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掲載開始日:2020年10月5日

最終更新日:2020年10月5日

河川生物生息調査を実施

201005-1北区は、区内を流れる4河川(荒川・隅田川・新河岸川・石神井川)で、区民が組織する北区釣魚連合会(生田目昭憲会長)の会員20名の協力を得て、『河川生物生息調査』を実施した。今年で37回目。
河川における生物調査を区民と毎年継続的に取り組んでいる区は23区でもあまり例がない。今年度調査では、船上からの投網や河川10地点での釣りによってスズキやマハゼなど30種類530尾の魚を捕獲し、その場で魚種や大きさ等を記録測定した。最も大きい魚はコイで全長79.2cm。今後、魚の可食部(食べられる部位)の総水銀やPCB含有量などの汚染状況を調査し、3回にわたる調査結果は、令和3年3月に区内4河川の『北区河川生物生息調査報告書』としてまとめられる。

(写真:船上からの投網の様子)

北区では、9月10日(木曜日)17日(木曜日)・10月5日(月曜日)の3回に分けて、区内を流れる4河川(荒川・隅田川・新河岸川・石神井川)で、『北区河川生物生息調査』を実施した。同調査は、河川で捕獲した魚種や可食部に含まれる水銀等を測定し、河川の魚類生息状況を明らかにすることで、河川環境や水質を調査しようと昭和59年から始まり、今年で37回目を迎えた。

10月5日(月曜日)の調査は3河川(荒川・隅田川・新河岸川)で行い、北区釣魚連合会の協力のもと10地点に分かれた川岸からの釣りと、船からの投網による捕獲を実施した。捕獲された魚は、その場で全長等を測定して記録、特定外来種と魚肉分析用の少数個体を除いて現場に放流した。魚肉分析では可食部の総水銀とPCBの量を分析する。

釣りおよび投網調査では、手のひらにのるような小さい魚から、両手を広げてもつ大きい魚まで、多種多様な魚が捕獲された。今年度の調査で最長の魚は、投網で捕獲されたコイで、全長79.2cmであった。船上からの投網ではマルタやハスなどが捕獲された。3回に渡って行われた調査で捕獲した魚は、スズキやギンブナ、マハゼなど、捕獲量は合計30種類530尾。前年と種類数は同じであったが個体数が少ない結果となった。

調査に参加した実践女子大学講師(魚類学)の君塚芳輝氏は、「まず37年間も毎年調査を続けていることに大きな意義がある。全体の結果をみると、魚が少なかった時代から現在の豊富な魚種への変遷がよく見て取れる。一方で、都市河川の石神井川で近年見られるアブラハヤやギバチなど、本来は分布していない水域への放流は絶対に行ってはいけない。」と警鐘を鳴らした。

3回にわたる調査結果は、令和3年3月に区内4河川の『北区河川生物生息調査報告書』としてまとめられる。

(令和2年10月5日プレスリリース)

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