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掲載開始日:2023年9月25日
最終更新日:2023年10月27日
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行しますが、昨年から今年にかけては、散発的にインフルエンザが発生しており、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超える状況が続いています。
都内では「流行注意報基準」である定点当たり10.0人を超え、インフルエンザ患者が急速に増加しています。今後、さらに流行が拡大する可能性もあるため、十分な注意が必要です。
インフルエンザにかからない、感染を広げないために、こまめな手洗い、消毒、咳エチケットなどの基本的な感染防止対策を心がけましょう。
インフルエンザワクチンは、り患した場合の重症化防止に有効と報告されています。早めに予防接種を受けましょう。
東京都保健医療局より、都内のインフルエンザ「流行注意報」が出ています。
インフルエンザについて(東京都保健医療局)(外部サイトへリンク)
インフルエンザは、流行時期に合わせ、毎年、第36週から翌年の第35週までの1年間をインフルエンザシーズンとして発生動向を調査しており、2023-2024年シーズンは、2023年9月4日が起点となります。
都内定点医療機関からの第42週(10月16日から10月22日)の患者報告は21.74で、前週と比較して急増しており、「流行注意報基準」である定点当たり10.0人を超える状況が続いています。
北区内定点医療機関からの第42週(10月16日から10月22日)の患者報告は45.82で、前週と比較して約2倍に増加しています。「流行警報基準」である定点当たり30.0人を超え、区内ではインフルエンザの大きな流行がみられています。
2022年と比較してインフルエンザ患者の増加が2~3か月ほど早く、早期からの警戒が必要です。
また、区内の保育園や学校では、インフルエンザの集団発生や学級閉鎖報告が増えています。
ワクチン接種時期より早いタイミングでの流行開始のため、感染拡大しやすく、一人ひとりの感染防止対策が重要となります。
最新の感染症発生状況については、下記ホームページ、北区感染症週報をご確認ください。
インフルエンザの流行状況(東京都2023-2024年シーズン)(外部サイトへリンク)
インフルエンザは、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」と、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」により感染します。
発熱、咳等の症状があり、インフルエンザの疑いがある方は、早めに医療機関を受診しましょう。
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お問い合わせ
所属課室:北区保健所保健予防課結核感染症係
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話番号:03-3919-3102