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掲載開始日:2023年3月13日

最終更新日:2023年3月13日

「外国人のための防災講座」開催

230313-1-13月11日(土曜日)、北区防災センター(西ケ原2-1-6)で「外国人のための防災講座」を開催した。
これは、外国人に対する防災知識の普及・啓発の取組みとして、災害を想定した体験機会の提供を目的としたもの。この日は、帝京大学大学院の学生による、やさしい日本語を使用したミニ講座も開催した。参加したのは、中国、フランス、ネパール、ブラジルなどの出身者12名。やさしい日本語や通訳のサポートを受けながら、地震・煙の体験、消火器体験、防災講座などを通じ、実際に目で見て体を動かし、災害発生時の身を守る方法や備えを学んだ。

(写真:模擬地震体験の様子)

この講座は、地域に住む外国人にも、防災意識を高めてもらい、災害に関する知識や災害時に必要な行動を学んでもらうことを目的に行っているもの。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、令和2・3年度は開催を見合わせていた。

参加者は、始めに、起震装置で、本物の地震を再現した震度6の揺れなどを体験。地震の揺れを体感した参加者たちは、地震になじみの薄いせいか、経験したことのない大きな揺れに驚いた様子だった。

その後、煙体験で火災時の室内の危険を体感し、消火器の種類(粉末消火器・強化液消火器)の紹介や安全に火を消し止めるポイントを学び、水の入った消火器で実習を行った。

体験終了後には、帝京大学大学院公衆衛生学研究科の学生が、やさしい日本語を使用したミニ防災講座を開き、地震が起きたときの身を守る方法や家庭での備え、避難の方法などを学んだ。

5歳の子どもと参加した中国出身の男性は「マンションに住んでいるので、家に帰ったらまず消火器の場所を把握しなければならないと思いました」と真剣な表情で話した。そして、ブラジル出身の女性は「地震体験はとても怖かったですが、日本の建物は安全と聞いたので、安心しました。また、消火器の使い方を今回初めて知ることができたので、いざという時には使えると思います」と話してくれた。

(令和5年3月13日プレスリリース)

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