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最終更新日:2023年3月20日

3月17日 生徒の様子

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令和4年度 第67回卒業式を行います。

令和4年度 第67回卒業式を本校体育館にてとりおこないます。

3年間学んできた卒業生の旅立ちをしっかりと祝う式にしたいと思います。

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 在校生 9時35分 (保護者9時15分~9時45分)
 来賓 9時50分入場
 卒業生 9時55分入場

(1) 開式の言葉
(2) 国歌斉唱
(3) 学事報告
(4) 卒業証書授与
(5) 校長式辞
(6) 北区長・教育委員会告辞 教育長 清正浩靖様
(7) 来賓祝辞 小林PTA会長
(8) 来賓紹介・祝電披露
(9) 送 辞 ・在校生代表(2年1組 渡邉 (英)さん
(10) 答 辞 ・卒業生代表(3年1組 林 (優)さん、2組 種村 、1組大塚さん)
(11)式 歌 「 旅立ちの日に 」(卒業生)
(指揮: 3年1 組 渡邉 (由)さん伴奏: 吉田先生 )
(12)校歌斉唱
(13)閉式の言葉

 第67回卒業式を無事挙行いたしました。

祝 第67回卒業式を無事挙行いたしました。

本日午前10時より第67回卒業式を無事挙行いたしました。厳粛に式は執り行われ、65名の卒業生に卒業証書が授与されました。とても感動的な卒業式となりました。ご来賓代表として清正浩靖教育長、小林PTA会長よりご祝辞を頂戴しました。在校生を代表して2年生渡邉(英)さんが送辞をおこない、答辞は卒業生を代表して種村さん、林(優)さん、大塚さんが行いました。祝辞も送辞も答辞も、そして式歌、最後に全員で歌った校歌も大変素晴らしく、感動あふれる素敵な卒業式となりました。
本日の卒業式は、在校生全員と来賓30名、保護者78名、計108名の皆さまにご参加いただきまして誠にありがとうございました。

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本日、校長阿久津の式辞を掲載し、ご来場できませんでした皆様への挨拶に替えさせていただきます。
式辞 
 朝の日差しが日ごとに輝きを増し、春の訪れを感じる頃となりました。
本日、東京都北区立堀船中学校第六十七回卒業式を挙行するにあたり、清正浩靖教育長・名取ひであき区議会議長・大島実区議会副議長をはじめ、多くのご来賓の皆さまにご臨席賜りましたことを、心より感謝申し上げます。
保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。六十五名の卒業生を迎え、ここに卒業式を行うことができますことを、心から慶び、感謝申しあげます。
そして卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。みなさんが今日という日を迎えることができたのも、保護者の皆さんの深い愛情と、地域の方々のご協力のたまものであると思います。
思い起こせば三年前、みなさんは、中学校生活の初日から、新型コロナウイルス感染症の影響を受けることになりました。感染拡大防止のために、体育館で行うはずであった入学式が、急遽、校庭開催となったからです。式の翌日からは臨時休業となり、6月になって初めて、分散登校という形で学校に登校できるようになりました。しかし、みなさんが中学校生活で楽しみにしていたはずの部活動もできず、大会やコンクールも全て中止という状況が続きました。
最上級生となった本年度、制限付ではありましたが、学校での授業や行事、部活動などで活躍しているみなさんの姿を、保護者の方や地域の皆様にようやくお見せすることができるようになりました。そして、みなさんが最も楽しみにしていた、京都・奈良・伊勢への二泊三日の修学旅行にも行くことができました。三年ぶりにやっと実現できた今年の修学旅行は、生徒のみなさんにとって、長らくの悲願が達成された日でもありました。中学校生活の最初で最後の宿泊行事を心から楽しむ卒業生のみなさんの姿を見ることができて、私は本当に嬉しく思いました。
このようにして、長きにわたるコロナ禍から活動再開へと社会が動き始めていった時、今度は伝統をいかに復活させていくのかが問題になりました。制限のない運動会や文化祭、地域ボランティア活動等の経験が全くないみなさんでしたが、三年前の行事を再現しようと一生懸命努力してくれました。生徒会、専門委員会、学級委員会の自治活動を中心に、英知を出し合い、話し合いながら、さまざまな活動に取り組んでくれました。その結果、コロナ禍以前よりも現代社会に合った、より合理的で充実した行事の運営や校則の見直しを行うことができました。また、地域の祭礼や神社の落ち葉掃きボランティアでも、みなさんが率先して参加し、在校生に素晴らしいお手本を見せてくれました。自分のことよりも先に、他人のために奉仕する姿を常に見せてくれた卒業生のみなさんは、どの学校にも誇れる本校の宝物です。私はこのコロナ禍を通して、伝統というものは、形式ではなく、人々の精神や行動の中に宿るものだと気がつきました。行事や活動は、その「形」を少しずつ変えていきます。しかし、在校生の目にしっかりと焼き付いたみなさんの奉仕の精神は、変わらない堀船中の「伝統」として、いつまでも引き継がれていくことでしょう。

さて、私はこの一年間、学校だよりで北里柴三郎博士について紹介してきました。今から百三十年前、伝染病との闘いに強い思いを持って挑み、多くの人々の命を救った偉大な細菌学者です。北里は、2024年からはじまる新紙幣のうち、千円札の肖像に選定された人物でもあります。
数ある北里の功績のうち、特に有名なのは、世界初となる破傷風菌の純粋培養の成功です。当時死亡率が約80%と言われた破傷風ですが、その原因となる破傷風菌については、ある著名な学者が唱えた「破傷風菌の純粋培養はできない」という学説が定説になっていました。しかし北里は、たとえどんなに立派な人物の考えであっても、常に疑問を持ち、決して鵜呑みにしませんでした。北里は、その有名な学者の定説は、自身の師であるコッホの提唱した細菌学の原則に反していると考えたのです。自ら学び、研鑽を重ねた信念に基づいて、北里は実験を開始しました。最初は失敗続きで、研究室の同僚にからかわれたり、冷笑されたりしました。しかしそれでも北里は実験を続けます。自らの見識と努力を信じていたからです。そうして大変な苦労の末に、やがて、不可能と言われた破傷風菌の純粋培養を世界で初めて成功させるのです。
これから皆さんが羽ばたこうとしている社会は、AI の急速な進化や技術革新に伴い、人の働き方や生き方を含めた社会全体の構造までが激しく変化していくことが予想されます。また、今なおコロナ禍が社会全体に大きな影響を与え続けている上に、ロシアのウクライナへの軍事侵攻も重なり、混迷と閉塞感が世界を覆っています。
こうした厳しい時代を生きる皆さんであるからこそ、北里柴三郎のように、どんな逆境にあっても自分を信じられる人になって欲しいと思います。それにはまず、何かをしたい、何かになりたいという強い想いを持つことが重要です。なりたい自分を見つけたら、優れた人やお手本になる人を見つけて、一生懸命に努力をしてください。たとえ小さなことでも、日々の努力の積み重ねが、やがて誰に何を言われてもブレない自信へと変わっていきます。そして、その自信こそが、変化の速い時代にあっても、自らにとって正しい判断を行うことが出来る確かな根拠になるのです。
だから皆さんはこれからも、自分の得意なことや好きなことを活かして、社会に貢献しながら、より良い人生を送ってください。堀船中学校生として学び続けたみなさんなら、きっとできるはずです。
この学舎で行われる卒業式は、今回の第六十七回の卒業式をもって最後となります。古い歴史と伝統を持つこの式場から巣立っていく素敵な卒業生と、それを見守ってくださるご来賓の皆さま、保護者の皆さま、そして在校生全員が、こうして一堂に会して祝うことができたことは、正に感無量であります。
最後になりましたが、卒業生の保護者のみなさま、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。お子様はこんなに立派になりました。晴れの姿に、感激ひと塩のものがあろうかと拝察いたします。
卒業生の今後の健やかな成長を祈念いたしまして、式辞といたします。
令和五年 三月 十七日
北区立堀船中学校 校長 阿久津 光生
 

 

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お問い合わせ

東京都北区立 堀船中学校

〒114-0002 北区王子5-2-8

電話番号:03-3911-8817

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