北区版アーティストバンク「ショウケースライブ2024」開催

1月27日（土曜日）、28日（日曜日）の2日間、北とぴあつつじホール（王子1-11-1）にて、北区版アーティストバンクに登録された若手アーティストによる「ショウケースライブ2024」が開催された。本ライブは、区ゆかりの若手アーティストを区民に広く知ってもらうことを目的としたもので、昨年に続き今回が3回目。
2日目の1月28日（日曜日）は12組のアーティストが熱演。来場者は、若手アーティストのエネルギッシュな演奏やパフォーマンスに心を躍らせ、会場全体が一体となって盛り上がった。

_{（写真：当日の公演の様子）}

北区と（公財）北区文化振興財団は、「文化の創造と人々の交流を育むまち」というコンセプトのもと、文化芸術活動の拠点として「ココキタ」を平成27年4月からオープンし、若手アーティスト活動支援や、区民への文化芸術の普及活動に力を入れている。
北区版アーティストバンクとは、6年前からスタートした若手アーティストを支援する事業で、北区文化振興財団がココキタで活動する様々なジャンルのアーティストの情報を「アーティストバンク」として集約し、地域でのイベントや催し、お祭り等への出演依頼を受け、紹介する取り組み。
「北区版アーティストバンク」のお披露目公演の2日目である1月28日（日曜日）は、様々なジャンルの若手アーティストたち12組がリレー形式で次々と演奏やパフォーマンスを披露した。クラシック、モダンジャズなど多くの人に馴染み深い音楽だけでなく、1910年代の伝統的なニューオリンズジャズ、アフリカのダンスパフォーマンスなど普段あまり触れることのない演奏やパフォーマンス、更には三味線奏者に助演を加え、歌舞伎舞踊の伴奏音楽である「長唄」が披露されるなど、来場者たちの目と耳を楽しませていた。
当日友人と一緒にライブを堪能した女性は、「今日は自分の好きなジャズの演奏があるとのことだったので、初めて来てみましたが、クラシックや三味線、アフリカの音楽など、様々なジャンルの音楽を楽しむことができました。区の若手アーティストを知る機会であるとともに、観客が新たな音楽の良さを知ることができる機会でもあると思います。区の若手アーティストの今後の活躍を期待したいです。」と満足した様子で語ってくれた。

（令和6年1月30日プレスリリース）