掲載開始日:2018年7月1日
最終更新日:2024年11月15日
地域貢献型空き家利活用モデル事業
このモデル事業とは、空き家を提供できる所有者(オーナー)と空き家で利活用したい地域貢献活動団体を広く募集し、登録をしていただき、区主催のマッチングで双方の意向が合致し、事業実施することが決定し、その事業を実施するにあたり空き家の改修工事をする場合、改修費用の一部助成をするものです。
募集物件
障がいの方や高齢の方も一緒に働く場(宅配弁当)と障がいの方の相談の場
- 希望エリア:北区全域
- 広さ:20~30坪程度
- 家賃:1坪あたり5,000円~1万円程度(ご相談させていただきます)
- その他:1台程度の駐車スペース
- 団体担当者からの一言:障がいの方や高齢の方と一緒に、高齢者向きの煮物や野菜中心の塩分控えめなお弁当を手作りし、安否確認も含めてご自宅まで配達しております。この活動の次の拠点として空き家を募集しており、建物も人も生きる地域貢献を考えております。
事業内容

まずは、相談・登録を
- 事前に区と相談をしてください。(住宅課住宅政策係)
- 相談後、登録申請をしていただきます。
- 登録後、オーナーと地域貢献団体の思いが一致しそうなペアのマッチング(お見合い)を行います。登録してから意向が合致しそうなオーナーや地域貢献団体が見つかるまで時間のかかる場合等があります。
助成金額
1棟につき上限200万円(対象となる改修工事総額費用の3分の2)
それぞれの要件
(1)オーナーの要件
- 事業の趣旨に賛同し、地域貢献のために空き家を10年以上提供する意思を有すること。
- 暴力団関係者ではないこと。
- 住民税・固定資産税を滞納していないこと。
(2)地域貢献団体(空き家を利活用して事業を行うもの)の要件
- 本事業の趣旨に賛同し、地域貢献のために空き家を10年以上利活用して事業を行う意思を有すること。
- 地域交流の活性化等に関する活動について、3年以上の実績を有すること。
- 営利的、政治的又は宗教的な目的を有する団体ではないこと。
- 暴力団ではないこと。
(3)空き家の要件
- 改修工事の日から10年間、本事業のために利活用することができる空き家であること。
- 所有者(オーナー)の名義で所有権保存登記、又は所有権移転登記が行われていること。
- 借地の空き家については、土地の所有者との間で、借地契約が締結され、かつ空き家を地域貢献団体が使用することについて土地の所有者の同意を得ていること。
- 建築基準法その他関係法令の基準を満たし、新耐震設計基準(昭和56年6月1日施行)を満たすこと。
- 次に掲げる北区のまちづくりに関する事業との整合性を図ったものであること。
(ア)都市整備事業
(イ)狭あい道路拡幅整備事業
例えば
地域貢献活用の例
- 多世代交流が生まれる地域に開かれたコミュニティスペース
- 産後ケアのママ達のためのコミュニティスペース
- 放課後の子どもたちの居場所と学習支援
- 若者、子育て中の女性の雇用を支援する場
- 高齢者のコミュニティスペースなど
対象となる工事の例
地域貢献に関する事業のために行う改修工事を対象とします。
耐震基準を満たすための工事
建築課の木造民間住宅耐震化促進事業で対応できる場合があります。あらかじめご相談ください。
活動に必要な改修工事
床、玄関、外壁、屋根、手すり、段差解消等バリアフリー化、キッチン、トイレ等の水回りのリフォーム、部屋等の仕切り変更、壁紙、防犯工事、電源増設等