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とんぼ玉

小さなガラス玉の中に表現する、多彩な世界

とんぼ玉とは色模様を入れたガラスのビーズで、古くは紀元前3千年から世界各国で作られてきました。日本では江戸時代に流行し、当時主流だった柄がとんぼの目に似ていたのでこの名称になったといわれます。主な工程は、ガラスを火で溶かしながら金属棒に巻きつけ、他の色ガラスで絵柄を付け、ゆっくり冷ましてから棒から抜きます。なかのさんは金太郎飴のような方法で作る緻密な細工を得意とし、面白いと感じたデザインをジャンルにとらわれず作っているそうです。

なかの 雅章

なかの まさあき

1971年生まれ。93年日本宝飾クラフト学院卒業、とんぼ玉を始める。スペインへ留学。00年「おしゃれ工房海津屋」とんぼ玉教室主催。06年北区未来を拓くものづくり表彰、09年ビーズグランプリ・ガラス玉部門大賞、11年東京都伝統的工芸品チャレンジ大賞・優秀賞・奨励賞、17年東京マイスター受賞、18年北区区民文化奨励賞受賞。19年モザイク展佳作。

伝統の技を写真で楽しむ

とんぼ玉「赤ずきん」

とんぼ玉とミクロモザイク

伝統の技を動画で楽しむ

とんぼ玉 なかの 雅章
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