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掲載開始日:2022年10月7日
最終更新日:2022年10月7日
10月6日(木曜日)から17日(月曜日)の日程で、区役所第一庁舎1階正面玄関ロビー(王子本町1-15-22)で、区内の障害者就労施設による主製品合同販売会「ふれあいマルシェ」が始まった。
この販売会は、障害者就労施設の活動や製品を区民へ広く周知し、障害者理解を進めるとともに、障害者の自立のために受注拡大・工賃アップへつなげようというもの。今年度は秋季にも開催する。
この日、会場にはシフォンケーキや自家焙煎コーヒー、封筒など温もりあふれる手作り製品が並び、密にならないよう感染対策を講じる中、多くの買い物客で賑わった。
11日(火曜日)以降も手作りパウンドケーキやクッキー、手作りの小物など、バラエティに富んだ製品が日替わりで販売される。午前10時から午後4時まで。
(写真:販売会の様子 (7日(金曜日)撮影))
区内の障害者就労施設では、さまざまな障害や特性のある人たちが、企業から受注した軽作業や自主製品の制作を通して自立を目指し、地域の中でいきがいや人とのつながりを持つことを目的に活動している。
この販売会は、12月初旬の障害者週間にあわせて、施設での活動をPRするために始まった。新型コロナウィルス感染症拡大防止のための中止を経て、3年ぶりの開催となった今年度は、販売機会拡大のため、年3回(夏季・秋季・冬季)実施。接客を通じて地域の人々に障害者への理解を深めてもらうとともに、さまざまな魅力ある製品を広く知ってもらうことで受注を拡大し、工賃アップへつなげることを目的としている。平成20年からはじまり今年で15年目。今回は12事業所が参加する。
7日、会場となった区役所第一庁舎1階正面玄関ロビーには、販売会をPRするのぼりが立ち並んだ。ヘルシーさを意識したシフォンケーキや自家焙煎のコーヒー豆、封筒をはじめとする小物など、バラエティ豊かな製品が陳列されていた。新型コロナウィルス感染症拡大防止のための対策をしっかりしながら、自慢の手作り製品をたくさんの人に買ってもらおうと、「いらっしゃいませ」「コーヒーはいかがですか」などと販売員が元気な声で呼びかけ、その声を聞いて商品を手に取る来庁者の姿が多く見られた。
販売している事業所の職員は「施設外で販売する機会があると利用者にとって励みになり、個性の発揮につながる。施設にいる時よりも、利用者がそれぞれの個性を活かして接客対応しており、とても生き生きした様子が見られた。商品が売れる喜びを感じ、商品を製作する励みになればよいと思う。」と語った。
また、パウンドケーキや自家焙煎のコーヒーを購入した女性は「北区公式メールマガジンで今回のイベントを知った。障害のある方が作った商品を購入することで、協力ができればという想いで商品を購入した。こうした取り組みはあまり知られていないので、もっと広がっていけばいいなと思う。」と笑顔で話してくれた。
日程 |
障害者就労施設名 |
販売時間 |
販売品一例 |
---|---|---|---|
10月6日 |
フリッカ・ビーウーマン |
午前10時~午後1時 |
ブックカバー、トートバッグ、帯ポーチ、 巾着等 |
うきま幸朋苑ブレッド&バター |
12時~午後4時 |
パン、焼菓子 |
|
さざんかの会 |
午後1時~午後4時 |
焼菓子(クッキー等) |
|
10月7日 |
フロムヴイ |
午前10時~午後4時 |
コーヒー豆、持ち帰りコーヒー、 |
ヴイ長屋 |
午前10時~午後4時 |
シフォンケーキ、おからドーナッツ、 自主製作品 |
|
10月11日 |
あいアイ工房 |
午前10~午後4時 |
ポストカード、お茶、中国茶、昆布だし |
第二ワーク・イン・あすか |
午前10時~午後4時 |
パウンドケーキ、チュイール、マドレーヌ、 マフィン、クロッカン、スティッククッキー、 カントリークッキー、ブラウニー |
|
10月13日 |
ワーク・イン・あすか |
午前10時~午後4時 |
おからパン、レトルト食品、油揚げ |
10月14日 |
ダイニング 街なか |
午後1時~午後4時 |
ポルボロンクッキー、タルト、チーズケーキ、 紙袋 |
わくわくかん |
午前10時~午後4時 |
手作り小物、無農薬野菜、クッキー |
|
10月17日 |
ワーク・スペース・ポピー |
午前10時~午後4時 |
雑貨 |
つばさ工房 |
午前10時~午後4時 |
手作りジャム |
(令和4年10月7日プレスリリース)
お問い合わせ
所属課室:福祉部障害福祉課障害福祉係
〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 北区役所第一庁舎1階4番
電話番号:03-3908-9085