ホーム > 区政情報 > 広報・広聴 > 報道 > プレスリリース > 令和6年3月プレスリリース > 【3月12日】「オリンピアンスケート教室」開催

ここから本文です。

掲載開始日:2024年3月12日

最終更新日:2024年3月12日

「オリンピアンスケート教室」開催

240312_13月10日(日曜日)、ダイドードリンコアイスアリーナ(西東京市東伏見3-1-25)で、「オリンピアンスケート教室」を開催した。これは、日本トップレベルの選手等から直接指導を受けるスポーツ教室を開催し、未来を担う子どもたちに夢と希望を与えるとともに、技術向上を図ることを目的とするもの。講師には、2006年トリノオリンピックにスピードスケートで出場した大菅小百合(おおすがさゆり)さんと石野枝里子(いしのえりこ)さん、東京都スケート連盟公認指導員6名を迎えた。参加した小学生49名は、オリンピアンや指導員から、楽しみながら最高峰の指導を受けた。

(写真:オリンピアンから指導を受ける様子)

北区では、トップアスリートが持つ技術や競技体験を、一流選手・指導者から子どもたちへ直接伝えることで、未来を担う子どもたちに夢と希望を与えるとともに、技術の向上と「トップアスリートのまち・北区」の推進を目的に、平成22年度からさまざまな競技で「トップアスリート直伝教室」を実施している。
この事業の一環として、ダイドードリンコアイスアリーナでオリンピアンスケート教室を開催。講師に、オリンピアンであるスピードスケートの大菅小百合(おおすがさゆり)さん・石野枝里子(いしのえりこ)さん及び東京都スケート連盟公認指導員6名を迎え、区内在住・在学の小学1年生から6年生までの49名が参加した。
まずはスケート靴を履いて地上を歩く練習や準備運動をしてウォーミングアップ。その後は、初心者から経験者までレベルごとに5つのグループに分かれて、リンク上での練習を開始。初心者のグループでは、「手を使ってバランスを保ちながらかかとをしっかり地につけて」と講師からアドバイスを受けて、まずはリンクの上をゆっくりと歩き、少しずつ早く歩けるようになった。最初は慣れない氷上での動きに恐る恐る手を離していた子どもたちが、転びながらも徐々に滑れるようになり、スケートの楽しさを感じられている様子であった。経験者のグループでは「右・左のリズムを保って片足で長くバランスが取れるように」とアドバイスを受けて何度も往復し練習を重ね、慣れてくるとストップやターンなどさらに難しい技術の練習を行った。そして、最後にはオリンピアンや指導員の前で、習得した新たな技術を交えながら長い距離をスピードを上げて堂々と滑れるようになっていた。
最後にオリンピアンから「最初は怖がっていた子が一人で滑れるようになったのを見てとても感動しました。転ぶのは怖いと思いますが、楽しいと感じたら今後も是非スケートを続けてほしいです」と子どもたちにメッセージが送られ、教室は終了した。
参加した小学5年生の児童は、「久しぶりにスケートを滑りましたが、思ったより早く感覚を思い出すことができました。2時間があっという間に感じるくらい楽しかったです」と満足そうな表情で答えてくれた。

【参考】講師を務めたオリンピアン

大菅 小百合さん【スピードスケート】

主な成績
 2002年 ソルトレイクシティオリンピック  500m 12位
  1000m  18位
 2006年 トリノオリンピック  500m  8位  
 

石野 枝里子さん【スピードスケート】

主な成績
 2006年 トリノオリンピック チームパシュート 4位
 2011年 ワールドカップ 5000m 日本記録樹立

 

(令和6年3月12日プレスリリース)
 

お問い合わせ

所属課室:地域振興部スポーツ推進課

電話番号:03-5390-1136