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掲載開始日:2024年5月23日
最終更新日:2024年5月23日
5月16日(木曜日)、区立赤羽小学校(赤羽1-24-6、淵脇泰夫校長)で「北区キッズアスレティックス体験プログラム」が開催され、2008年北京オリンピック4×400mリレー日本代表選手である堀籠佳宏さんら3名が、6年生児童76名に特別授業を行った。
これは、子どもたちの身体能力の基礎である『走る』・『跳ぶ』・『投げる』を育成するため、World Athletics(世界陸連)が行う世界共通の運動能力向上プログラムを実施するもの。
この日は、「ラダースプリント」や「シャトルハードル」、「ターゲットスロー」といった種目で、安全に楽しく、効果的なトレーニングを学び、実践した。児童たちはトップアスリートから直接指導を受ける貴重な時間を過ごした。
(写真:ターゲットスローに取り組む様子)
「キッズアスレティックス」は、World Athletics(世界陸連)認定コーチ資格を持つオリンピック出場経験者などの指導者が、子どもの身体能力の基礎である『走る』・『跳ぶ』・『投げる』を子どもたちへ直接指導する世界共通の運動プログラム。北区では、この体験プログラムを平成25年度から実施している。
この日、区立赤羽小学校では、2008年北京オリンピック4×400mリレー日本代表選手の堀籠佳宏さん、2022年全日本実業団陸上4×400mリレー優勝の飯塚啓伍さん、第81回日本学生選手権大会出場の村上結花さんの計3名が講師となり、同校6年生の児童76名に特別授業を行った。
講師の自己紹介のあとに、準備体操を開始。体全体を大きく使った体じゃんけんでは、白熱した勝負に大きな盛り上がりを見せた。その後は『走る』・『跳ぶ』・『投げる』の3つのセクションに分かれて、プログラムを開始。児童たちは、ラダーと呼ばれるはしごのような細かい間隔をステップしながら走り抜ける「ラダースプリント」や、障害物を飛び越えて往復する「シャトルハードル」、後方に羽根がついたボールを的に向かい投げる「ターゲットスロー」といったプログラムを体験した。
「ラダースプリント」では堀籠さんから、走るときには腕を前は大きく、後ろは小さく振るという腕振りをしっかりすれば足の動きが速くなること、「シャトルハードル」では飯塚さんから、体の芯をしっかりさせることで高くジャンプできるということを学んでいた。また、「ターゲットスロー」では村上さんから、「体を大きく広げて構え、ボールを頭の上を通して、最後は振り切るように投げよう」とアドバイスを貰っていた。
堀籠さんは「運動の楽しさを忘れずにこれからも続けていってほしい」と思いを語った。参加した女子児童は「これからスポーツテストがあるので、今日習ったことをそのときに活かしたい」と感想を述べ、別の男子児童たちは「投げ方のアドバイスを貰い、練習するにつれて上手になったので嬉しかった。『走る』・『跳ぶ』・『投げる』の全てが楽しかった。」と話してくれた。
(令和6年5月23日プレスリリース)
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