十条の商店街が東京都主催「第17回東京商店街グランプリ」においてグランプリを受賞

11月17日（木曜日）、「第17回東京商店街グランプリ表彰式（11月12日開催）」商店街の部においてグランプリを受賞した十条駅周辺の5商店街（いちょう通り十条駅西口商店会、十条銀座商店街振興組合、十条中央商店街振興組合、十条仲通り商店会、十条富士見銀座商店街振興組合）の理事長らが北区役所を訪れ、花川北区長に受賞を報告した。受賞事業である「十条まるっとバル」は、飲食店だけでなく、物販店や美容室、整骨院など幅広い業種が参加した5商店街連携のバルイベントである。業種にとらわれず多彩なメニューを用意し、集客につながる工夫を凝らした点、アンケート等による検証も行い、この取り組みをきっかけに、地域のつながりが強化されたことや若い世代の新たな顧客獲得につなげた点が評価された。

（写真：花川区長への報告の様子）

東京商店街グランプリとは

東京都では、都内商店街の優れた取組を表彰、紹介することにより、あらためて商店街の役割や魅力について、より多くの方に知ってもらうことを目的に、 平成17年度から「東京商店街グランプリ」を実施している。

今回の受賞について

11月12日（土曜日）に「第17回東京商店街グランプリ」が開催され、十条駅周辺の5商店街（いちょう通り十条駅西口商店会、十条銀座商店街振興組合、十条中央商店街振興組合、十条仲通り商店会、十条富士見銀座商店街振興組合）が連携して行ったバルイベント「十条まるっとバル」は、商店街が行った優れた取組を表彰する「商店街の部」において、今年度応募事業の中から見事グランプリに選定された。

「十条まるっとバル」概要

• 5商店街から44店舗がイベントに参加し、令和4年5月27日から5月28日にかけて開催された。
• 参加店舗で使用できる5枚綴りのチケット（前売券3,500円、当日券4,000円）を販売し、参加店舗はチケット一枚で提供できるメニューを考案。
• 通常のバルイベントは、飲食店だけを対象に実施する場合が多いが、今回の十条まるっとバルは店内飲食する従来の「まちバル」に加え、テイクアウト店や物販店の「みやバル」、美容室や整骨院などでサービスの体験ができる「体験バル」など、来街者に満足していただけるよう幅広く参加店舗を募り、多彩なメニューを提供した。

事業を振り返って

十条まるっとバル実行委員会の小松克弥委員長は、「飲食店だけでなく、物販店や美容室、整骨院などのさまざまな業種の参加があったため、幅広い世代の方にバルを楽しんでいただけた。またバルを通してお客様に5商店街を巡ってもらうことで、十条の町の大きさ、お店を知ってもらう良い機会になった」と語った。
花川区長は、「今回、グランプリに輝いたのは商店街の皆様のご尽力によるところであり、今後もこうした取り組みによって、商店街の活性化やにぎわいの創出が進むよう区としても引き続き支援していきます。」とエールを送った。

（令和4年11月18日プレスリリース）