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最終更新日:2022年4月7日

4月7日 生徒の様子

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新入生を迎える準備ができました。

 2.3年生が新入生のために、お祝いの心のこもった掲示物を校内のいろんなところに飾ってくれました。とってもきれいです。ありがとうございました。

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本日は、快晴に恵まれました。
それでは、午前 9時55分 新入生入場
午前10時00分 開式
予定通り第69回入学式を挙行させていただきます。

令和四年度 第六十九回入学式を無事挙行いたしました。

 本日、午前10時より、69名の新入生を迎え、第69回入学式を無事挙行いたしました。
ご来賓として小林PTA会長よりご祝辞を頂戴しました。新入生代表誓いの言葉は、1年生金子さんが行いました。在校生を代表して3年生の大塚くんが歓迎の言葉を行いました。誓いの言葉も歓迎の言葉も、とっても素晴らしかったです。そして何より新入生全員と在校生の代表が、ともに思い出に残る立派な式典にしようとする雰囲気がとても感じられた素敵な式典となりました。
本来ならば、在校生全員とたくさんのご来賓の皆さまのご参加をいただくところですが、式場には、ご来賓は小林PTA会長のみ、16名の在校生代表が参加してとり行いました。
最後に、校長阿久津から、教職員の紹介を行いました。

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阿久津の式辞を掲載し、本日、入学式にご来場できませんでした皆さまにへの挨拶に替えさせていただきます。

令和四年度入学式 式辞
四月に入り、木々の緑がいっそうまぶしくなってまいりました。
本日、東京都北区立堀船中学校 第六十九回入学式を挙行するにあたり、本来であれば、本校の在校生全員と、多くの地域のご来賓の皆様にご臨席を賜るところでございますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、規模を縮小せざるを得ませんでした。そのために、保護者の皆さまにも、各ご家庭一名ないしニ名の入場とさせていただきましたことを、改めてお詫び申しあげます。一方で、こうした厳しい状況の中でも、ご来賓代表として小林PTA会長様からご祝辞をいただけますことを、心より感謝申しあげます。
保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。六十九名の新入生を迎えて、ここに入学式を行うことができますことを、心から喜び感謝申し上げます。
新入生のみなさん、入学おめでとうございます。皆さんの入学をとても心待ちにしていました。
今日から、歴史と伝統ある堀船中学校の一年生です。

みなさんの中学校生活のスタートにあたり、今日は三つお話をします。
一つ目は、中学校三年間で、自分から進んで学ぶ生徒になってほしいということです。
明日から始まる中学校の授業や、その他の様々な活動で、時には間違えたり、失敗することもあると思います。でも、恥ずかしがる必要は全くありません。失敗や間違いは、皆さんを大きく成長させてくれる貴重な経験になります。遠回りすることで、新しい出会いがあったり、思いがけない発見をもたらしてくれることもあります。新しく出会った友達との学び合いの中で、「わかる」ことや「できる」ことを一つ一つ積み上げて、学ぶ楽しさや面白さをたくさん感じてください。私たちも、皆さんと共に学んでいきたいと思います。
二つ目は、思いやりをもち、助け合える生徒になってほしいということです。
自分勝手なわがままを言ったり、友達が嫌がることをしていては、気持ちの良い学校生活を送ることはできません。一人の友達のことをみんなが大切に思い、相手の気持ちになって、優しい心遣いをすることが、居心地の良いクラスを創ります。お互いの意見や考えの違いを認め合い、高め合うことで、自分も集団も豊かに成長していけるものです。今日から、新しい友達と支え合って、楽しい中学校生活を送ってください。
三つ目は、自分の夢の実現に向かって努力し続ける生徒になってほしいということです。
東京オリンピック・パラリンピックの柔道七十三キロ級で、リオ五輪に続き二連覇を達成した大野将平選手のことを知っている人も多いと思います。大野将平選手は、リオ五輪で金メダルをとった時、派手なガッツポーズをしなかったことなどが世界中から賞賛されました。大野選手の相手を敬う姿勢は、中学校の道徳科の教科書にも掲載されました。
その大野選手を柔道界の絶対王者へと導いた指導者がいます。中学・高校時代の恩師である、世田谷学園柔道部監督の持田治也先生です。持田先生は、数々の五輪金メダリストを輩出した、講道学舎という中学・高校一貫指導の全寮制の柔道私塾で長年ご指導されてきました。先日、その持田先生とお話しをする機会がありました。大野選手について伺ったところ、大変興味深いお話を聞くことができたので、みなさんにもお伝えしたいと思います。
大野選手は、先に講道学舎の門を叩いた二つ上のお兄さんの背中を追って、小学校六年生の時に故郷・山口から上京し、講道学舎の入門試験を受けました。当時の体重は五十キロほどで、周囲に比べて非常に細かったこともあり、入門試合の成績は振るいませんでした。柔道を学ぶ兄が、道場に見学に来ていた母に対して「この様子では無理だから山口に連れて帰った方が良い」と話すほど、全く歯が立たなかったそうです。しかし持田先生は、大野選手の中に光るものを見抜いていました。母の前でボロボロになって泣きながらも、強い相手に何度でも挑戦し続ける姿は、誰もが見せられるものではないと感じたのです。こうして大野選手は入門を許可されました。この日がなければ、現在の大野選手の姿はなかったかもしれません。
ある日、持田先生は、大外刈りと内股という、大きな選手が得意とするような技を習得するように大野選手に指導しました。まだ小柄で細身だった大野選手ですが、恩師の言葉を真摯に受け止めて、大外刈と内股の練習に切り替えます。周囲が自分の得意技を磨く中、大野選手は内股、大外刈りの練習をひたすら繰り返して、絶え間ない努力の末に習得していきました。そして高校二年生の時、全国高校総体(インターハイ)の個人戦で見事優勝を果たします。今となっては大野選手の代名詞とも言われる大外刈りや内股という技は、ただ相手を倒すだけでなく、恩師の的確な助言と、己を信じて苦しい練習をやり通した大野選手の努力を示す証なのです。
「継続は力なり」という言葉もあるように、皆さんも新しい生活の中で、大野選手のようにたゆまぬ努力を積み重ね、自分自身を大きく成長させてほしいと願っています。

さて、保護者の皆さま、改めましてお子様のご入学おめでとうございます。本日から堀船中学校の生徒として、お子様をお預かりいたします。思春期を迎える子どもたちにとって、中学校生活は 将来、立派な社会人となるための重要な準備期間でもあります。
保護者の皆さまとしっかりと連携を保ちながら、生徒一人一人を大切にして、どんなに予測困難な時代になろうとも、たくましく、より良く生き抜く力を育んで参る所存であります。何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
結びになりますが、本日、制限により会場にお呼びすることのできなかったご家族の皆様、地域ご来賓の皆様、そして、弟さんや妹さん、後輩たちの晴れの入学式を見ることができなかった在校生のみなさんにも、お詫びとご協力いただいたお礼を申し上げて、式辞といたします。

令和四年四月七日

東京都北区立堀船中学校 校長 阿久津光生

 

 

 

 

 

 

 

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東京都北区立 堀船中学校

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