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掲載開始日:
最終更新日:2020年5月2日
東京都北区指定有形文化財(考古資料)
平成10年10月13日指定
この土偶は縄文時代後期前葉(約3700~3800年前)のもので、出土した時点ではバラバラの状態でしたが、ほぼ完全な形に復原することができました。身長は26センチで、全体的に細身に作られ、やじろべえのように腕を大きく横に開いているのが特徴です。胸には乳房の表現があり、女性であることがわかります。腰の部分には、腰蓑(こしみの)のようなものがみられます。顔面は円盤状であり、仮面を被ったようにも見受けられます。後頭部には径1センチほどの円孔があけられており、そこに棒のようなものを挿し込んで、土偶を立たせるのに用いたと考えられます。
出土場所
西ヶ原1丁目
現地で見学可能な資料はありません。
管理者・展示場所
北区飛鳥山博物館
常設展示 縄文人のくらし