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掲載開始日:2020年8月27日
最終更新日:2023年3月14日
まだ食べられるのに捨てられている食品のことを「食品ロス」といいます。日本では、年間500万トン以上の食品ロスが発生しています。
食品ロスの中には、手付かずの状態で捨てられている食品もあり、この状況を多くの方に知っていただくことが大切です。
食品ロスの約半分は、家庭から発生しています。主な原因は以下の3つです。
ご家庭で以下のような少しの工夫をすることで、食品ロスを減らすことができます。
食品の期限表示は、消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。
消費期限は「食べても安全な期限」、賞味期限は「おいしく食べることができる期限」です。賞味期限を過ぎてもすぐに捨てずに、自分で食べられるかどうかを判断しましょう。
また、「すぐに食べる」食品であれば、必要以上に賞味期限等が長いものを買う必要はありません。棚の奥からではなく、手前から商品を取る「てまえどり」を積極的に行いましょう。
【環境省】「すぐたべくん」の啓発資材のダウンロードページ(外部サイトへリンク)
【環境省】「てまえどり」の啓発資材のダウンロードページ(外部サイトへリンク)
まずは家にある食材を優先的に使える献立を考え、買い物が必要な場合は、家にある食材をチェックしてから行きましょう。スマホで冷蔵庫の中の写真を撮ってから行くのもいいでしょう。
買い物に行ったら、使いきれる分だけ買うようにしましょう。
以下に、家庭での食品ロスの量を調べることができる環境省が作成した「7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー」を掲載いたしますので、ご家庭での食品ロス対策を見直してみましょう。
食材は、表示に従って、正しく保存すると長持ちします。正しく保存し、残さず使い切りましょう。
以下に食材の保存方法が記載されている農林水産省のホームページを掲載いたしますので、これを参考に食材を正しく保存し長持ちさせましょう。
区では、食品ロス削減のための「30・10運動」を推奨しています。
30・10運動は、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンで、
<乾杯後30分間>は席を立たずに料理を楽しみましょう、
<お開き10分前>になったら、自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう、
と呼びかけて、食品ロスを削減するものです。
「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」に参加している北区では、宴会五箇条(北区版)を作成しています。一人ひとりが「もったいない」を心がけ、おいしく食べきり、宴会を楽しみましょう。
北区では、食品ロスを削減することを目的として設立された自治体間のネットワーク「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」に参加し、食品ロス削減の運動を推進しています。
食品ロス削減や食品の有効活用のため、フードドライブ(ご家庭の未利用食品を集め、子ども食堂等に提供する活動)を実施しています。まだ食べられる食品がご家庭に眠っている方は、ぜひご協力をお願いします。
東京家政大学と連携し、リデュースクッキングレシピ(生ごみ削減レシピ)を作成し、普段捨ててしまいがちな食材の葉や茎などを無駄なく使用し、ごみを減らす調理方法を紹介しておりますので、ぜひご活用ください。
リデュースクッキングレシピを使用した調理実習会を開催しております。
東京家政大学の専門講師による調理実習会で、リデュースクッキングを実際の調理を通して学ぶことができます。
開催日が決まりましたら、北区ニュースやホームページ等でお知らせいたしますので、ぜひご参加ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、令和2年度より開催を中止しています。
<リデュースクッキング調理実習会開催実績>
・令和元年度第1回 令和元年8月9日(金曜日) 親子向けリデュースクッキング調理実習会
・令和元年度第2回 令和元年12月7日(土曜日) 親子向けリデュースクッキング調理実習会
食品ロス削減の取組を広く国民運動として展開していくことを目的として、環境省と消費者庁が主催して食品ロス削減の推進に資する取組を行った方に対して表彰を行います。詳細は下記リンクからご確認ください。
[環境省]令和4年度食品ロス削減推進表彰について(外部サイトへリンク)
○全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会(外部サイトへリンク)
○[消費者庁]めざせ!食品ロスゼロサイトへ(外部サイトへリンク)
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お問い合わせ
所属課室:生活環境部リサイクル清掃課
〒114-0002 東京都北区王子1-12-4 TIC王子ビル2階
電話番号:03-3908-8538