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掲載開始日:2022年11月16日

最終更新日:2022年11月16日

「高校生モニター会議」開催

221116-2-111月14日(月曜日)、北区役所別館(王子本町1-11-9)で区内に在学している高校生が区政に関わるテーマで意見を交わし合う「高校生モニター会議」を開催した。これは、若い世代の意見や要望を区政運営の参考にすることを目的として平成10年度より実施しているもの。
この日、会議に参加したのは、区内の高校5校から推薦により選出された高校生16名。令和4年度は「子どもが権利を守られ、安心して健やかに成長するために北区に期待すること~北区で作る子どもの条例について考えよう~」をテーマに討議。最後には、高校生ならではの若い視点からの意見を花川北区長、区関係者らに堂々と発表していた。
(写真:発表の様子)

北区には15校の高等学校があり、約1万人もの高校生が区内に在学している。区は、こうした特性を活かし、区政運営に高校生の新鮮な感性を取り入れていくとともに、若者に区政への関心をもってもらい、さらには、こうした事業を通じて区のイメージアップにつなげていくことを目的に、「高校生モニター会議」を平成10年度から実施している。今回で15回目。
令和4年度は、推薦により区内の高校から生徒16名(1年生9名、2年生7名)が参加。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、こまめなアルコール消毒の徹底や座席の間隔を離すなどの対策を行った上で「子どもが権利を守られ、安心して健やかに成長するために北区に期待すること~北区で作る子どもの条例について考えよう~」をテーマに討議が行われた。
まず、「子どもの権利」について説明が行われた後、4グループに分かれて討議を開始。「守られていないと思う子どもの権利」「どういう場面でその権利が守られていないと思うか」「どうしたらその権利が守られるようになると思うか」「子どもの権利を保障するために、(仮称)北区子ども条例に盛り込みたいこと」の4項目に分け、意見を積極的に出し合っていた。初対面のメンバーを前に、初めは緊張している様子だったが、約40分で意見を集約するため、互いに意見を尊重しながら話し合いを進めていた。その後、「いじめなどの事情で通学できなくなった場合、引っ越さずに通学先が変更できるように、自分で学校を選ぶ権利を盛り込みたい」「授業以外でも定期的に子どもが気軽に意見を出す場を設けて、悩みなどから守られる権利を盛り込みたい」など、区関係者を前にグループごとに意見を発表し、花川北区長をはじめとする区関係者らを感心させていた。
参加した生徒は「子どもの権利や条例について考えたことがなかったので、考える良い機会になった。子どもの居場所について話す中で、学校を辞めてしまった友人を思い出した。当時は何もできずにとても悔しい思いをしたが、今後は今日考えたことを意識し、相手を気遣って行動していきたい。」と話してくれた。

(令和4年11月16日プレスリリース)

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