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掲載開始日:2024年7月31日
最終更新日:2024年7月31日
7月30日(火曜日)、区役所別館で、北区内在住・在学の15名の中学生モニターが、「北区教育・子ども大綱」の改定、「北区岩淵周辺地区かわまちづくり計画」の策定に向けて、「子どもの幸せNo.1のまち」及び「かわまちづくりで実現したい風景」をテーマに、グループごとに「Google Classroom」や「Jamboard」などを駆使しながら意見をまとめ、やまだ加奈子北区長をはじめとした区関係者の前で発表した。
生徒たちはこの日、「北区教育・子ども大綱」に込めたいメッセージやデザイン、北区岩淵周辺地区が抱える課題を解決していく取り組みなどについて、議論を重ねてきた提言を発表。会議を通して他校の生徒との絆も深まり、発表を終えた中学生たちからは充実した笑顔があふれていた。
(写真:発表を行う中学生モニター)
北区では、次代を担う青少年の意見や提案をできる限り区政に反映させるとともに、青少年が区政に関心を持つことによって地域社会の一員としての自覚を深めてもらうことを目的に、平成13年度から「中学生モニター」を実施している。今年の「中学生モニター」は全3回の開催で、北区内在住・在学の中学生合計15名が参加。計2回の会議や施設見学の中で、「北区教育・子ども大綱」に込めたいメッセージやデザイン、北区岩淵周辺地区が抱える課題を解決するための取り組みについて、グループ全員で意見を出し合った。
3回目のこの日、参加した生徒たちは、やまだ北区長や区関係者を前に緊張した面持ちながらも、一人ひとり堂々と発表を行った。「北区教育・子ども大綱」に込めたいメッセージやデザインとして、「北区の子どもたちの人生が開けていて希望に満ち溢れるよう、「前途洋々」をキャッチコピーにする」、「デザインについて、大人の手と子どもの手を大きく配置することで、両者が手を取り合い支えている様子を表せるようにする」と提言する班や、北区岩淵周辺地区のかわまちづくりで実現したいこととして、「「荒川と共に四季を楽しむ」をコンセプトとし、四季を通して様々なイベントを行い、楽しんでもらうこと」や「みんなが楽しくご飯やスイーツを楽しめるよう、海の家ならぬ「荒川の家」を造ることで、地域の人々の待ち合わせ場所や休憩所として活用してもらえるようにすること」を提案するなど、やまだ北区長をはじめとした区関係者を頷かせていた。これらの提言を聞いた他の班からは、「自分には思いつかなかったアイディアで面白い」、区関係者からは、「どれだけ大人が子どもたちの意見を同じ目線で取り入れて、大人の意見も同じ目線で子どもたちに伝えていけるかが大切だと感じた」など多くの反応があった。
これまでの活動を振り返った生徒は、「様々な視点から物事を見て、実際に自分の目で見てみるということが、課題について考えるうえで大切なことだと感じた。今回、様々な学校の生徒や多くの大人の方々と関わったことで新たな視点や意見を持ち、より良い考えを導き出すことができたので良い経験になった。私たちの発表が少しでも北区に貢献できたらと思う」と感想を述べた。
(令和6年7月31日プレスリリース)
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