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最終更新日:2020年4月30日
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古墳時代とは、その名のとおり、特定の人物を埋葬するための古墳とよばれる墓が造られた時代です。
北区内では、西暦3世紀中ごろから4世紀代の古墳については、まだ明らかにされていません。しかし、この時期の大きな動きとして、隅田川沿いの低地帯に集落が営まれるようになったことが挙げられます。豊島馬場遺跡はその代表的な遺跡で、多量の土器とともに、ガラス小玉鋳型が出土しています。また台地上でも依然として集落は営まれており、田端不動坂遺跡では青銅鏡や勾玉をはじめとする多量の玉類が出土しています。中期(西暦5世紀)には、北区内の遺跡は希薄になりますが、後期(西暦6~7世紀)に入ると、台地上に赤羽台古墳群、十条台古墳群、飛鳥山古墳群といった古墳群が形成されるようになります。現在の北区一帯の地域を治めた人物が、古墳に埋葬されたものと考えられます。赤羽台古墳群の調査では、横穴式石室の様子が明らかとなりました。
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