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最終更新日:2022年5月26日

校長挨拶

~子どもたちの末来を拓く学校づくりを目指して~

●東京都北区立飛鳥中学校のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 令和2年度より飛鳥中学校長として着任いたしました高田 勝喜(まさき)と申します。今年度で3年目を迎えますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 令和4年度は、新入生72名を迎え、全校生徒246名で教育活動が始まりました。リノベーション校舎が完成し、新しく生まれ変わった校舎で「始業式・入学式」を迎えることができました。
 感染症への対策を取りながらの新学期のスタートではありますが、生徒たちの元気な姿に、そして、明るく開放的な新校舎で生徒たちを迎えることができ、教職員一同、ホッとすると同時に、うれしく感じております。
 飛鳥中学校の良き伝統と76年という歴史を受け継ぎ、地域・保護者の皆さまの期待に応えることができるよう教職員一丸となり、より良い学校を目指して取り組んでまいります。
 以下の「目指す学校像」を柱に、本校の教育目標を具現化するため、学校経営を推進してまいります。

【目指す学校】

1. 生徒にとって通いたい学校

・自由と規律を重んじ、自ら考え、判断し、主体性をもって活動できる学校
・安全・安心で安定した学校(トリプル・エー・スクール)
・落ち着いた環境の中で、学習や諸行事・部活動等に取り組める学校

2. 保護者・地域にとって信頼できる学校(保護者にとって通わせたい学校)

・我が子の良さを伸ばし、人権に配慮した指導の行き届いた学校
・安心して我が子を送り出し、安全に校内生活を送ることのできる安定した学校
・保護者や地域から期待され、よりよい信頼関係を築くことができる学校

3. 教職員にとって働きがいのある学校(教職員にとって通いたい学校)

・「チーム飛鳥」として協働の精神を大切に、教育活動が推進できる学校
・生徒一人一人の力を伸ばし、笑顔があふれる活力のある学校
・業務の効率化、働き方改革を推進し、ライフワークバランスのとれた学校(職場)

 

 また、東日本の未曾有の大震災を被られた宮城県岩沼市立玉浦中学校との交流は、思うように進められていませんが、決して忘れてはならない被災を今後も生徒とともに考えてまいります。かけがえのない生命。今、輝く飛鳥中生徒の素晴らしさをさらに伸ばしていこうと強く思うところです。

 微力ではございますが、さらに、子どもたちの豊かな心の育成と学力の向上、地域社会の発展と幸福のために、誠心誠意努力してまいります。
どうぞ今後も変わらぬご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

(北区立飛鳥中学校長 高田 勝喜)

 

【学校周辺の主な歴史・文化遺産等の紹介】

 近くには、校名の由来でもあります桜の名所「飛鳥山」があり、春の行楽シーズンにはたくさんの方々が訪れる美しい所です。
 そして本校校舎は、縄文時代の西ヶ原貝塚遺跡(貝塚が酸性土を中和し奇跡的に残った縄文完全人骨発掘等で学術的に有名な馬蹄形遺跡)の上にあります。
 この地は、古代より、上野方面から続く硬い岩盤であり、東京都内でも最も安全な所と言われています。
 校門前には近代日本の資本主義の父・富の根源は仁義道徳と説かれた渋沢栄一がかつては住んでおられました。そのため渋沢栄一史料館が飛鳥山にあり、ゲーテ研究図書館であるゲーテ記念館も近くにあります。
 また、日本に帰化された日本文学者・文化勲章受賞者のドナルド・キーン博士(北区の名誉区民)も、商店街である染井銀座(ソメイヨシノ発生の地である染井墓地の桜から命名)、霜降銀座を歩きながら、お惣菜(そうざい)を買っておられる姿にお会いできたようです。
 その他、多数のバラなどで大変美しい旧古河(ふるかわ)庭園や広大な日本庭園の六義園(りくぎえん)も近くにあります。
 春の連休を過ぎる頃になりますと、ルポライター浅見光彦シリーズ(今年死去された推理小説の内田康夫著)の浅見家が本校住所と同じ西ヶ原3丁目でもあり、団子(だんご)の平塚亭(ひらつかてい)や平塚神社周辺を約2万人と言われる浅見ファンクラブの方々がミステリーツアーで歩いておられます。機会がおありならばどうぞ一度訪れてみてください。

お問い合わせ

東京都北区立 飛鳥中学校

〒114-0024 北区西ケ原3-5-12

電話番号:03-3910-6175

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