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掲載開始日:2019年11月18日
最終更新日:2019年11月18日
【生の野菜を原因とするO157食中毒事例】
2014年(平成26年)静岡市で露店の冷やしキュウリで大規模食中毒。…511名発症。
2016年(平成28年)千葉県等老人ホームのキュウリの和え物で食中毒。…84名発症(10名死亡)
2017年(平成29年)アメリカ、カナダでロメインレタスで食中毒。…約60名発症(2名死亡)
【生野菜1gあたりの平均細菌数】
野菜 |
一般細菌数 |
大腸菌群数 |
---|---|---|
トマト |
1,200 |
13 |
キュウリ |
350,000 |
71 |
レタス |
970,000 |
1,900 |
野菜に種類によって、付いている菌の数がかなり異なります。なお、どの野菜も、水洗い(30秒間の流水洗い)をした場合、菌数は3分の1くらいに減ります。
「サラダなどで生で野菜を食べるとき、野菜に付いている汚れや菌が気になるけれど、家庭で塩素消毒などは難しい」という方のため、家庭でおすすめの生野菜の洗浄消毒方法をご紹介します。
野菜によって特徴があるので、おすすめの洗浄消毒方法も、野菜によって異なります。それぞれの野菜に合った方法で、洗浄消毒しましょう。
キュウリやレタスに比べて、トマトはもともと菌数が少なめです。また、表明がつるつるしているので、汚れが菌が落ちやすく、水洗いしただでもきれいです。50℃洗いをすれば、さらにきれいになります。
キュウリはイボイボがあるため、水洗いしても菌がなかなか落ちません。
健康な大人が食べるなら、水洗いでも大抵は大丈夫ですが、小さいお子さんやお年よりが食べる場合や、菌が気になる人は、熱湯5秒かけ(あるいは熱湯5秒浸し)が、おすすめです。
レタスは表面積が大きい分(ヒラヒラしている分)、重さあたりの菌数は多いです。
しかし、キュウリのようなイボイボは無いので、50℃で洗うと、菌はよく落ちます。しかも、ややしおれたレタスも、シャッキっとします。
もっと詳しく知りたい方は、添付ファイルをご覧ください。
50℃洗いの方法なども載っています。
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所属課室:北区保健所生活衛生課食品衛生係
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