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掲載開始日:2021年7月24日

最終更新日:2021年7月24日

「河童忌記念帖2021in田端~現代作家が選ぶ芥川龍之介のことば~」開催中

210724-17月6日(火曜日)から、田端文士村記念館(田端6-1-2)で、河童忌(芥川龍之介忌)*1特別企画展『河童忌記念帖2021in田端』が開催されている。9月19日(日曜日)まで。入館料無料。
「河童忌」は、忌日である7月24日に際し昭和18年まで毎年行われていた芥川龍之介を偲ぶ会。同館での復活第5弾となる今年の「河童忌」では、角田光代氏、北村薫氏、山崎ナオコーラ氏ら現代に生きる作家たちが芥川作品の中から“ ことば ”を選び、直筆でしたためた色紙を展示している。
この日来館した人々は、人気作家たちの直筆の展示を眺めつつ、芥川作品に対する新たな視点を得るとともに、芥川への想いを巡らせている様子であった。

(写真:展示の様子)

「河童忌」とは、現在、芥川龍之介の忌日を指して用いられることが多いが、当初は、芥川の没後昭和18年まで毎年開催されていた”偲ぶ会”を指していた。この会には毎回のように記念帖が用意され、出席した親しい友人や芥川を慕う文士たちが、各々生前の芥川に想いを馳せて、俳句や画をしたためていたという。

没後90年を迎えた平成29年に遺族の協力を得て田端文士村記念館が復活させた「河童忌」の特別企画は今年で5回目の開催となる。本年は角田光代氏、北村薫氏、山崎ナオコーラ氏ら現代作家たちが、芥川作品から選んだ“ ことば ”とその理由について紹介している。

芥川の忌日であるこの日、没後94年を迎えた現在も芥川を偲ぶファンや、人気作家たちの貴重な直筆を一目見ようと足を運んだ人々の姿が見られた。神奈川県から訪れた10代女性は、芥川の直筆資料を前に「奥深くて個性が強く、答えのない物語が多い芥川の作品が好きで、本人のことも知りたくて訪れた。すごく貴重なものを見ているのだと感動している。」と語ってくれた。

田端文士村記念館オンラインミュージアム「おうちで河童忌」

田端文士村記念館公式Twitter(https://twitter.com/bunshimura)では、7月24日午前10時からオンラインミュージアム「おうちで河童忌」が開催中。本展に出品している現代作家たちの色紙の写真が、1時間ごとに公開される。また、芥川作品の中から好きな“ ことば ”を選び『#河童忌2021in田端』をタグ付けしてツイートすることで、誰もが河童忌に参加することもできる。参加者には、SNS上で多くの人々と芥川作品の魅力について語り合い、「おうちで河童忌」を楽しんでもらいたい。
また、7月27日(火曜日)から9月19日(日曜日)の間、展示中の作家たちの作品と選定理由の動画が同館公式ホームページにて公開される。こちらも自宅にいながら芥川作品に触れることのできる貴重な機会なので必見。

河童忌記念帖2021in田端概要

開催日時

7月6日(火曜日)~9月19日(日曜日)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は火・水曜)、祝日の翌日(土・日曜の場合は翌火曜)

開催場所

田端文士村記念館常設展示スペース(田端6-1-2)
アクセス:JR京浜東北線・山手線 田端駅北口から徒歩2分
※駐車・駐輪場は隣接の有料施設をご利用ください。

入館料

無料

特記事項

新型コロナウイルス感染拡大状況により内容を変更する場合があります。
ホームページ等で最新情報をご確認の上、ご来館ください。

ホームページ

https://kitabunka.or.jp/tabata/(外部サイトへリンク)

1 河童忌

昭和2年7月24日、芥川龍之介は田端の家で自ら命を絶ち、35歳で生涯を閉じている。翌年の命日、親しい友人や芥川を慕う文士たちは、芥川家からほど近い、会席料理屋「天然自笑軒」で遺族をかこんで偲ぶ会「河童忌」を開催。昭和18年まで毎年続けられ、その模様は文藝春秋社や時事寫眞新報社などが取材している。その後、第二次世界大戦のため一時中断したが、戦後に五十回忌など、数回開催された記録が残っている。

(令和3年7月24日プレスリリース)

お問い合わせ

所属課室:【その他】田端文士村記念館

電話番号:03-5685-5171