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掲載開始日:2022年11月22日

最終更新日:2022年11月22日

王子小学校が北京第一実験小学校と交流

221122-111月18日(金曜日)、区立王子小学校(王子2-7-1、校長:戸倉務)の5・6年生の児童212名は、北京第一実験小学校の児童(5年生の1クラス約40名)とオンライン会議システムを通じて交流した。その他、北京第一実験小学校では92のクラス(3,616名)が交流の様子を各教室からモニターで視聴した。
北区と北京市西城区(旧宣武区)は、王子小学校と北京第一実験小学校の絵の交換から交流が始まり、今年で37年目を迎える。特に今年は日中国交正常化50周年の節目を迎えることから、両国の小学生の相互理解と友好を深めるための記念活動として、6年ぶりに開催。まず児童らは、北京第一実験小学校の児童らから中国の伝統的な水墨画である「梅の花」の書き方を教えてもらいながら、慎重に絵を描いた後、その隣に日中友好の証として日本語で「梅」と書いた。その後、北京第一実験小学校による吹奏楽や踊りを鑑賞し、王子小学校からは、「ソーラン節」の演技や学校生活動画を紹介し、お互いに楽しそうな様子で交流していた。

(写真:交流の様子)

北区と北京市西城区の交流は、1985年の王子小学校と北京第一実験小学校の絵の交換から始まった。 その後、区議会等の調査団や区民友好交流団の派遣を通じて、1993年に北区長と旧宣武区区長との間で、友好交流・協力関係合意書が調印され、以後、青少年・文化・スポーツなどを通じて交流を進めている。今年は、日本と中国が1972年に日中共同声明を発表し、国交を正常化してから50周年の節目を迎えることから、両国の青少年の相互理解と友好を深めるための記念活動として、オンライン会議システムを通じて交流を行った。王子小学校と北京第一実験小学校の交流は、2016年以来6年ぶりである。
まず、北京第一実験小学校による両校交流活動の振り返りと学校紹介、王子小学校による学校紹介と日常の学校生活の様子について放映され、児童らは興味津々な様子で鑑賞。次に、北京第一実験小学校の児童らから、中国で一番好きな花と言われ、伝統的な水墨画として描かれる「梅の花」の描き方を画面越しに手順やコツを教わりながら、真剣な面持ちで梅の枝や花びら一枚一枚を慎重に描いていた。梅の花の隣には、日中友好の証として日本語で「梅」と描き、両校の児童で見せ合うことで、交流を深めた。その後、北京第一実験小学校から、パーティやお祭りで踊るための伴奏として使われている吹奏楽「Gavotte Dance」や中国の少数民族「リー族」による地球に輝く月の明かりを表現した踊り「月を呼ぶ」が披露され、児童らは「すごい」「きれい」と歓声を上げながら、楽しそうな様子で鑑賞。最後には、王子小学校によるソーラン節の紹介が行われ、北京第一実験小学校の児童や関係者らは興味深そうな様子だった。
今回の交流を終えて児童らは、「中国の人が描く梅の絵がすごく上手だった。一緒に同じことを体験し、文化に親しむことができてよかった」「中国がより身近に感じられた」「中国の小学生にも王子小学校について知ってもらうことができてよかった」と嬉しそうに話してくれた。
(令和4年11月22日プレスリリース)

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