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最終更新日:2015年4月23日
平井保昌(958~1036)は源頼光に従った武者で、「一人武者」と呼ばれ、渡辺綱や坂田金時などの「四天王」とともに世に知られた人物です。
平井保昌が東国を見廻っていたとき、この辺りで昼食をとり、使った杉箸を「源氏が栄えるなら大木になれ」と地に挿したのが巨木になったと伝えられた杉の木があり、「平井保昌の杉」と呼ばれていました。
この杉は、明治43年、嵐で倒れてしまいましたが、これを惜しんだ人々が、これから木目を活かした波頭の図の額を作り、さらに昭和4年、その杉があった所に「平井保昌之遺蹟」と題した石碑を建てました。
石碑は、新幹線建設工事により現在地に移設されました。
東十条1-7-11
文化財説明板