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浮世絵木版画

木版画でしか出し得ない色と表情のある木版美を追求

世界に誇れる浮世絵木版画は、江戸時代に誕生しました。古典音楽や古典芸能などと同じように、楽譜やテーマが同じでも時代や人が変わっても常に新たな感覚で表現されています。北斎や歌麿も作り手によって常に素晴しくなる可能性を持って生み出されます。従来の複製木版画という価値観ではなく、新たな価値観として常にオリジナル性のある作品ということです。素晴しい作品と思われるような木版画を作り世界に発信をしていきます。

沼辺 伸吉

ぬまべ しんきち

1952年生まれ。76年23歳の時、摺師・中条甲子雄氏に師事。79年木版画家・吉田遠志氏に師事。浮世絵木版画・現代版画・創作版画など木版画全般の摺りを職業とする。98年北区区民文化奨励賞、10年伝統工芸士(国認定)、12年伝統工芸士(東京都認定)。

伝統の技を写真で楽しむ

現代版画「白梅」1951年 摺師:沼辺伸吉(画家・彫師:吉田遠志)

浮世絵木版画 歌川広重画 「名所 江戸百景」のうち「飛鳥山北の眺望」

伝統の技を動画で楽しむ

浮世絵木版画 沼辺 伸吉
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