ホーム > 文化・観光・スポーツ > トップアスリートのまち・北区 > 東京2020大会プロジェクトチーム > 石野枝里子さんおすすめスポット
ここから本文です。
掲載開始日:2019年2月20日
最終更新日:2019年2月15日
平成29(2017)年10月20日に発行した北区ニュース特集号「オリンピック・パラリンピック特集」で、北区スポーツ大使の石野枝里子さん(2006年トリノオリンピック 女子チームパシュート出場)から北区のオススメスポットを教えていただきました。
そこで今回は、東京2020プロジェクトチーム「#ときおぱ」が、石野さんと一緒にオススメスポットへ行き、その魅力をお伝えいたします!
オススメスポット
赤羽
石野さんがオススメするスポットは、「赤羽」です。赤羽には、飲み屋さんがたくさんあり、いろいろなお店で安く、楽しく飲むことができるので、オススメとのことです。
赤羽は、「本当に住みやすい街大賞2019」で大賞を受賞しました。飲み屋さんだけでなく、商店街も多く、複数路線が赤羽駅を経由することから、大変住みやすい街として大賞を受賞しました。
赤羽ならではの大衆居酒屋や個人経営の居酒屋が建ち並ぶ「赤羽一番街」にも行ってきました。石野さんは、月に1~2回程度、赤羽一番街でおいしいお酒や料理を飲んだり食べたりするそうです。たしかに、赤羽には、お店がたくさんあって、その日の気分によって、選ぶことができるので、何回来ても飽きないと思いました。
そんな魅力あふれる赤羽を、ぜひ訪れてみてください。
また、赤羽には、「トップアスリートのまち・北区」のPR広告塔があります。西が丘地区にトップアスリートの練習施設である「味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)」や「国立スポーツ科学センター(JISS)」があり、多くのアスリートも赤羽を利用します。
現在、ナショナルトレーニングセンター拡充棟(仮称)が建設中で、今後ますますアスリートのまちになることが期待できます。
石野さんは、日本オリンピック委員会(JOC)のスタッフとして、味の素ナショナルトレーニングセンターで勤務しており、今回は、特別にNTC内を見学させていただきました。
番外編
味の素ナショナルトレーニングセンター
北区西が丘に陸上トレーニング場が平成19(2007)年に先行開所され、平成20(2008)年にNTCが全面開所されました。NTCは、日本のトップアスリートが集中的、継続的にトレーニングが行なえる施設です。
石野さんは、このNTCで、主にトップアスリートの練習環境を整える仕事をしており、これまで培ってきたトップアスリートの視点から、さまざまなアドバイスをするなど、トップアスリートとNTC拠点を繋ぐコンサルテーションをしています。
柔道場の面積は、世界一で、1004.5畳あります。これは、学校のプール(25m)4個分の広さにあたります。
床には、トップアスリートへの衝撃を減らすためのスプリングが入っていて、トップアスリートへの配慮も欠かせません。
また、中央には講道館柔道の創始者である喜納治五郎(かのう じごろう)師範の写真があり、「礼に始まり、礼に終わる」という精神をしっかりと守っていて、常に嘉納治五郎先生が見ているという緊張感のある中で練習に取り組んでいるとのことです。
サクラダイニングは、アスリートヴィレッジ1階にある食堂で、自分自身にあった栄養管理を行えるように、ビュッフェスタイルになっています。
食堂には、食器を乗せたプレートを機械の上に置くだけで、自動的に栄養分析が行なえる機器が導入されているなど、食事(栄養管理)もアスリートにとって、大切なことであることを実感しました。
また、トップアスリート同士が交流を行えるように、大きなスペースが確保されており、異なる種目のトップアスリートと交流する貴重な場となっています。
アスリートヴィレッジは、強化活動をするための合宿所です。オリンピックやパラリンピックで力を発揮することができるように、日常的にこのような宿泊施設で泊まり、慣れるようにしておくことも大切とのことです。
石野さんもアスリートヴィレッジを利用することがあるようなのですが、硬めの布団で、体格が大きい人にも配慮したつくりになっているので、寝やすいとのことでした。
(写真提供:日本スポーツ振興センター)
アスリート手形モニュメントに手形がある内村航平選手をはじめとした、日本代表選手もここで練習をすることがあります。
体操場には、さまざまな種目の器具が置いてあり、同じ種目の器具が複数用意されていました。これは、大会によって使用されるメーカーが異なり、跳ね具合などが器具によって微妙に異なるので、出場する大会に合わせて、練習するメーカーも変えるためにたくさんの機器が置いてあるようです。
東京2020大会では、日本選手が普段から使い慣れているメーカーで競技を行うことができるため、メダルラッシュに期待ができるとのお話しでした。
レスリング場には、公式マットが6面もありました。この日は、JOCエリートアカデミー生(※)がトレーニングしており、入念にウォーミングアップを行なっていました。レスリングでは、怪我防止のために、ウォーミングアップがとても大切で、アスリートが飽きないようにバスケットボールやサッカーなどを取り入れるなど、さまざまな工夫をしているそうです。
※JOCエリートアカデミー事業:優れた素質を有する中学・高校生を強化・育成する事業。
今回は、上記の施設を見学させていただきました。
石野さんは、「NTCは関係者以外の立ち入りがないので、練習を集中してできる場所です。また、衣食住が一か所に集まっているので、練習が終わったらすぐに食事をすることができ、トップアスリートにとって大切な環境が整っています。」とおっしゃっており、まさに日本を代表するアスリートが練習するために最適な環境が整っているなと感じました。私たちの生活する北区でトップアスリートが日々練習して、メダルを獲得していることがわかると、ますます応援する気持ちが高まりました。
これからも「トップアスリートのまち・北区」として、北区全体でアスリートを応援していきましょう!!
スポット巡り・インタビュー・NTC見学は、11月下旬に実施しました。
お問い合わせ
所属課室:地域振興部スポーツ推進課トップアスリートのまち推進係
〒114-8503 東京都北区王子1-11-1(北とぴあ10階)
電話番号:03-5390-1136