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掲載開始日:2022年3月9日
最終更新日:2022年3月9日
田端文士村記念館(田端6-1-2)で『協働企画展示「芥川龍之介と太宰治」』が開催されている。7月24日(日曜日)まで。
これは、芥川龍之介生誕130年を記念する特別企画として、田端文士村記念館・太宰治展示室(三鷹の此の小さい家)・新宿歴史博物館の3館が協働で行う企画展示。
田端文士村記念館では、芥川龍之介と太宰治の文学資料をはじめ、芥川に憧れる太宰や太宰に憧れる芥川の息子のエピソードなど、様々な角度から2人を紹介している。
また、会期中には「河童忌・桜桃忌スタンプラリー」を開催し、各館で参加賞の栞を配布。全3館のスタンプを集めると特別デザインの栞がもらえる(栞は各種先着1,000名)。
(写真:「芥川龍之介 菊池寛合作色紙」(河童図は芥川が描いたもの。田端会場で展示中。))
芥川龍之介が「羅生門」「鼻」など数多くの代表作を発表した田端。芥川に焦がれながらその生涯を小説に捧げた太宰治の創作の地、三鷹。両者が多感な学生時代に居住した新宿。2人のゆかりの地にある田端文士村記念館・太宰治展示室(三鷹の此の小さい家)・新宿歴史博物館の3館では、芥川の生誕130年を記念し、『協働企画展示「芥川龍之介と太宰治」』を開催している。
田端文士村記念館では、「太宰が憧憬した芥川の晩年」、「太宰の芥川賞騒動」、「太宰と芥川の息子・比呂志の出会い」を軸に展示を構成。芥川親子と太宰に関連する展示品を当時のエピソードとともに楽しむことができる。
さらに、芥川の生誕日(3月1日)から命日「河童忌(7月24日)」の間に、太宰の忌日「桜桃忌(6月19日)」がある会期中は、「河童忌・桜桃忌スタンプラリー」を開催し、各館で参加賞の栞を配布。全3館のスタンプを集めると特別デザインの栞がもらえる(栞は各種先着1,000名)。
【田端会場】
3月1日(火曜日)~7月24日(日曜日)まで ※休館日を除く
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
月曜・祝日の翌日
※月曜が祝日の場合は火・水曜休館
祝日の翌日が土日の場合は、翌火曜休館
田端文士村記念館(田端6-1-2)
アクセス:JR山手線・京浜東北線「田端駅」北口より徒歩2分
無料
芥川龍之介をはじめ田端に暮らし、集った文士や芸術家の功績を通じて、「田端文士芸術家村」という歴史を、後世に継承していくことを目的として平成5年に設立。文士芸術家たちの作品、原稿、書簡等の資料を展示するとともに、講演会や散策会などの催しでその功績や暮らしぶりなどを紹介している。
「知っておきたい田端文士村」をコンセプトに、田端文士芸術家たちをパネルや年表で紹介している。
「もっと知りたい田端文士村」をコンセプトとして、年3回展示替えを行っている。現在は、以下の展示を開催中。
(令和4年3月9日プレスリリース)
お問い合わせ
所属課室:【その他】田端文士村記念館
電話番号:03-5685-5171