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最終更新日:2023年3月2日

「あったらいいな!こんな伝統工芸品」デザインコンテストで区内小学生が最優秀賞を受賞

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東京都伝統工芸士会副会長の石井弘芳氏(左)と最優秀賞を受賞した黒川彩稀さん(右)

令和4年度「あったらいいな!こんな伝統工芸品」デザインコンテストで、北区立なでしこ小学校6年の黒川彩稀さんがデザインした、江戸切子で作る『光りかがやくレモンのはしおき』が最優秀賞を受賞した。
このコンテストは、都内在学・在住の小学生に、伝統工芸品への興味を持ってもらうことを目的としたもので、北区内の伝統工芸士も在席する東京都伝統工芸士会と、(公財)東京都中小企業振興公社が共催(後援 東京都教育委員会)。都が指定する伝統工芸品41品目の中から1つ、または2つ以上を組み合わせて、自分で使ってみたいと思う伝統工芸品をデザインして応募する。最優秀賞に選ばれると、デザインを実際に作り上げた品がプレゼントされる。
357点の応募作品の中から審査を経て、最優秀賞1点、優秀賞5点、佳作10点の入賞作品が決定し、北区では最優秀賞の黒川さんの他にも、優秀賞に田端小学校から3名、第四岩淵小学校から1名、佳作に田端小学校から1名の方々が入賞した。

2月27日(月曜日)になでしこ小学校で、江戸切子 伝統工芸士の鍋谷淳一氏によって形となった伝統工芸品が、黒川さんへ賞状とともに贈られた。
伝統工芸品について自分で調べた黒川さんは、江戸切子の鮮やかな黄色を見てデザインを思いついたという。そして、職人が作り上げた『光りかがやくレモンのはしおき』を手に「すごい!自分のデザインがこんなに綺麗なものになるとは思ってなかった」と、想像を超えた仕上がりに喜びをかみしめていた。
また、東京都伝統工芸士会副会長の石井弘芳氏は、「今回の受賞は思い出にもなるし、将来の夢に活かせたらいいですね。いろんな勉強をして自分の最終目的を決めてください」と言葉をかけた。

レモンのはしおき

江戸切子 伝統工芸士の鍋谷淳一氏による『レモンのはしおき』

デザイン案

黒川さんのデザイン案

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