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掲載開始日:2024年2月6日

最終更新日:2024年2月6日

「国連を支える世界こども未来会議 in KITA-ku」開催

240206_1_12月4日(日曜日)、(城北信用金庫本部会館 6階大ホール(北区豊島1-11-1)で、「国連を支える世界こども未来会議*1 in KITA-ku」が開催された。
これは、「国連を支える世界こども未来会議」の北区版に位置付けられるもので、北区では初めての開催となった。当日は、区内在住・在学の小学4~6年生21名が渋沢栄一の「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現を目指した理念とも重なるSDGsの観点から「住み続けられる未来の北区」をテーマにグループごとにディスカッションし、やまだ区長をはじめとした審査員の前で発表した。
「技術革新を生むために新たなことに挑戦すること」のアイデアを発表し、最優秀賞に選ばれたBグループは、2024年3月に東京都庁で開催される「第4回国連を支える世界こども未来会議」に出席する予定となっている。

(写真:最優秀賞を受賞したBグループ 一般社団法人ピースコミュニケーション財団一木広治代表理事(左)とやまだ加奈子北区長(右))

 

「国連を支える世界こども未来会議 in KITA-ku」は、一般財団法人ピースコミュニケーション財団が主催する「国連を支える世界こども未来会議」の北区版として開催するもの。
ディスカッションでは、自分らしくいきいきと生きるあり方や心地の良い状態であるために大事なキーワードが書かれている日本電信電話株式会社が開発した「わたしたちのウェルビーイングカード」を使い、それぞれ「住み続けられる未来の北区」のために重要だと思うカードを選び、最終的にグループで話し合い1つのカードに決定。なぜそれが「住み続けられる未来の北区」にとって重要なのか、そして自分たちがその実現のために明日からできること、そして思い描く未来の北区について議論した。
ディスカッション後はやまだ区長をはじめとする審査員を前に、グループごとにまとめた意見を発表。最優秀賞には、「新しいことに挑戦することで多様な人々が集まる区になり、技術革新が生まれて様々な社会問題の解決につながる。そのために、学校で孤立している友達に声をかけ、お互いの言語や価値観を学び合うプログラム(=北区ダイバーシティプロジェクト)を実施する」というアイデアを発表したBグループが選ばれた。同グループは今後、2024年3月に東京都庁で開催される「第4回国連を支える世界こども未来会議」に出席し、他自治体やエリアから選出された代表者や世界のこどもたちに向けてアイデアを発表する予定となっている。
今回最優秀に選ばれたBグループの5年生の児童は「今日は自分たちで北区の未来を考えたいと思い参加しました。チームで考えた『北区ダイバーシティプロジェクト』は、明日からすぐにできることとして具体的な取組みを考えたところが難しかったですが、そこが評価されたと思います。最後のプレゼンテーションも緊張しましたが、次の東京都庁での発表も頑張りたいです」と語ってくれた。
他にも、「行きたくなるスタンプラリー」と称し、学校や地域の人々と触れ合うイベントを開催し、人と人とが交流を深めることで協調性を学ぶことが必要であると発表したり、「思いを繋げる輪を作ること」が重要とし、バスの中で席を譲った少年に回りまわって親切が返ってくる寸劇を披露したグループなど、小学生ならではの視点で個性豊かなアイデアが発表された。

*1 国連を支える世界こども未来会議

SDGsのゴールである「2030年以降の世界はどうなって欲しいか、そのためにはどうすればいいのか」を世界のこども達がつながり、みんなで未来の地球を考え、発信していくための会議。2021年より第1回こども未来国連会議が開始され、第3回までの会議で延べ35か国が参加している。
2022年からは、本会議の国内展開をスタートしており、豊島区、品川区、浜松市、大阪エリア、沖縄エリアで実施している。2023年2月には、国連本部よりタイトル「国連を支える世界こども未来会議 -The Chidlren Conference of the Future in Support of the United Nations-」の認証を受けた。

(令和6年2月6日プレスリリース)
 

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