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掲載開始日:2023年11月10日

最終更新日:2023年11月10日

化学物質過敏症を知っていますか

化学物質過敏症とは

化学物質過敏症は、大量の化学物質にふれたり、低濃度の化学物質に長期でふれたりすることで発症します。一度発症すると、日常で使っているものに含まれるわずかな化学物質によって、頭痛やめまいなどさまざまな症状があらわれます。重症化すると生活に大きな支障があり、苦しんでいる人がいます。

症状

この症状は一例です。このほかにもさまざまな症状があります。

  • 頭痛、吐き気
  • 鼻炎
  • 疲労感、不眠
  • 皮膚のかゆみ、湿疹
  • 動悸、けいれん

治療

治療方法は確立していません。原因の化学物質を避けることが有効な対処法です。

原因となるもの

こちらは一例です。わたしたちの身の回りにあるさまざまな化学物質が原因です。

  • 洗剤や柔軟剤、芳香剤などの日用品に含まれる香料
  • 化粧品や整髪料
  • 除菌グッズやアルコール消毒液
  • 殺虫剤や虫よけスプレー
  • 接着剤や塗料
  • 自動車の排気ガス
  • たばこ

わたしたちにできること

誰もが化学物質過敏症になる可能性があります。身近に苦しんでいる方がいるかもしれません。

このような症状があることを理解し、ご配慮をお願いします。

  • 香水などの香りが過度にならないように、使用を控えるなどの配慮をしましょう。
  • 洗剤や柔軟剤は、無香料のものを使ったり、使用量に配慮しましょう。
  • 殺虫剤や制汗スプレーなどは、周囲の人にかからないように注意しましょう。
  • 室内でスプレーなどを使ったときは、よく換気をしましょう。
  • 家庭菜園などで化学肥料や除草剤を使うときは、飛び散らないようにしましょう。

 消費者庁ポスター「その香り困っている人もいます」(PDF:829KB)

 

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お問い合わせ

所属課室:健康部健康政策課健康政策係

〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 北区役所第一庁舎1階

電話番号:03-3908-9016