ホーム > 文化・観光・スポーツ > 北区飛鳥山博物館 > 展示・催し物 > 企画展示(2階)
ここから本文です。
掲載開始日:
最終更新日:2024年3月20日
18世紀末のヨーロッパでは、細密な技術で美しい版画作品が数多く生み出されました。中でも、ファッションプレートと呼ばれた、当時のトレンドや未来の流行を予測した作品の数々は、現在のファッション雑誌に匹敵する情報として、欧米の服飾文化を現在に伝えます。
日本からは遠く離れた欧米で作られたファッション・プレートは、明治時代を迎え、外国の文物を受容しはじめた日本にも伝えられました。明治期以降の浮世絵作品や大正時代以降のデザインにも少しずつ影響を与えたと言われています。
この展覧会では、北区出身の家政学者である伊藤紀之氏が収集したコレクションを特別に公開します。
あるコレクターの目を通して集められたファッション・プレートはどのような世界を映し出したのでしょうか。そして、日本の近代と欧州のファッション・プレートはどのような交差があったのでしょうか。
ぜひ春の飛鳥山で美しいファッションプレートコレクションをご覧ください。
会期:3月20日(水曜日・祝日)~5月12日(日曜日)
時間:午前10時~午後5時
会場:特別展示室・ホワイエ
休館日:毎週月曜日(3月25日、4月1日、4月8日、4月15日、4月22日、4月30日、5月7日)
観覧無料