掲載開始日:2010年6月23日
最終更新日:2022年7月5日
障害者福祉センター生活介護事業・職員倫理綱領
第1条生命の尊厳
私たち職員は、利用者の生命を尊重し、安全で快適な通所生活ができるように、健康管理に留意し、細心の注意を払います。また、そのために必要な知識・介護技術を身につけるとともに、環境整備にも配慮します。
行動規範
- 私たち職員は、バス車中での利用者一人一人の安全を守り、快適な送迎に努めます。
- 私たち職員は、季節や温度に合わせた衣服の調節を行い利用者の健康に留意します。
- 私たち職員は、利用者の体調、体質、食べ方、ペースを個別に配慮し安全な食事ができるよう心がけます。
- 私たち職員は、室内環境を整え、利用者が気持ちよく安全に利用できるよう心がけます。
第2条人権の擁護
私たち職員は、利用者に対していかなる理由によっても差別せず、権威的にならず、暴力、暴言は行いません。また、他からのいかなる人権侵害も許さず、利用者の人権を守るために毅然と対応します。
行動規範
- 私たち職員は、自らの立場を自覚し利用者や周りからみて不快になるような言動や態度は慎みます。
- 私たち職員は、利用者に対して、大人としてふさわしく「さん」づけで呼ぶように心掛けます。
- 私たち職員は、利用者本人への意思確認や情報の伝達の際はプライバシーに配慮します。
第3条利用者本位の援助サービス
私たち職員は、援助者・支援者としての意識を持ち、利用者本位の援助サービスに努めます。また、利用者に積極的に情報を提供し自らが選択、決定したことを尊重し、行動できるように誠実に対応します。
行動規範
- 私たち職員は、利用者に、活動の内容や予定を事前に分かりやすいよう伝えます。
- 私たち職員は、活動の中で利用者が自分で選べる場面を増やし自己決定できるよう心がけます。
- 私たち職員は、個々の利用者に合わせた分かりやすい言葉と話し方を心がけます。
- 私たち職員は、利用者の障害のみにとらわれることなく、本人の長所を伸ばしていけるよう支援します。
第4条個人の尊厳
私たち職員は、利用者一人一人の人間としての個性、主体性、可能性を尊び、※エンパワメントの姿勢を忘れずに利用者が安心と誇りを持って地域生活を送れるように努めます。
行動規範
- 私たち職員は、利用者一人一人の意思や価値観を尊重します。
- 私たち職員は、利用者本人のできることや可能性を尊重し支援します。
- 私たち職員は、利用者一人一人の思いや、言葉に耳を傾けます。
エンパワメント~利用者が自らの力を引き出せるよう支援すること。
第5条プライバシーの保護
私たち職員は、利用者のプライバシーの権利を保護するために、個人に関する情報の秘密を守り、これを他者と共有する場合については、適切な判断のもと対応いたします。
行動規範
- 私たち職員は、利用者の個人情報の取り扱いには最大限の注意を払います。
- 私たち職員は、基本原則にのっとって係内で基準を整備し、それを遵守します。
第6条地域社会への参加と交流
私たち職員は※共生社会という考えのもと、利用者が地域で暮らす生活者であるということを意識して支援します。また、地域との交流をを図り、他施設・関係機関との関わりを深めていきます。
行動規範
- 私たち職員は、利用者がさまざまな社会資源を活用できるように支援します。
- 私たち職員は、外出・散歩・コンサート・他施設訪問など利用者が地域と交流できる機会を作ります。
共生社会~障害のある人もない人も、みんながお互いのことを大切にして、みんなで助け合う社会
第7条支援サービスの点検
私たち職員は、生活介護サービスに関する不服、苦情を受け付け処理する、苦情解決のしくみを設けます。更に、自己評価制度や利用者満足度の取り組み、第三者評価によるサービスの点検や評価を受け、利用者の権利擁護及び施設運営の適正化を図ります。
行動規範
- 私たち職員は、自己点検やまわりの声に耳を傾け、サービス向上に努めます。
- 私たち職員は、事業の見直しを図り、サービスの改善及び開拓に努めます。
- 私たち職員は、利用者だけでなく家族とのコミュニケーションも大切にするよう心がけます