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掲載開始日:2021年10月17日

最終更新日:2021年10月17日

「芥川龍之介 旧居跡地に刻まれた記憶 ~出土品から辿る渋沢栄一との繋がり~」開催

211017-110月17日(日曜日)、田端文士村記念館(田端6-1-2)で、田端ひととき講座*1「芥川龍之介 旧居跡地に刻まれた記憶 ~出土品から辿る渋沢栄一との繋がり~」が開催された。
本講座は、(仮称)芥川龍之介記念館*2開設準備に伴う埋蔵文化財発掘調査の中で、旧居跡地から発見された近代遺物について、芥川の生きた時代や、芥川家と渋沢栄一翁との知られざる関係とともに紹介する、同館特別展の関連講座として開催されたもの。
この日、講師となった同館研究員の木口氏は、講座の中で、芥川龍之介が作品の中で記した言葉や、芥川家の当時の写真やエピソードとともに、旧居跡地の記憶が刻まれた貴重な資料から垣間見ることのできる、当時の人々の暮らしや文化の一端について解説した。

(写真:講座の様子)

北区は、平成30年、田端文士芸術家村の中心人物である芥川龍之介の旧居跡地の一部を取得し、芥川龍之介単独で業績を顕彰する施設としては日本初となる「(仮称)芥川龍之介記念館」の開設に向け準備を進めている。

その整備の一環として、令和元年12月~同2年2月にかけて行われた埋蔵文化財発掘調査の中で、旧居跡地から2つの防空壕跡が発見され、そこから渋沢栄一らが設立した「耕牧舎」の牛乳瓶や芥川の主治医・下島勲が開業した「樂天堂醫院」の薬瓶などの近代遺物が出土した。調査を担当した田端文士村記念館では、現在、これらの出土品が伝える当時の人々の生活ぶりなどについて紹介することを目的に、特別展「芥川龍之介 旧居跡地に刻まれた記憶~出土品から辿る渋沢栄一との繋がり~」を開催している。

この日、同特別展の関連講座として、『田端ひととき講座「芥川龍之介 旧居跡地に刻まれた記憶~出土品から辿る渋沢栄一との繋がり~」』が開催された。同館研究員の木口氏による、約80分間の講座では、芥川龍之介が作品の中で記した言葉や、芥川家の当時の写真・エピソードとともに、大正から昭和にかけて芥川一家が暮らした、田端435番地(現・田端1-20)から出土した貴重な資料から垣間見ることのできる、田端に生きた人々の暮らしや文化の一端、芥川家と渋沢栄一翁との知られざる関係などについて解説が行われた。

講座に参加した男性は、「これまでも“田端”という地に集った文士たちの文学的な側面に興味がありましたが、今回は、出土品から見る当時の人々の生活にスポットを当てた解説を聞くことができてとても楽しかったです。」と満足げな表情で話した。

特別展「芥川龍之介 旧居跡地に刻まれた記憶~出土品から辿る渋沢栄一との繋がり~」は、令和4年1月23日(日曜日)まで開催中。

1 田端ひととき講座

展示のテーマに沿って田端文士芸術家の生い立ち・業績・交友関係などを説明するとともに、かつて文士芸術家が歩いた道、旧居跡を散策する同館の人気イベント「田端ひととき散歩」。現在は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、講座のみ行う「田端ひととき講座」という形でイベントが実施されている。

2 (仮称)芥川龍之介記念館

芥川龍之介が大正3年から昭和2年に亡くなるまで居住した田端の旧居跡地の一部を区が購入し、芥川龍之介の名を冠し業績を顕彰する施設として、日本で初となる「(仮称)芥川龍之介記念館」を開設し、田端文士村記念館を拠点とする田端地区及び滝野川エリアにおける文化のまちづくりを進めるうえでの大きな契機とすることを目的としている。(住所:北区田端1-20-9、敷地面積:332.85平方メートル)

(令和3年10月17日プレスリリース)

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