測し、とても緻密な計算のもとに、カレンダーはできています。天文学や数学って、すごいですね。

さて、みなさんのしている豆まきですが、実は平安時代、今から1000年も前に始まったものが基になっていると言われています。家の中で起こるケガや病気など、禍(わざわい)のすべてをいけないことをする「鬼」と見て、それを追い出すために豆を撒くのです。ちなみに豆は、魔を滅すると書いて「魔滅(まめ)」です。鬼滅の刃みたいですね。

そして、節分に「豆まきをする必要がない」と言われている苗字の人がいるのを知っていますか?この中にもいますよ。答えは、「わたなべさん」です。
平安時代、今から900年ほど前の話ですが、渡辺綱(わたなべのつな)というとても強いお侍さんが、酒呑童子という鬼のボスを倒したと言われています。この人が、今の渡辺さんのご先祖さまです。渡辺綱には鬼も恐れて近付かない、ということで、今でもわたなべさんは、節分で豆まきをしないでいい、する必要がないとされているんです。もちろん、してもいいですよ。

節分という言葉から調べると、暦や伝統文化、歴史上の人物まで、こんなにたくさんのことが分かります。知ることって、楽しいですね。今日は「節分」にまつわることについて、お話ししました。

 

1月25日 朝礼㉘

先週の「大寒」を過ぎ、朝晩が寒い日が続いています。先週で持久走月間は終わりましたが、うめのキッズのみなさんは、自分でできる運動を探して体を鍛え、「たくましく」なってください。

さて、校長先生は12月生まれです。だから、というわけではありませんが、冬が好きです。温かくて楽しいことがたくさんの春夏秋ももちろん好きですが、冬は、夜の時間が長い分、自分をじっくりと見つめ、考える時間が増えるように思います。自分の内側が成長する感じがするので、冬がとても好きです。

今日はこの「冬」という言葉を使ったことわざを2つ紹介します。
ことわざ1 『夏は日向を行け 冬は日陰を行け』 これは、「夏にはあえて暑い日向を、冬にはあえて寒い日陰を歩くように、つらい道を選んで、自分を強く鍛えなさい」という意味です。ちょっと今の世の中にはそぐわない考えかもしれませんが、気持ちは分かる、といったところでしょうか。
そして、ことわざ2 『冬来りなば 春遠からじ(ふゆ きたりなば はる とおからじ)』 有名なことわざですが、元はイギリスの詩を日本語に訳したものです。これは、「つらく厳しい時期を耐え抜けば、必ず幸せがめぐってきますよ」という意味です。冬という言葉のもつ暗いイメージを消してくれる、校長先生がとても好きなことわざです。

ことわざには、昔の人の知恵やよい考え方がつまっています。学校の図書室には、ことわざ辞典がありますので、興味がある人は、いろいろなことわざを調べてみてください。言葉を知ることは、世界を知ることです。楽しみながら、世界を広げていってください。

今日は「冬」と「ことわざ」についてお話ししました。

 

1月18日 朝礼㉗

今日は、梅木小の教育目標にある、「かしこく」についてお話しします。
皆さん、自分が「かしこく」なるためには、どうすればよいでしょうか。お勉強をたくさんする、毎日図鑑や物語などの本をたくさん読む、などが思い浮かぶかもしれませんね。

実は校長先生は、小学生のときに、コーヒーメーカーを壊したことがあります。コーヒーを入れるにはコーヒー豆と水を機械に入れてスイッチを押すのですが、水の代わりに牛乳を入れたら、おいしい「カフェラテ」ができるに違いないと思って、やってみたんです。すると、機械からゴゴゴッという変な音と白い煙が出てきて、動かなくなってしまいました。
校長先生は、お父さんに、コーヒーメーカーを壊してしまったので、かなり叱られる覚悟で話しました。すると、お父さんは「それはいい考えだった。カフェラテができなかったのは何でだろうね。」と、笑って許してくれました。それから先生は、水と牛乳の成分の違いや、コーヒーメーカーの仕組などを自分で調べて、少しかしこくなりました。今でもそのことをよく覚えています。

かしこいと言えば、とても有名な科学者に、アルバート・アインシュタインがいます。宇宙の謎を解明する考えをたくさん生み出した、超天才です。その人の言葉を、2つ教えます。
ひとつ 「大切なのは、好奇心を失わず、疑問を持ち続けることだ」
ふたつ 「何かを学ぶためには、自分で体験する以上によい方法はない」
合わせると、自分が知りたいことや不思議に思うことを、自分でやって確かめてみることよりも、よい学習はないということです。うめのキッズの皆さんは、自分が不思議に思うことや苦手なこと、できないことをそのままにせず、まずやってみようと考えてもらいたいと思います。体験することで、新しいことが分かったり、できるようになったりする楽しさを味わっていってください。

今日は「かしこくなるには、自分でやってみるのがいちばん!」というお話をしました。

 

1月12日 朝礼㉖

寒い日が続いています。今朝は広い範囲で雪が降った地域があるようですね。

今は、1月5日から始まった「小さい寒さ 小寒(しょうかん)」と呼ばれる時期です。小寒は、寒い日の始まりである「寒の入り」と言われ、1月20日からの「大きい寒さ 大寒(だいかん)」の時期を経て、来月2月2日の節分まで寒い日が続くとされています。1年で一番寒い時期です。
こんなに寒いので、冬眠する動物のように、生き物などはすべて動かなくなると思いがちですが、春の七草である芹(せり)が芽を出し始めたり、水が地面の下で溶けて動き出したり、鳥の雉(きじ)がパートナーを求めて鳴き始めたりする時期だと言われています。

皆さんも、このように寒くて辛い時期だからこそ、じっくりと自分の力を蓄えて、これからの活動のもとになる力をつくろうと考えてみてください。読書や持久走など、自分を高められるような、時間の有効活用ができるといいですね。それから、寒くても手をしっかり洗って、病気にかからないように頑張りましょう。

今日は「寒さに負けないぞ」というお話をしました。

 

1月8日 朝礼㉕

今日は令和3年1月8日です。13日間の冬休みを終え、今日から2学期の後半がスタートします。そして、今年度の学校での生活は、あと55日ほどです。

この年末年始、新型コロナウイルスに感染する人が増え、東京都では昨日2400人以上の感染者が出ました。そして昨日、国から東京・埼玉・千葉・神奈川の一都三県に2回目の緊急事態宣言が出されました。皆さんはまず、今日1月8日から来月2月7日までの1ヶ月間が、改めて気の引き締めどころとなります。今日、教育委員会からのお手紙がありますので、マスクの着用、手洗い、給食の食べ方など、担任の先生やお家の方ともう一度確認し、「ウイルスに感染しない・感染させない」という気持ちを強くもって行動するようにしてください。

さて、校長先生は、昨年の12月21日、最後の全校朝会のときに、「新しい年になりたい自分をイメージしておくことで、よい1年のスタートが切れます」というお話をしました。イメージというのはとても大切なことです。なりたい自分のイメージがあれば、「どうすればそうなれるか」を具体的に考えることができるからです。
例えば、「テストで100点を取る自分になりたければ、そのテストの内容を把握して繰り返し学習して身に付けること」、「足の速い自分になりたければ、一日に少しずつ走る練習をするようにしてその走る長さを少しずつ長くして体を慣れさせること」などです。なりたい自分のイメージをもつことで、効果的な学習や練習ができるようになります。

今年度の小学校生活は、まだ55日もあります。なりたい自分のイメージをもち、学校生活で「一日ひとつ 人のためになること かしこくなること 元気になること」を積み重ね、今よりスーパーでスペシャルな自分になって次の学年や学校に進級・進学できるよう、一日一日を大切に、元気に過ごしてください。

今日は、「ウイルスに感染しない・感染させない」ことと、「なりたい自分のイメージ」についてお話ししました。

 

12月21日 朝礼㉔

今日は12月21日です。25日まで学校に来ると冬休みに入り、次に皆さんに会うのは令和3年ということになります。

皆さんにとって、令和2年はどんな年だったでしょうか。学校のことを、少しふり返ってみましょう。
1月から新型コロナウイルスの感染症の影響が出始め、3月は学校が1ヶ月間お休みになりました。突然のお休みだったので、皆さんもお家の方も大変だったかと思います。4月6日には始業式と入学式を行いましたが、その後の2ヶ月間は、また学校がお休みになりました。皆さんは、学校からのプリントや先生たちがつくったYouTubeの動画で学習を進めましたね。6月からはクラスを午前と午後の半分に分けて登校して、1日3時間ずつの学習が始まりました。なんだか懐かしいですが、たった半年前のことです。今年の夏はとても暑く、夏休みは23日間と、例年の半分の長さでした。9月には体力テストや写生会がありました。10月にはスクールコンサート、そして運動会がありました。皆さんの学校で頑張る姿を見たお家の方は、とても喜んでいました。11月には校外学習や外部の先生を招いての学習、それから地域清掃がありました。そして12月の音楽会で、皆さんはまたひとつ、大きく成長しました。

皆さん、今週の5日間を使って、今までの自分の学校生活をふり返り、次のふたつのことを確かめてください。ひとつ、自分が今年、頑張って成長したことは何でしょうか。ふたつ、自分が来年、頑張って身に付けたいことは何でしょうか。できなかったことを悔やむのではなく、できたこと、頑張ったことを前向きにふり返ってください。そして、来年なりたい自分をイメージしておくことで、1月によい1年のスタートが切れるようになります。今週は、まとめと目標設定の5日間としてください。

今日は、「1年のふり返りと来年の目標」についてお話ししました。

 

12月14日 朝礼㉓

すっかり冬の寒さになりました。今日は日本海側では真冬の寒さで雪が降りそうだと朝のニュースで言っていました。寒さに負けず、学校に来た皆さんはえらいですね。学校では薄着で過ごし、身体を寒さに少しずつ慣れさせて、たくましくなってください。

さて、校長先生はお家でワンコを飼っています。ワンコのお散歩をしていると、よく他のワンコに会いますが。ときどき、ワンコどうしでお尻の臭いを嗅ぎ合う様子が見られます。お尻の臭いはワンコごとに違っているので、ワンコどうし、もっと知り合おうとするための行動だとされています。「あなたはどんな方ですか?クンクン」ということですね。これは、犬が仲良くなるためのコミュニケーションだと言えます。
コミュニケーションとは、生き物が仲良く生活していくために欠かせないものです。もちろん、人間もそうです。「あなたはどんな人ですか?」とお互いに知ろうとすること、話したり聞いたり、一緒に学習したり運動したりすることで、仲のよい友だちが増えていきます。
あまり仲のよくない人、話したことがない人でも、その人を詳しく知るととてもいい人で仲良しになった、ということがよくあります。うめのキッズの皆さんには、人を選り好みせず、まずはその人をよく知ろうとすることで、よい関係が築ける人になって欲しいと思います。大事なことをひとつ教えましょう。コミュニケーションで一番大切なのは「話を聞くこと」です。相手の話をよく聞いてその人を理解することから、コミュニケーションは始まります。頑張ってみてください。

今日は、「コミュニケーションの大切さ」についてお話ししました。

 

12月8日 朝礼㉒

先週の音楽会、すばらしかったですね。校長先生は皆さんの歌や合奏を聴いていて、自然と体が動いてしまうような楽しさと、皆さんの頑張りを感じました。皆さんも、音楽会をとおして、心がひとつ、豊かになったのではないでしょうか。
音楽会は終わりましたが、これからもずっと、友だちと心を合わせて、音楽を楽しむ心をもち続けてください。

今日は、「真似をする」ことについてお話しします。
最近発表された「小学生が選ぶ!2020年 憧れの人物ランキング」という調査があります。ランキングは、1位が「竈門炭治郎」、3位が「胡蝶しのぶ」でした。なんと、『鬼滅の刃』のキャラクターが10位の中に7人入っていて、鬼滅人気がよく分かる結果になりました。その中でも、2位に「お母さん」、5位に「お父さん」が入っていました。炭治郎のではなく、自分のですよ。校長先生は、家族の愛を感じて、嬉しくなりました。
では、皆さんが憧れている人は、誰ですか?「あの人のようになりたいな」と思う人がいたら、ぜひ、その人の考え方や行動を真似してみてください。例えば、炭治郎だったら、目標に向かって努力を重ねること、自分の頑張ったことを仲間に教えてあげること、人に優しく感謝できること、などですね。真似をするということを意味する「まねぶ」という言葉から、「学ぶ」という言葉ができたと言われています。自分にとって憧れる、お手本となる人の考え方やしていることを真似することが、よい学びとなり、自分をよりよい人にしてくれるということです。うめのキッズの皆さんは、よい人のよいことをどんどん真似して、もっともっとステキな人になってください。

今日は、「真似をして自分を磨く」ことについてお話ししました。

 

11月30日 朝礼㉑

明日から12月です。今週末には音楽会がありますね。寒くなってきたので、手洗いやうがいなどで自分の体調管理をしっかりして、元気で最高の音楽会になるようにしましょう。

さて、今日は皆さんに「人権」についてお話しします。
「人権」って、ちょっと難しい言葉かもしれませんね。人権とは、皆さんが生まれながらにもっている、幸せに生きるための権利のことです。
皆さんは、どこに生まれても、男の子でも女の子でも、自由に生きることができます。当たり前に思うかもしれませんが、生まれた場所や男女の違いで、辛い扱いや差別を受けることが、この地球上にはとてもたくさんあります。
例えば、「あなたは今日から、家族と離れてひとりで働かなければならない」と言われたら、どう思いますか。皆さんが今もっている、「家族と暮らすこと」「学校へ通うこと」「友だちと勉強したり遊んだりすること」「働かされないこと」などの権利が、無くなってしまうということです。今、皆さんが当たり前だと思っている権利は、ひとむかし前には当たり前ではなく、「学校へ行きたい」「勉強したい」と思ってもできない人がいたことを忘れてはいけません。

日本では、今週の金曜日12月4日から始まる10日までの一週間を「人権週間」としています。最後の12月10日は、国連が定めた、「世界人権デー」です。うめのキッズの皆さんは、人権について知り、自分のもっている人権を守ることはもちろん、絶対に友だちのもっている人権を傷つけてはいけないという強い気持ちをもってください。自分と同じくらい、友だちの心も大切だと思える人になれるよう、よく考える一週間にして欲しいと思います。

今日のお話は、低学年の皆さんには少し難しかったかもしれませんね。ぜひ、学級で担任の先生と具体的に話をしてみてください。
今日は、皆さんのもつ「人権」についてお話ししました。

 

11月24日 朝礼⑳

11月下旬に入りました。先週に比べ、今週は少し寒くなってくるようです。体調の管理をしっかりして、毎日元気に学校に来てください。

今日は、「正直であること」について、お話しします。
校長先生が担任の先生だったときのことです。Aさんが友だちに「だれだれさんがあなたの悪口を言っていたよ」と話しました。その友だちは、とても辛く悲しい気持ちになりました。先生はその話を聞いて、Aさんに「どうして、悪口を言われていることを伝えたの?」と尋ねました。Aさんは、「本当に悪口を言われていたから、正直に教えてあげようと思って」と言いました。
Aさんはきっと、本当に、正直であろうと思い、伝えたのでしょう。でもそのことで、友だちが辛く悲しい気持ちになったことも事実です。先生はそのとき、「正直であること」と「人を思いやる心」についてのお話を思い出しました。こんな話です。

昔、中国に、孔子(こうし)というとても賢い人がいました。
ある人が孔子に言いました。「私の村にはとても正直な息子がいます。自分の父親が羊を盗んだとき、その息子は、自分の父親が泥棒だと警察に正直に申し出たのです。」
孔子は答えました。「私の村の正直というのは、それとは違います。息子は父親の罪をかばい、父親は息子の罪をかばいます。本当の正直というのは、人を思いやる心の中にあるものですよ。」

このお話には、賛成・反対、いろいろな考えがあると思います。校長先生は、自分が人に何かをしようとするとき、その人にとって嬉しい、気持ちいい、幸せになることであることが必要で、さらに、その後どうなるか、ということまで考えることが大切だと思っています。さて、皆さんがAさんの立場だったら、友だちに伝えますか?伝えませんか?
今日は「正直であること 人を思いやる心」についてお話ししました。

 

11月16日 朝礼⑲

今日もさわやかな朝ですね。天気予報によると、今週はとても温かい日が続くそうです。時間の区切りをしっかりして、お勉強や遊びに頑張って下さい。

さて、校長先生は音楽が大好きです。
小学生の頃は、歌うことやリコーダーで演奏することが好きで、音楽の先生に褒められたのを覚えています。口笛や歯笛が得意で、授業中、自分でも気付かずに歯笛を吹いていて、担任の先生に叱られたこともありました。
中学までは運動部でしたが、高校からは吹奏楽部に入りました。きっと、何か楽器が演奏できるようになりたい気持ちが、ずっとあったのでしょう。それまでに貯めておいたお年玉を使って楽器を買いました。フルートという楽器です。たくさん練習しました。苦手だった楽譜も、頑張って読めるようになりました。たくさんの音楽に触れて、演奏して、友だちと音を合わせていく中で、心から音楽の素晴らしさを感じました。

「好きな曲をダウンロードして聴く」「カラオケで歌う」「曲に合わせて踊る」「友だちといろいろな楽器で合奏する」…。音楽の楽しみ方は人それぞれです。そして、音楽は皆さんの心を明るく豊かにしてくれます。音楽会まであと3週間、皆さん、たくさん練習しましょう。そして、友だちと一緒に創る音楽を、心から楽しんでください。お家の方も、もちろん先生たちも、皆さんのステキな歌声と演奏を楽しみにしています。

今日は、「音楽を楽しむこと」についてお話ししました。

11月9日 朝礼⑱

皆さんの服装が、だいぶ温かそうなものになっています。寒さが増してきましたね。
さて、今日は、「道徳の学習」についてお話をします。

校長先生が小学4年生、10歳のとき、そのときの校長先生が朝礼で話していたことを、とてもよく覚えています。こんな話でした。
『たろうくんが、黒いおまんじゅうを食べました。まだ足りないので、白いおまんじゅうを食べました。まだ足りないので、赤いおまんじゅうを食べました。おなかいっぱいになったたろうくんは、ふと、思いました。最初から、赤いおまんじゅうを食べれば、すぐにおなかいっぱいになったのかな…?』お話はそれで終わりました。

傳田校長先生が、なんでこのお話を30年以上経った今でも、覚えていると思いますか?
きっと、自分で答えを考えたからだと思います。「何を言いたかったのかな?」「このお話から、僕はどうするのがいいのかな?」10歳の傳田少年なりに、自分のこととして考えたから、強く心に残っているのでしょう。皆さんはこのお話、どう考えるでしょうか。

梅木小では今年、道徳の学習を中心として、皆さんが考えたり交流したりする力を高める研究をしています。6年2組や3年2組には、たくさんの先生が道徳の学習を見に来ましたね。
道徳は、①自分のこと ②人と関わること ③集団や社会と関わること ④命や自然など尊いものと関わること の4つを考える学習です。難しいことはありません。大事なのは、「自分だったらどうしたかな」「これから自分はどうしていこうかな」と考えて、友だちと話し合っていくことです。その中で、友だちの考えや気持ちも、大切にできるようになるとすばらしいですね。道徳の学習に、真剣に取り組んでみてください。

今日は、「道徳の学習」についてお話ししました。

 

11月2日 朝礼⑰

11月になりました。朝晩がだいぶ寒くなりましたね。校庭の木々が色づき始め、秋が深まってきたことがよく分かります。

今日は、運動会を終えて、一回り大きく成長した皆さんの心も成長させるために、考えて欲しいことがあります。学校の教育目標でもある、「やさしく」についてです。

「優しい」という漢字は、「優れている」とも使われ、「ゆう」と読みます。「紅組が優勝する」とか「とても優秀な人」のように使われて、他の人よりも強かったり、勉強ができたり、特技があったりすることを意味しているように思えます。
でも実は、本当の意味は違います。この漢字をよく見てみると、左のにんべんを除いた右側だけの部分は「憂う(うれう)」と読み、悲しんだり、思い悩んだりすることを意味しています。そこににんべん「人」がくっついて、本当の意味は『悲しんだり悩んだりしている人に寄り添っている人』のこととなります。
人より力が強くても、勉強ができても、特技をもっていても、それは優れているとは言いません。本当に優れた人とは、『悲しんだり悩んだりしている人に寄り添える優しい人』だということです。
友だちとケンカしたりイヤなことを言ったりする人、自分のことしか考えない行動をする人は、優れているとも優しいともいえません。それよりも、人と仲良く楽しく笑顔でいるほうが、優しく優れた人といえますし、その人の人生はすばらしいものになります。一日ひとつ、友だちに優しく、人のためになることをして、皆さんの人生を豊かにしていってください。

今日は、「やさしく」ということの本当の意味についてお話ししました。

 

10月19日 朝礼⑯

秋が深まり、だんだん肌寒くなってきました。今週の24日土曜日は、いよいよ運動会です。どの学年も、練習頑張っていますね。
その中でも特に、最高学年の6年生、鼓笛の練習を頑張っていますね。校庭で合わせている音を聴き、様子を観ていると、どんどん上手になっているのが分かります。その分、自分や友だちが音を間違えたり、タイミングが合わなかったりするのが、気になる時期かもしれません。
校長先生は、音を合わせること、合奏は、たし算ではなく、かけ算だと思っています。ある曲を間違えないで演奏できる力を「1」だとします。例えば、二人で一緒に演奏するとき、その二人がふたりとも1の力をもっていると、1×1=1となり、ひとつの立派な演奏になります。でも、ふたりとも1に足りない0.9の力だったとすると、0.9×0.9=0.81となり、逆にひとりよりもよくない演奏になってしまいます。
皆さんはまず、ひとり分の1の力を身に付けられるように頑張ってください。そして、もっともっと上手になって、一人ひとりが1.2、1.5、2の力となって合わせると、その演奏はかけ算でどんどん大きくなり、ひとりで演奏するよりずっとずっとステキな演奏になるはずです。その演技や演奏は、きっと観る人、聴く人の心を揺さぶり、感動を呼ぶものとなるでしょう。
今日のお話は、「自分が頑張ることは、自分のためになることはもちろん、他の人を助け、支えることにもつながる」ということです。5日後の運動会では、うめのキッズのみんなが演技や演奏で精一杯努力してきた姿と、お互いに助け合い、支え合う姿を見せて下さい。校長先生は、今からワクワクしています。

 10月13日 2学期始業式

2学期の始業式が、最高の秋晴れのもとに校庭でできること、とても嬉しいですね。今日から、学年の後半のスタートです。

先日の終業式でも話しましたが、まずは、新しい生活様式を続けていきましょう。マスクを必ず付ける、外から戻ったりみんなの物を触ったりしたら手洗いをする、友だちとの話合いでは少し離れる、など、2学期からも、梅木小のみんなが優しさを分け合い、頑張っていきましょう。

2学期には、いろいろな行事があります。特に皆さんに頑張って欲しいのが、来週末の運動会と、12月の音楽会です。運動会も音楽会も、一人ではできません。自分だけ勝手なことをしたり、何もやらなかったりする人がいると、成功させることが難しくなります。一人ひとりが自分のやるべきことを考え、力を高めるために努力をして、心を一つにすることが必要です。大きな行事をとおして、友だちと励まし合い、協力してひとつのものを創り上げる気持ちよさを感じてください。まずは自分がコツコツ努力することから始めましょう。

今は令和2年度です。3月の終わりまであと半年を切りました。皆さんがこの学年の終わりまでに身に付けたいこと、できるようになりたいことは何ですか?自分の目標をしっかりともち、「一日ひとつ」を積み重ねていってください。

 

10月9日 1学期終業式

今日はあいにくの雨なので、放送による終業式です。よい姿勢でお話を聞きましょう。

今日は、6月から始まった1学期の学習や生活のまとめの日です。皆さんが今の学年になって79日間、よく頑張って学校に来ましたね。
今までの生活と違い、マスクを必ず付けたり、手洗いを何度もしたり、友だちとの話合いでは少し離れたりして、大変だったと思います。東京都の新型コロナウイルス感染者数は、まだ減っていません。いつ、誰がかかってもおかしくない状況です。2学期からも、梅木小のみんなが優しさを分け合い、学校の生活を同じように頑張っていきましょう。

校長先生は、4月の始業式で、梅木小学校の「やさしく かしこく たくましく」の目標から、皆さんが頑張ることについて、「一日ひとつ」というお話をしました。
一日ひとつ 人のためになることをして、「やさしく」なれましたか?
一日ひとつ 学校でのお勉強を頑張って、「かしこく」なれましたか?
一日ひとつ 自分が元気になることをして、「たくましく」なれましたか?

さあ、学校での生活を思い出してください。一日ひとつ、皆さんが頑張れたことは何ですか?今日は、自分が頑張れたこと、そして、あまりできなかったからこれから頑張っていきたいこと、をよく振り返ってください。

今日、皆さんがもらう通知表を、校長先生は全員分読みました。皆さんがよく頑張ったことが書かれています。担任の先生とお話しして、確かめてください。そして、自分をレベルアップさせるための新しい目標を考える一日にしてください。

昨日頑張れたことが、今日頑張れなくてもいいんです。でも、明日頑張ろうと思える人、努力できる人になってください。校長先生は、2学期からも、頑張る皆さんと学校で過ごせるのを楽しみにしています。来週の火曜日、元気で会いましょう。

 

10月5日 朝礼⑮

先週の土曜日に、うめのき幼稚園の運動会がありました。幼稚園の子どもたち、とっても頑張っていて、最高の運動会でした。今月の24日は小学校の運動会、皆さんの番です。一生懸命に頑張る姿を、お家の人に見せてあげてください。

今日は、「世界の国や文化を知ること」についてお話しします。
校長先生は、お家でワンコを飼っています。ある日のお昼過ぎ、ワンコのお散歩で保育園の横を通りかかると、「あ、ワンワンだ!かわいい!」と子どもたちが手を振ってきました。子どもたちとバイバイしたあと、校長先生はふと思いました。
「日本では、犬をワンワンという鳴き声で呼ぶ。他の国の鳴き声はどう表現するのかな?」
そこで調べてみました。世界の国の犬の鳴き声です。
アメリカ「バウワウ」 タイ「フォンフォン」 ロシア「ガフガフ」 トルコ「ヘヴヘヴ」 アイスランド「ヴォフヴォフ」 スペイン「ジャウジャウ」 オランダ「ブラフブラフ」 韓国「モンモン」 フランス「ワフワフ」 ドイツ「ワウッワウッ」 中国「ウーウー」 インドネシア「ゴンゴン」
調べてみて驚きました。犬の鳴き声ひとつに、なんと多くの表現があることでしょう。
もちろん、世界の国や地域によって、犬の大きさや種類、犬と人間の結び付きは違います。犬をペットとして可愛がる国と、雪の上でそりを引かせる国とでは、犬の見方も接し方も違うことでしょう。そのような、物事に対する様々な見方や考え方、風習などのことを、その国の「文化」と呼びます。

皆さんは外国語の学習をしていますね。英語が話せたり書けたりすることはとても大切なことです。頑張ってください。そして、皆さんには、そこからもう一歩踏み込んで、世界には様々な国の様々な文化があり、その文化をお互いに大切にできる人になって欲しいと思います。これを難しい言葉で、「国際理解」といいます。少しずつ、様々な世界を知っていってください。

今日は「世界の国や文化を知ること 国際理解」についてお話ししました。

 

9月28日 朝礼⑭

今週から10月になります。1学期のまとめです。皆さん、自分の学習や生活を振り返り、残り半年少しのこの学年を、楽しく過ごせるようにしてください。

さて、皆さんが今、大好きで、頑張っていることは何ですか?今日は校長先生が子どもの頃から好きだったこと、頑張ってきたことをお話しします。
校長先生は小学生の時、剣玉やルービックキューブの6面完成に、夢中になっていました。少年野球ではショートで6番バッター、学校では算数や体育が大好きでした。
中学生の時には、バスケットボール部に入り、練習を頑張りました。スリーポイントシュートがたくさん決まるように、毎日100本以上のシュート練習をしました。
高校生の時には吹奏楽部に入り、毎朝7時から楽器の練習をしました。50人以上の友だちと、心をひとつに演奏することの難しさ、そして気持ちよさを味わいました。
大学生の時には、野球、バスケットボール、フィールドホッケー、そしてオーケストラなど、やりたいことを全部やりました。そして、先生になるための勉強をたくさんたくさんしました。それから、大学を卒業して先生になりました。

「芸は身を助ける」という言葉があります。この言葉のとおり、校長先生は、今までに自分が好きで頑張ってきたことが、今の自分を助けてくれている、忙しいときにも心のゆとりをもたせてくれていると強く感じています。

うめのキッズの皆さんは、誰が何と言おうと、自分の大好きなことを真剣に、熱心に頑張れる人になって欲しいと思います。自分が頑張り続けることができたという経験は、必ずこれからの皆さんの心を支えてくれます。「自分はこれを頑張れた」「これだけは誰にも負けない」と胸を張って言える、そんな何かを、ひとつでいいからもってください。先生たちは、頑張る皆さんを応援し、支えることを約束します。一日ひとつ、自分を成長させていってください。

今日は「好きなことを頑張ることのすばらしさ」についてお話ししました。

 

9月23日 朝礼⑬

昨日は秋分の日でした。秋分の日は、太陽の出ている時間と出ていない時間がほとんど同じ日です。秋分の日を過ぎ、これからは、太陽の出ている時間が少しずつ短くなってきます。いよいよ、秋の到来です。

秋は、「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」と言われるように、何をするにも心地よい爽やかな気候になります。そして「食欲の秋」とも言われます。秋はおいしいものがたくさんあります。秋の味覚といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?
果物や野菜では「なし ぶどう かき くり さつまいも かぼちゃ きのこ なす」などですね。そして、魚ではなんと言っても「さんま」です。漢字で「秋の刀の魚」と書くとおり、秋に獲れる刀のような形をした魚です。
さんまにはご飯をためて消化するための胃がないので、昼に食べたプランクトンは夜にはもう体の中になくなっています。さんまの漁は夜に行われるので、きれいな体のさんまが獲れ、内臓まで全部おいしく食べられるんです。脂ののった塩焼きのさんまは、校長先生にとって秋の味覚のチャンピオンです。
しかし年々、そのさんまがなかなか獲れなくなってきているそうです。10年前の4分の1以下になったとも言われています。さんまが獲れなくなってきた原因のひとつは、地球温暖化によって気温が高くなり、海の水の温度が以前よりも上がっていることだと言われています。
地球に住むみんなが知恵を出し合い、たったひとつの地球をもっと大事にしていかないと、さんまが食べられなくなるだけでなく、多くの生き物の命がなくなってしまうかもしれません。皆さんもぜひ、大切な地球を守るために、環境について勉強して、考えを深めていってください。

今日は、「秋の味覚と地球の環境」についてお話ししました。

 

9月14日 朝礼⑫

朝晩の空気がすこし涼しくなり、虫の声が心地よい季節になってきました。

さて今日は、よいお勉強の仕方についてお話しします。
「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、分かる。」という言葉があります。
授業中、先生の話を聞いているだけでは、学習は身に付きません。「聞いたことは、忘れる」です。
自分でノートに書いたものや、DVDや実物を見たものは、それなりに覚えられます。「見たことは、覚える」です。でも、覚えたことは、使えなければ意味がありません。
そこで、何度も繰り返し練習したり、ちがうパターンの問題にあてはめて考えたり、それを使って友だちに説明したり、話し合って解決したりするなど、自分から進んで学習すると、とてもよく分かり、自分の中にずっと残り続ける学習になります。これが、「やったことは、分かる」ということです。
小学校でいろいろな教科の学習をするのは、皆さんがこれから生きていく上で必要な最低限のことを身に付けるため、そして、自分の中に、これから生きていくのに必要な知識の引き出しの種類を増やしていくためです。今はあまり好きではない学習でも、将来、意外な形で皆さんの役に立つことがあるかもしれません。小学校の学習で無駄なことは、ひとつもないんです。自分の苦手な教科の学習にも、せっかくやるのですから、自分から進んで、楽しみながら学習してみてください。

今日は、よいお勉強の仕方についてお話ししました。

 

9月7日 朝礼⑪

夏休みが終わってから、2週間経ちました。心と体は学校モードになっていますか?一日ひとつ、「人のためになること」「かしこくなること」「元気になること」を、毎日、頑張ってください。

今日は、「数(かず・すう)と生活の結び付き」についてのお話をします。
今週の水曜日は9月9日です。昔から、9という数字には、「太陽のように明るく大きな数」という意味があります。この日は、その9という太陽の数がふたつ重なった日ということで、「重」なる太「陽」で「ちょうよう」、「重陽の節句」と呼ばれています。とてもめでたい日とされていて、菊の花を飾って、おいしいものを食べてお祝いをすることから、一般的には「菊の節句」とも言われています。今週の水曜日、お家の方に、「今日は菊の節句だからお祝いしようよ。」と言ってみてください。お家の方、きっとびっくりしますよ。ひょっとすると、おいしい物が食べられるかもしれません。
その他にも9月9日は、「きゅう」が2つ続くので、「救急の日」ともされています。救急車の救急です。それから、「ロールケーキの日」とも言われています。これは、ロールケーキを切った面がグルッとうずまきになっていて、数字の9のように見えるからです。
このように、日本の人々は昔から数に関心をもち、語呂合わせなどで覚えやすくしながら、生活に深く結び付けて、世の中を楽しく便利にしてきました。皆さんもいろいろな数や日付について調べてみてください。きっと楽しいですよ。

では最後に、校長先生からクイズを出します。分かった人は天才です。
『毎月22日は、「ショートケーキの日」です。なぜでしょう?』
答えが分かったら、後でこっそりと校長先生や担任の先生に伝えてみてくださいね。お家の人と一緒に考えてみるのも楽しいですよ。

今日は、「数(かず・すう)と生活の結び付き」についてお話ししました。

 

8月31日 朝礼⑩

明日から9月になります。今年の9月は平年よりさらに暑くなりそうだと言われています。皆さんは暑さに負けず、よく学び、よく遊んで、心と体を鍛えてください。

今日は「防災と助け合い」についてお話しします。
今から97年前の9月1日のお昼、とても大きな地震が起きました。関東大震災といいます。東京や神奈川を中心に、10万人以上の人々が犠牲になりました。東京の中心部では半分以上の家が壊れたり燃えたりしたので、生き残った人々はお寺や学校に避難して生活しました。北区内では、王子の辺りに新しく家を作り、家を失った人々が移り住んだそうです。ですが、家以外にも必要な物は多く、多くの人がとても困っていました。
すると、日本で大きな地震が起きたことを知り、アメリカ、イギリス、中国、インド、オーストリア、カナダ、ドイツ、フランス、ベルギー、ペルー、メキシコなど、とても多くの国々から、お金や服、治療に使う薬などがたくさん届けられました。国中で募金活動をしてお金を届けてくれた国や、「必要なものをもっと教えてください」と言ってくれた国もあったそうです。日本の人々は、外国の人々の優しさに驚き、深く感謝したと伝えられています。

9月1日を含む今週は、防災週間となっています。地震や火災、台風や大雨など、どのような災害がいつ襲ってくるか分かりません。皆さんは、先週の避難訓練のように、まずは自分の身をしっかりと守れるようになってください。そして、「困ったときにはお互いさま」と考え、少しのやさしさを、他の人に分けてあげてください。自分以外の人のことを大切にすることは、きっと、自分を守ることにもつながっていくことでしょう。

今日は、「防災と助け合い」についてお話ししました。

 

8月24日 朝礼⑨

23日間の夏休みが終わりました。皆さんが元気に学校にきてくれて、とても嬉しいです。今日から仲間になる友だちもいます。仲良く生活してください。

さて皆さん、今朝は元気に起きられましたか?夏休み中、少し遅くまで起きていて、今朝起きるのが辛かった人もいるかもしれませんね。
ところで、校長先生は、お家でワンコを飼っています。夏の暑い時期の昼は、道路のアスファルトが熱くなってお散歩ができないので、朝早くにお散歩に行かなければいけません。そこで夏休み中、校長先生は朝5時に起きて、1時間ほど、ワンコのお散歩に行っていました。すると、早起きすると、いいことがたくさんあることに気付きました。
まず、朝早くお散歩をしていると、地域の皆さんと爽やかにあいさつができます。とても気持ちがいいです。次に、お家に戻ると、時間がまだたっぷりあるので、自分の好きなことができます。先生は、一日の計画を立てて、本を読んだり、ゲームをしたりしてその時間を過ごしました。それから、体を動かした後なので、朝食がとてもおいしくなります。朝からモリモリご飯を食べて、それからの一日をとてもエネルギッシュに過ごせました。最後に、早起きしているので、夜グッスリ眠れます。自然に深い眠りになるので、次の日の目覚めがとてもスッキリしていました。
昔から「早起きは三文の得」と言います。校長先生は、早起きをすることで、心も体も健康に過ごせることが、とてもよく分かりました。今日、起きるのが辛かった人は、今日、いつもより少しだけ早く寝て、明日、いつもより少しだけ早起きしてみてください。きっと、自分にとっていいことがありますよ。

これからほぼ4ヶ月間、学校が続きます。運動会や音楽会も予定されています。生活のリズムを整え、心も体も元気に過ごせるよう、頑張っていきましょう。

今日は、「早起きすることのよさ」についてお話ししました。

 

7月31日 朝礼⑧

今日は7月31日、明日から夏休みになります。楽しみですね。

ところで、今日の5時間目は大掃除ですね。みなさんは、お掃除好きですか?
好きな人はそのままですばらしい。今日も頑張ってください。でも、正直、好きではないなと思う人もいると思います。そこで皆さんに、校長先生からひとつ、言葉を贈ります。
それは「床を磨くことは、心を磨くことである」という言葉です。

「掃除」という言葉は昔からあり、日本のお寺などでは、体や心を鍛える修行のひとつとなっていたものだそうです。修行というだけあって、お掃除では、あまりきれいではない場所を片付けたり、掃いたり、拭いたりします。なかなかきれいにならなくて、途中でいやになる人もいるでしょう。そこで、「だからやらない」ではなく、「だから自分が頑張ろう」と考えて、一生懸命に掃除をして床を磨き続けると、頑張ることができる心が鍛えられて、自分をレベルアップさせることができます。それが「心を磨くこと」ということです。

皆さんは、できないこと、いやなことから逃げるのではなく、まずはコツコツとやってみる人になってください。床は、すぐにはピカピカにはならないかもしれません。でも、投げ出さずに続けていれば、床の1カ所がピカピカになってきます。さらに続けるとピカピカは少しずつ広がり、床全体が、そして自分の心がピッカピカになってくるはずです。

校長先生は、この世の中、努力をコツコツと積み重ねられる人が一番すばらしいと思っています。皆さんが自分のために努力することは、倍返しどころではなく、10倍、20倍になって返ってきて、これからの皆さんを支える力になります。皆さんは、途中で投げ出さず、最後まで諦めずにやり続けられる人になってください。
まずは今日の大掃除、自分の心を磨くつもりで、一生懸命頑張ってみてください。また、夏休みを気持ちよく過ごすために、夏休みのはじめに、おうちや自分の部屋をお掃除するのもおすすめです。

今日は、「床を磨くことは、心を磨くことである」についてお話ししました。

 

7月27日 朝礼⑦

校長先生が、梅木小学校に来て4ヶ月です。皆さんの学習や生活については、6月からの2ヶ月間、見てきました。
今日は、校長先生が気付いた、梅木小の皆さんの「よさ」を、3つお話しします。

ひとつ
礼儀正しい人がとても多いです。ハキハキとあいさつができたり、靴のかかとをピシッとそろえて靴箱に入れられたり、「失礼します」と言って職員室で丁寧にお話ができたりする人が多くて、とてもステキです。こういうよい習慣を身に付けることは、将来、自分によい印象をもってくれる人や、助けてくれる人を増やすことにつながります。
ふたつ
係や当番の仕事を頑張っています。お掃除や給食当番はもちろん、クラスで決めた係のお仕事も協力してできています。特に、6年生がしてくれた1年生のお世話は、見ていてとてもステキでした。仕事を最後まで責任をもって頑張ったり、自分でできる仕事を探したりする姿勢は、皆さんが大きくなって社会に出たときに、必ず役に立ちます。
みっつ
学習に熱心に取り組める人がとても多いです。先週、5年生の総合的な学習の時間の発表会を見せてもらいました。自分の興味のあることを詳しく、そして分かりやすく伝えることができていて、とてもステキでした。学習は、自分から積極的にすれば、とても楽しく自分のためになるものです。簡単に「無理」「いやだ」と言わず、自分から頑張る態度は、これからの皆さんの人生をとても明るく、楽しいものにしてくれるはずです。

夏休みまで、あと5日です。夏休みを挟んでも、校長先生が話した皆さんのよさは変わらずに、ステキなままのうめのキッズでいてください。そして、さらにレベルアップを目指していきましょう。今日は、梅木小の皆さんの「よさ」についてお話ししました。

 

7月20日 朝礼⑥

今日7月20日は、昨年までは夏休み前最後の登校日でした。今年は、今週3日、来週5日の、あと8日間学校があります。心も体も元気に夏休みを迎えられるよう、この8日間で、今の自分の生活を振り返り、これからどんな自分になりたいか、しっかりと考える時間をとってください。

さて、今日は校長先生からクイズを出します。今週金曜日7月24日はスポーツの日という祝日です。そして、とても大きなあるイベントの開会式が予定されていた日です。世界中が楽しみにしていたこのイベント、何か分かりますか?
正解は、東京オリンピック・パラリンピック2020大会です。世界各国からトップアスリートが集まり、熱戦を繰り広げるこの大会は、来年、2021年7月23日の開会に延期となりました。今から124年前、1896年ギリシャのアテネで開かれた第1回の近代オリンピックから数えて、延期となったのは初めてのことだそうです。
皆さんは今まで、オリンピック・パラリンピックについて学習してきましたね。スポーツのこと、日本の文化や歴史、世界の国々、健康や環境など、様々なことを知り、自分の人生を豊かにするのが、オリ・パラ学習です。今年の大会が来年に延期になっても、その大切さは変わりません。しっかり学習を進めてください。

でも、新型コロナウイルス感染症がこのまま広がり続けると、もしかすると、来年もオリンピック・パラリンピックができなくなるかもしれません。世界中の人たちがコロナウイルスで苦しんでいる今、皆さんは、「お友達にうつさない」「自分がかからない」ように、マスク、手洗い、換気、友達との間をあけることなど、自分ができることをしっかりしましょう。いいことを続けられることは、すばらしいことです。頑張ってください。

今日は、オリンピック・パラリンピックについてお話ししました。

 

7月13日 朝礼⑤

梅雨が続いています。今週はずっと雨模様のようです。

どうやら、今年の梅雨明けは、平年より2~3日遅く、7月24日来週末くらいになるかと思われます。今も使いましたが、梅雨や梅雨明け、ニュースの天気予報を見ると、「平年並み」や「平年に比べ」のように、『平年』という言葉が、よく使われます。皆さん、この『平年』とは、どういう意味か、知っていますか?

実は、前の30年分のデータをならして考えたものが『平年』です。「30年間でだいたいここらへん」ということで、算数で言う「平均」の考え方です。今年までは、今から40年前から10年前までの30年分のデータを使います。ということは、かなり古いデータを使っていることになりますね。来年、西暦2021年は、今年2020年から前の最新の30年間のデータを使う切り替えの年になるそうです。
算数は、「梅雨はいつ頃明けるのかな」「この時期の気温は何度くらいかな」など知りたいことが分かる、とても便利なものです。皆さんも身近なところで使われている算数探しをしてみてくださいね。

梅雨が明けたら、あっという間に夏休みに入ります。この夏、皆さんがしたいことは何ですか?のんびりするのもいいですけれど、せっかくのまとまった時間、何か自分が成長できることにチャレンジするのがいいですね。今からしたいことを考えて、計画しておきましょう。

今日は、梅雨と算数についてお話ししました。

 

7月6日 朝礼④

7月になりました。7月は昔の言い方で文の月と書いて文月(ふづき)といいます。
今日は皆さんに、文を書くときに欠かせない「漢字」について、かしこくなるお話しをします。

漢字の「漢」は、今の中国にあった昔の国の名前で、そこで使われていた文字なので「漢字」といいます。その後、漢字は日本に伝わり、広く使われるようになりました。この「漢」という字、なぜか水を表すさんずいが付いていますね。この字の右側のまとまりには、「乾いている」という意味があり、まとめると「乾いた川」という意味になります。「乾いた川」とは、何のことか、分かりますか?15秒で考えてください。

正解は、この季節、夜の空に現れるキラキラ輝く大きな川、『天の川』です。大きくきれいな天の川は、国の名前になるほど、今も昔も人の心を動かし続けているんですね。もうすぐ七夕ですので、この話は、ぜひおうちの人にも教えてあげてください。

夏休みに、梅木小で漢字検定を受ける人がたくさんいます。また、普段から漢字の学習を頑張っている人もいますね。漢字にはひとつひとつ意味や成り立ちがあり、調べてみるととても面白いです。漢字以外でも、自分が不思議に思ったこと、知りたいと思ったことは、自分からどんどん進んで調べてみてください。そして、1日ひとつ、かしこくなって帰ってくださいね。

 

6月29日 朝礼③

学校が始まって、あっという間に1ヶ月が過ぎました。今週から7月です。
一日ひとつ、「人のために」「かしこくなるように」「元気になるように」頑張っていますか。先生たちは、やさしく・かしこく・たくましくなるように頑張る皆さんを応援します。

さて、今日は皆さんに、自分のブレーキについて考えてもらいます。
人間と動物を分けるのは、よいこと、よくないことの判断が自分でできることです。
皆さんは、よくないと思うことをする前に、自分にブレーキをかけることができますね。そのとき、今から言う2つのうち、自分の考え方に近い方を選んでください。あとで手を挙げてもらいます。
1「他の人に、この人おかしな人だと思われて恥ずかしいから、よくないことはしない」
2「よくないことをすると、自分に悪いことが返ってくるから、よくないことはしない」
どちらですか?  ⇒ 【結果、大多数が2に挙手しました】

これは、どちらも正しい考え方です。ちなみに校長先生は、1の考えに近いです。
1の「他の人に見られて恥ずかしい」と考えるのは、日本に昔からある考え方です。このように、人からおかしな人だなと思われるのが恥ずかしい、と感じることを、「恥の文化」といいます。
2の「自分に悪いことが返ってくる」と考えるのは、ヨーロッパやアメリカなど、欧米的な考え方です。このように、よくないことをすると、結局自分が損をする、と感じることを、「罪の文化」といいます。
1と2のどちらも、自分のブレーキをかけられるということですから、とてもすばらしいことです。

よくないことをしたときに、「だれだれが何々したから」という理由を言う人がいます。それはとても恥ずかしいことです。自分のことは自分で決めるものですね。
皆さんは、よいこと、よくないことを、自分で正しく判断して、行動できる人になってください。

今日は、自分のブレーキについてお話ししました。

 

6月22日 朝礼②

梅木小の教育目標は、「やさしく かしこく たくましく」です。
皆さん、この目標に向かって、一日ひとつ、何かを頑張っていると思います。自分が決めたよいことを続けられる人は、とても心が強い人です。自分が頑張っていることを、担任の先生にも教えてあげてくださいね。

今日は、目標とは反対に、校長先生が皆さんに「して欲しくない」「してはいけない」ことをお話しします。それは「いじめ」です。

人の嫌がることをしたり、言ったりすることを、いじめと言います。
嫌なことをされた人が、「これはいじめだ」と感じたら、それはいじめになるんです。
いじめをしてはいけないことは、日本の法律でも決められています。

皆さん、いじめだと思うことをされたり、いじめを見たりしたら、すぐに先生に教えてください。先生たちはいじめられている人を守って、必ず解決します。

また、いじめや人の嫌がること、みんなの迷惑になることをするのは、とても心が弱い、いけないことです。校長先生は、皆さんに「悪いことをして喜ぶ」ような人に、なって欲しくありません。いけないことをしない、いけないことに加わらない、という、強い心をもってください。

今日は、「いじめをしてはいけない」ということについてお話ししました。
担任の先生ともよく話してみてください。

 

6月15日 朝礼①

新型コロナウイルスのために、学校は臨時休校になっていました。
6月になっても、クラス半分ずつの登校でした。
1年生から6年生まで、全員がそろって朝礼をするのは、今日が初めてです。

今日は、校長先生から皆さんに、ひとつの嬉しいお話と、ひとつのお願いをします。

嬉しいお話
新しく、81人の1年生が、梅木小学校の仲間になりました。嬉しいですね。
1年生は、これから、お勉強、遊び、一生懸命頑張りましょう。2年生から6年生は、1年生が頑張る姿を応援して、ときにはやさしく助けてあげてください。
2~6年生は、お祝いの拍手をしましょう。
これが、嬉しいお話でした。

お願い
6月1日からの生活で、皆さんは今までとちがって、マスクをしたり、手洗いを何度もしたり、お友だちと少し離れたりしながら、学校で過ごしていたと思います。なんだか疲れちゃいますね。
でも、新型コロナウイルスの怖さは、うつっていても気付かない人がたくさんいて、その人から他の人にうつってしまう、ということです。「自分は大丈夫」「うつらないよ」ではなく、「お友だちにうつさない」ことを一番に考えて、今の生活を続けてください。
ひとりひとりが少しずつ「がまん」をすることが必要です。「がまん」という名のお友だちへのやさしさを、ひとつずつ、頑張ってください。
これが、お願いでした。

 

4月6日 始業式

新2年生から6年生のみなさん、おはようございます。久しぶりの学校ですね。
私は、4月から梅木小学校の校長になりました、傳田 学 です。覚えてくださいね。

校長先生から、皆さんに2つ話します。

ひとつ。皆さんの生活についてです。3月から今日まで、学校がお休みでした。今日、朝起きるのがつらかった人もいるかもしれませんね。このあとも、登校日はありますが、学校のお休みは続きます。毎日、「早寝・早起き・朝ごはん」を心がけて生活リズムを整え、5月から元気に学校に来られるようにしてください。

ふたつ。みなさんの目標です。皆さんは、梅木小学校の「やさしく かしこく たくましく」を覚えていますね。そんなすてきな人になれるように、これからがんばることを考えてください。
まず、「やさしく」なるために、一日ひとつ 人のためになることを考えてください。
 おうちのお手伝いを中心にできるといいですね。
つぎに、「かしこく」なるために、一日ひとつ かしこくなれることを考えてください。
 学校の宿題だけでなく、自分の好きなことを詳しく調べてみるのもいいですね。
そして、「たくましく」なるために、一日ひとつ 自分が元気になることを考えてください。
 決まった時間に運動をする、家族や友達と楽しく過ごすなど、心も体も元気にしましょう。
自分が決めたがんばることを、一日ひとつずつ、ずっとやり続けられる人はすばらしいです。目標を決めて、がんばってみてください。

以上、皆さんの生活と目標についてお話ししました。

校長先生も皆さんも、今日が新しい1年のスタートです。今日も楽しかった、明日が待ち遠しいな、と思えるような、ステキな毎日にしていきましょう。

お問い合わせ

東京都北区立 梅木小学校

北区西が丘2-21-15

電話番号:03-3900-3393

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