東京都北区と群馬県中之条町「北区と中之条町との森林整備の実施に関する協定」を締結

3月28日（木曜日）、東京都北区と群馬県中之条町は、森林整備の実施に関する協定を締結した。
この協定は、北区と中之条町が相互に協力して、中之条町内の森林整備を実施することによる地球温暖化対策の推進や、森林資源を活用した連携事業の実施による地域間交流の促進を目的としたもの。
今回の協定締結を契機に、協定対象区域である「きたくの森」の森林整備を進めていくとともに、それぞれの住民を対象とした環境交流事業を実施する。

（写真：協定対象区域（きたくの森予定地））

北区は、令和5年2月に策定した「北区環境基本計画2023」の重点施策として、自治体連携による森林整備の取組みを推進することを掲げている。

令和4年度からの取組みとして、区主催の環境学習事業である「省エネ道場」において、友好都市である中之条町と連携し、森林環境に関する講座を開催しているところであり、同町との取組みのさらなる連携強化及び北区ゼロカーボンシティの実現に向けて、このたび、同町と協定を締結し、町有林の森林整備を進めていくこととなった。

この協定に定める町有林の区域については、「きたくの森」と名付け、森林整備を実施し、その取組みによって得られる二酸化炭素吸収量を区の地球温暖化対策事業に活用するとともに、森林施業を伴う森林資源を活用した環境交流事業を実施し、相互交流の場としても活用する。

また、区は今後も他の友好都市等との連携による森林整備の取組みについて検討していく。

（令和6年3月28日プレスリリース）