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掲載開始日:2024年4月5日

最終更新日:2024年4月5日

浮体式ペロブスカイト太陽電池の共同実証実験開始

240405-2-1「2050カーボンニュートラル」の実現に向け、エネルギーの脱炭素化が求められるなか、再生可能エネルギーの導入量を拡大できる有力な選択肢として期待されるフィルム型ペロブスカイト太陽電池について、民間事業者3社の共同実証実験を、東京都北区の区有施設を活用し、令和6年4月3日から開始した。
 なお、浮体式ペロブスカイト太陽電池の実証実験は国内初の事例となる。

(ペロブスカイト太陽電池)

北区は、令和3年6月に表明した「北区ゼロカーボンシティ宣言」に基づき、「2050カーボンニュートラル」の実現に向けて、省エネルギーの促進や再生可能エネルギーの導入など、これまで取り組んできたCO2排出量の削減に向けた取組みをより一層推進し、区民や地域、事業者と一体となって、将来的な脱炭素社会の実現を目指すとしている。
このたび、閉校となった旧清至中学校跡地の学校プールを活用し、積水化学工業株式会社、エム・エム ブリッジ株式会社、恒栄電設株式会社の3社が、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を水上に設置するための共同実証実験を実施する。区では、本実証実験を支援することで、「2050カーボンニュートラル」の実現に向けた取組を加速化させる後押しをする。
フィルム型ペロブスカイト太陽電池は軽量で柔軟という特長により、従来のシリコン系太陽電池では設置が難しかった場所への設置が可能となり、再生可能エネルギーの導入量を拡大できる有力な選択肢として期待されている。
また、本実証実験は、令和6年4月3日から1年間の実施予定。
 やまだ加奈子北区長は、この取組みについて「区では、2050カーボンニュートラルの実現に向け、様々な取組みを進めている。このような世界的にも注目されている革新的な取組みを公民連携で推進しながら、日本の技術が未来に繋がるよう後押しをしていきたい。」と語った。

(参考)

積水化学工業株式会社
https://www.sekisui.co.jp/news/2024/1401291_41090.html

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