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最終更新日:2020年5月2日
東京都北区指定有形文化財(考古資料)
平成13年4月10日指定
縄文時代中期から後期初頭にかけての土器群です。五領ヶ台式土器42点、阿玉台式土器15点、勝坂式土器32点、加曽利E式土器44点、称名寺式土器4点の計137点を数えます。このうちの多くは深鉢と呼ばれる土器で、高さ20センチ未満の小型のものから40センチ以上の大型のものまであり、土器の表面には煮炊きに用いられた際に付着した炭化物が認められます。
中里遺跡は低地に立地する遺跡で、土器群のほかに丸木舟(東京都指定有形文化財)が見つかっており、また中里貝塚(国史跡)も存在し、当時の低地における人々の活動を物語っています。
北区飛鳥山博物館
常設展示 縄文人のくらし