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掲載開始日:2021年9月19日

最終更新日:2021年9月19日

田端ひととき講座「平塚らいてう没後50年~青鞜から新婦人協会までの軌跡~」開催

210919-19月19日(日曜日)、田端文士村記念館(田端6-1-2)で、田端ひととき講座「平塚らいてう没後50年~青鞜から新婦人協会までの軌跡~」が開催された。
本講座は、平塚らいてう没後50年を契機に、若き日から田端時代までを中心とした、社会的な活動から家庭的な一面を紹介する同館の特別展「平塚らいてう没後50年特別展~らいてうの軌跡~」の関連イベントとして開催されたもの。
特別展の最終日となったこの日、同館研究員の種井氏は、約80分間の講座の中で、雑誌『青鞜』の発刊から新婦人協会における女性運動など、当時の社会における女性の地位向上を目指したらいてうの軌跡を紹介。講座参加者たちは、時折メモを取るなど真剣に聞き入っている様子だった。

(写真:講座の様子)

田端文士村記念館は、芥川龍之介をはじめ田端に暮らし、集った文士や芸術家の功績を通じて、「田端文士芸術家村」という歴史を後世に継承していくことを目的に、文士芸術家たちの作品、原稿、書簡等の資料を展示するとともに、講演会や散策会などの催しでその功績や暮らしぶりなどを紹介している。その中でも特に人気イベントとなっているのが「田端ひととき散歩」。毎月第3日曜日(1、2、7、8月は除く)に、展示のテーマに沿って田端文士芸術家の生い立ち・業績・交友関係などを説明するとともに、かつて文士芸術家が歩いた道、旧居跡を散策している。

この日、「元始女性は実に太陽であった」という、今も語り継がれる名文を残した平塚らいてうの没後50年を契機に、らいてうが田端で過ごした時代を中心に、田端ひととき講座「平塚らいてう没後50年~青鞜から新婦人協会までの軌跡~」が開催された。

今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、散策会は行わず、講座のみ行う「田端ひととき講座」という形でイベントが実施されており、特別展の最終日となったこの日、約40名の人々が参加した。

同館研究員の種井氏による、約80分間の講座は、女性は良妻賢母であるべきという当時の世の中の考えに反発しながらも自己の無力さを感じた女学生時代から始まった。“女権宣言の第一声”とも言われる「元始、女性は太陽であった」という辞で、封建的に生きる当時の女性たちの解放を期待させた、日本初の女性による女性のための雑誌『青鞜』の発刊、市川房枝らと田端を拠点にした新婦人協会における女性運動など、多岐に及んだ。

講座に参加した女性は、「インターネットのない時代に、自分の足で女性の権利のために運動していたらいてうは本当に凄いと思います。私の母が大正生まれなので、らいてうはあの頃に活動していたのだと考えると、女性運動の歴史を感じます。」と話した。

(令和3年9月19日プレスリリース)

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所属課室:【その他】田端文士村記念館

電話番号:03-5685-5171