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掲載開始日:2023年3月30日

最終更新日:2023年3月30日

「社会を支えるプロを目指す!介護のお仕事ガイド」を区内全中学生へ配布

230330-1区内の中学生に介護の仕事の魅力を伝え、2年時に実施する職場体験や将来の進路選択に役立ててもらおうと、今回初めて「社会を支えるプロを目指す!介護のお仕事ガイド」を作成し、区内の公立・私立中学校に配布する。A4サイズ16ページ。本冊子では、分かりやすいイラストで難しく思われがちな介護保険制度や介護の仕事にはどんな種類があるのかを紹介するほか、現役の若手介護士や将来介護職を目指す生徒・学生ら5名のインタビューを掲載し、介護の仕事の魅力、やりがいなどを伝える。

(写真:配布する冊子)

23区で高齢化率が第3位と、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が高く、「長生きするなら北区が一番」を優先課題の1つとしている北区としては、介護人材不足の解消が喫緊の課題となっている。このため、将来の介護人材を確保する取り組みとして、中学生に対して介護の仕事をPRし、将来の進路選択の1つとしてもらうよう、中学生向けに初めて本冊子を作成した。これまで、潜在的介護職など社会人に向けて情報発信することが多かったが、高齢者1人を1.5人の現役世代が支えなければいけない「介護の2040年問題」が徐々に迫るなか、若年層へのアプローチが足りないと危機感を感じたのをきっかけに作成したもの。区内公立中学校1年時に実施される半日型の職場訪問や、2年時に行われる3日間の職場体験事業に介護現場を選択してもらえるよう、区内の公立・私立中学校の全中学生に約8,000部を配布する。
本冊子では、中学生の興味をひくように分かりやすいイラストで介護保険制度や介護の仕事を紹介。また、区内の特別養護老人ホーム、訪問介護、デイサービス事業所で働く若手の介護士3名のインタビューを掲載し、各職員が一日の仕事の流れや介護の仕事の魅力、やりがい、目指したきっかけを語っている。インタビューに協力してくれたデイサービス事業所の職員は、「自分が中学生の時は、将来の仕事として介護の道があることを知らなかった。この冊子を通して、中学生が興味をもってくれたら嬉しい。」と熱く語ってくれた。また、区内には、貴重な教育資源として、介護を学べる専門科を持つ高校や大学があることから、最終ページには将来の進路選択の参考として、介護を専門に学べる都立赤羽北桜高校及び東洋大学ライフデザイン学部に在籍する学生を紹介。東洋大学2年生の学生は、「介護の仕事は今日1日が『本当に楽しかった』と利用者さんから思ってもらえる素敵な仕事だと思う。福祉が少しでも身近に感じてもらえたら嬉しい」と笑顔で中学生へ向けてメッセージを語ってくれた。
 なお、北区は訪問介護の家事援助の資格が取得できる「生活援助員研修」や「北区ステップアップ研修」を年に3回実施しており、公立中学校の保護者に対してチラシを配布し、空き時間を活用しての介護の仕事を勧めている。

※北区生活援助員&ステップアップ研修について、詳しくは北区ホームページへ
https://www.city.kita.tokyo.jp/kaigo/kurashi/hoken/kaigo/enjoin/enjyoin-kensyu-r402.html

(令和5年3月30日プレスリリース)

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