ここから本文です。
掲載開始日:2024年1月22日
最終更新日:2024年7月1日
フッ素を含む有機化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称してPFASと呼びます。PFASの中には、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)があり、耐熱性や耐薬品性に優れているので、フライパンの表面加工、撥水材や泡消火剤として、幅広く使用されていました。
PFOS、PFOAは安定な構造をしているため、分解されにくく、環境中で長く存在すると言われています。環境中への放出による汚染を防止する目的で、現在は製造や輸入は原則禁止、使用も制限されています。
詳しくは、PFOS、PFOAに関するQ&A(環境省)(外部サイトへリンク)をご確認ください。
日本国内で人の健康に影響が発生しているとの報告はありません。PFOAについては、人に対して、免疫系、血清中コレステロール、発がん等への影響が指摘されていますが、量や濃度、影響の度合いについては現時点で明らかになっておりません。水道水のPFOS、PFOAについては、水質基準としてではなく、法的義務がない水質管理目標値として、PFOSとPFOA合計で50ng/Lと定められています。この値については、現在、国の専門家会議で最新の科学的知見に基づき、見直しを行っているところです。
東京都では、PFASに関しての電話相談窓口を設置しています。
03-5989-1772
月曜日から金曜日(国民の祝日及び年末年始を除く)
午前9時00分から午後5時00分まで