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掲載開始日:2022年11月17日

最終更新日:2022年11月17日

新一万円札モチーフのモザイクアート完成

221117-1北区は、新一万円札の肖像が地元の偉人・渋沢栄一となることを記念して、赤ちゃんの写真を組み合わせた、たて243cm×よこ266cmの新一万円札風大型モザイクアートを制作した。JR王子駅中央口外の壁面にて掲出。
この企画は、北区が、お札(BILL)がうまれる(BIRTH)街の赤ちゃん(BABY)の写真を募集し、JR王子駅・国立印刷局の協力を得て実施したもの。写真は、Instagramを中心に応募を受け付け、600点超が集まった。
11月17日(木曜日)の完成披露には、国立印刷局理事長、北区長、王子駅長、渋沢史料館顧問が駆け付けた。
(写真:フォトセッションの様子)

北区では、2024年度上期に発行予定の新紙幣の肖像に区ゆかりの渋沢栄一翁が選定されたことを受け、2019年から区内関係団体との公民連携により「東京北区渋沢栄一プロジェクト」を推進している。同プロジェクトは、新紙幣発行までの機運を高め、渋沢翁の功績や区の魅力を発信することにより、北区の知名度向上とイメージアップへとつなげていくことを目的とし、様々な事業を展開している。
今回、新紙幣発行への機運を高めるため、一般の方から写真を募集する参加型の新紙幣記念モザイクアートを制作した。北区には紙幣を発行する国立印刷局東京工場があることから、「お札がうまれる街 北区」をキーワードとし、お札(BILL)が生まれる(BIRTH)街の赤ちゃん(BABY)の頭文字をとり「3Bモザイクアート」として制作。王子駅中央口改札外壁面の一部をJR東日本協力のもと利用し、11月15日(火曜日)より掲示を開始した。11月17日(木曜日)には独立行政法人国立印刷局理事長:大津俊哉、北区長:花川與惣太、JR王子駅長:中澤一浩、渋沢史料館顧問:井上潤(順不同)を招き、完成記念のフォトセッションを行った。各コメントは*1のとおり。また、通りかかった一般の方は掲出された新一万円札のモザイクアートを見て、「近づいて見ると一枚一枚が赤ちゃんの写真になっていて、アイディアが素晴らしいと思った。渋沢栄一はとても偉大な人だったので、そういった人が出てくればよいと思う。」と笑顔で語っていた。
渋沢栄一の祥月命日が11月11日であることから、区内では各種イベントが実施されており*2、12月5日(月曜日)から12月7日(水曜日)まで千代田区丸の内にあるKITTE地下1階イベントブースにて深谷市、国立印刷局、津田塾大学、北里研究所と連携した新紙幣PRキャンペーンを実施予定。

*1 各者コメント

国立印刷局理事長
「近くには東京工場と王子工場があります。東京工場ではBirth中のお札が見学でき、王子工場の隣には「お札と切手の博物館」もありますので、是非お立ち寄りください。」

北区長
「JR王子駅様、国立印刷局様、渋沢財団様、そして企画に賛同し写真を送ってくださった皆様のご協力で、このような素晴らしいものができました。新紙幣発行に向け、渋沢翁ゆかりの地北区をより一層盛り上げていきます。」

王子駅駅長
「王子駅中央口は、平日は通勤・通学のお客さまでご利用いただいておりますが、休日は飛鳥山へ訪れる方で賑わいます。多くの方にこの新一万円札モザイクアートをご覧いただき、街の話題作りに繋がれば幸いです。」

渋沢史料館顧問「今回作成した新一万円札モザイクアートを目にして、地域の人が元気をもらい、活力になればいいと思います。過去を振り返るだけでなく、また新たなものが生み出される北区になっていってほしいです。」

*2 北区内で11月に予定されている渋沢栄一関連イベント

【実施中】

11月11日(金曜日)~30日(水曜日)
あすかパークレール(アスカルゴ)車内アナウンスを渋沢栄一命日バージョンに変更

【実施予定】

11月26日(土曜日)・27日(日曜日)
北区産業遺産イベント「紙フェスタ」(醸造試験所第一工場)

11月30日(水曜日)・12月7日(水曜日)・21日(水曜日)
青淵義塾初級編~渋沢栄一伝記資料とは~(初級編)
主催:北区教育委員会事務局教育振興部生涯学習・学校地域連携課
※応募受付は終了しております。
※中級編は令和5年1月18日(水曜日)から実施予定。
詳細は北区ニュース12月1日号掲載予定。

<参考> 渋沢栄一と北区の関わり

渋沢栄一は、1877(明治10)年飛鳥山の土地を購入し、1879(明治12)年から別荘として使用し始めた。1901(明治34)年(61歳の頃)以降は本邸として住み、1931(昭和6)年11月11日に91歳の生涯を終えるまで飛鳥山で過ごした。「職住近接」の理念のもと、自ら設立に関わった抄紙会社(現在の王子製紙株式会社)の工場を近くで見守るとともに、多くの賓客を招き社交や民間外交の場として飛鳥山の邸宅を活用した。
現在の飛鳥山公園の一角にある旧渋沢庭園内には、国の重要文化財に指定された大正期の2つの建物、「晩香廬」と「青淵文庫」が当時のままの姿で残っており、本邸があった場所には、公益財団法人渋沢栄一記念財団の付属施設である渋沢史料館がある。

(令和4年11月17日プレスリリース)

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