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掲載開始日:2017年2月7日

最終更新日:2017年2月7日

熊野神社で「白酒祭」開催

29白酒祭平成29年2月7日(火曜日)、『白酒祭』が熊野神社(志茂4-19-1)で開催され、悪霊退散等を願って「鬼」と書かれた的を弓矢で射ぬく「オビシャ(御歩射)」が披露された。

「オビシャ」は、平成14年に北区指定無形民俗文化財に指定されている。3本の矢を持った氏子総代らが8メートル離れた位置から的(直径1.8メートル)を狙い、1本目はわざと外して残りの矢を当てるのが祭りの習わし。緊迫した雰囲気の中、放たれた矢が鬼を仕留めると、約300名の見物人は盛大に拍手を送った。

また、古くからこの土地に伝わる白酒作りの作業唄「白酒の唄」が神楽殿で披露されたほか、甘酒・白酒と切り餅が来場者へ振る舞われた。

(写真:オビシャの様子)

熊野神社では、毎年2月7日に白酒祭が行われている。これは、600年の歴史を持つ地域の五穀豊穣を祈願した村祭りが起源と言われており、昭和初期頃からは神社の祭事となっている。村人が熊野神社の裏を流れる川の清水を用いて白酒を仕込み、祭礼日に振る舞ったことから白酒祭と呼ばれる。祭の中で行われる弓矢で的を射る行事は「オビシャ(歩射)」と言われ、北区指定無形民俗文化財に指定(平成14年4月9日指定)されている。

この日、伝統行事を一目見ようと、境内には子どもからお年寄りまでおよそ300人が集まった。

最初に、境内の斎場で宮司と氏子総代らによるお祓いが行われた後、「オビシャ(御歩射)」が披露された。畳2畳に貼られた白い紙に「鬼」という文字が記された的(直径1.8メートル)を狙い、8メートル離れた位置から氏子総代らが3本ずつ矢を放つ。1本目は「捨て矢」として故意に外し、2、3本目の矢を当てるのが習わしで、矢が的に当たると鬼を退治したことになる。袴姿の射手が登場し弓を構えると、見物人は固唾を呑んで見守ったり、カメラを構えてシャッターチャンスを狙ったりと、境内が一瞬の静寂に包まれる。一直線に放たれた矢が見事に的に命中すると、大きな歓声と拍手が沸き起こった。

また、古くからこの土地に伝わる白酒作りの作業唄「白酒の唄」が神楽殿で披露されたほか、甘酒・白酒と短冊形の災難除切餅が振る舞われた。

区内在住の20代女性は「最近引っ越してきたばかりで初めて見物しました。以前住んでいた地域では見たことがない行事だったので面白かったです。地域の人たちと一緒に盛り上がれる行事があるのは良いですね。」と甘酒を飲みながら笑顔で話してくれた。

(平成29年2月7日プレスリリース)

 

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