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掲載開始日:2024年7月16日
最終更新日:2024年7月16日
北区は7月13日(土曜日)から7月15日(月・祝)の3日間、渋沢栄一ゆかりの地である北海道清水町で、子どもたちを対象とした「森林整備体験学習」を実施した。
これは、区の子どもたちが植樹体験や地元の子どもたちと交流を図りながら、地球温暖化対策として森林の重要性を学ぶことを目的としたもの。
7月14日(日曜日)の植樹祭には、北区と清水町の参加者総勢150名が参加。皆で約800本の苗木を植えるなど、交流活動を通じて、楽しみながら森林やみどりへの理解を深めている様子だった。
(写真:7月14日の植樹祭の様子)
区は、「北区環境基本計画2023」に重点施策として掲げている自治体連携による森林整備の取組みを推進するため、「渋沢栄一翁でつながる東京都北区と北海道清水町との次世代を築く連携及び協力に関する協定」を締結した北海道清水町と、森林環境譲与税を活用し「森林整備体験学習」を実施した。
本事業では、一般公募で選ばれた区内在住・在学の小学5、6年生20名が、7月13日(土曜日)から7月15日(月・祝)の3日間、清水町において、植樹体験や環境学習に参加し、森林と人とのつながりについて学びを深めた。
7月14日(日曜日)に開催された植樹祭では、北区と清水町の参加者総勢150名で、エゾヤマザクラ、ミズナラ、トドマツ等、0.4ヘクタールの面積に約800本の苗木を植える作業を行い、植樹の最後には、やまだ北区長、阿部清水町長と一緒に「東京都北区と清水町の友好の森 記念植樹」と表した記念の看板を設置した。植樹には北区で排出する分の二酸化炭素を清水町の森林が吸収して地球温暖化を防ぐ目的もあり、来年度以降も森林整備体験学習は継続していく。
植樹祭に引き続いて行われた林野庁職員による森林学習では、森林の持つ機能や木育活動について学び、「森林の循環の輪を繋げていく」ことの重要性について理解を深めた。今回、植樹に参加した子どもたちは、「土が固くて爪が痛かったけど、楽しかった」「今日、植えた苗木が育って、きれいな森になってほしい」「東京より涼しいし広いから楽しい」など、都内では味わえない貴重な体験に充実した表情を見せていた。
(令和6年7月16日プレスリリース)
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