渋沢栄一翁のお墓参りをしてきました

渋沢栄一翁が、1931（昭和6）年11月11日に、飛鳥山邸において91歳で永眠して今年で90年を迎えることから、都立谷中霊園にある墓所を訪れ、御線香を上げてまいりました。渋沢翁のお墓は、若き日に仕えた徳川慶喜の墓所を向いて建てられているとのことで、渋沢翁の慶喜公への想いが感じられました。
飛鳥山から葬儀の行われる青山斎場までの沿道には、大勢の見送る人々が並び死を悼んだということで、地域から愛され敬われた渋沢翁に、敬慕の念を抱かずにはおれません。これを機に私自身改めて、渋沢翁が後世の私たちに残した、今なお色褪せない精神を学びなおすとともに、多くの方に知っていただけるよう取組んでいきたいと思います。
さて、その渋沢翁は、日本の国際化と平和を推進すべく、民間外交にも積極的に取組みましたが、大河ドラマ「青天を衝け」では、民間外交の舞台となった飛鳥山がいよいよ登場します。渋沢翁と飛鳥山がドラマ中でどう描かれるのか、大変楽しみです。