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掲載開始日:2024年3月1日

最終更新日:2024年3月1日

北海道森町からいただいたホタテを使った献立を区立小・中学校で提供

240301_2_12月29日(木曜日)、区内の小中学校の学校給食で、北海道森町からいただいたホタテを使った献立が提供された。
 これは、東京電力福島第一原発の処理水の放出を受けて中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止したことにより大きな影響を受けた、ホタテ養殖が盛んな北海道森町が全国の学校給食にホタテおよそ50万食分を無償で提供してくれることになり実現したもの。
この日、滝野川紅葉中学校では森町のホタテを使った「森町ホタテの香草パン粉焼き」が提供され、生徒らは北海道の地に想いを馳せながら、特別な献立を美味しそうに笑みを浮かべながら味わっていた。

(写真:森町のホタテを使った給食を食べる生徒)

北海道森町では、中国が日本の水産物の輸入を全面的に禁止する措置を取ったことを受けて、深刻な影響を受けた水産加工業者を支援するため、町内事業者からホタテを買い取り全国の学校給食に無償で提供する取り組みを実施しており、北区でも小学校5校、中学校5校で、無償提供していただいた約4,000食分のホタテを使った給食が提供された。
この日、滝野川紅葉中学校では、ハーブ等を混ぜ込んだパン粉を大粒なホタテにのせてオーブンで焼いた「森町ホタテの香草パン粉焼き」が提供された。
給食の時間がはじまると、生徒から、北海道の生産者の支援のために無償提供されたホタテを使った給食であることが紹介された。ホタテを使ったメニューは生徒からの人気も高く、おかわりのホタテを巡ってじゃんけん大会をする一幕もあった。
生徒からは「ホタテは高い食材なので一つひとつ美味しさを噛みしめながら食べました。輸入制限されていることはニュースで見て知っていました。これからホタテなどの水産物を食べるときは生産者さんの想いを考えながら食べたいと思います。」と感想を述べてくれた。

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提供された給食(中央下が「森町ホタテの香草パン粉焼き」)

 

(令和6年3月1日プレスリリース)
 

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